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午後:債券サマリー 先物は反発、日銀緩和維持を受け一段高
配信日時:2022/09/22 15:49
配信元:MINKABU
22日の債券市場で、先物中心限月12月限は6営業日ぶりに反発。日銀が金融政策の現状維持を決めたことが伝わると一段高となり、午後には148円88銭まで上伸する場面があった。
米連邦準備理事会(FRB)は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続となる0.75%の利上げを決め、委員らの政策金利見通し(ドットチャート)は22年末で4.4%(前回6月会合の予想は3.4%)、23年末で4.6%(同3.8%)に引き上げられた。これを受けて同日の米長期金利は一時上昇したものの、一段の金融引き締めが米景気の悪化を招くとの見方が広がるとともに低下に転じた。これを手掛かりに国内債は買いが先行し、午前の債券先物は概ね堅調に推移した。午後に入ると、日銀がこの日の金融政策決定会合で、現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和策の継続を決め、金融政策の先行き指針(フォワードガイダンス)も変更しなかったことを好感。足もとで円安が急速に進んでいるにもかかわらず、日銀の緩和姿勢が維持されたことが買い安心感につながっているといった様子だった。ただ、夕方に黒田総裁の記者会見が予定されているほか、今晩にはイングランド銀行やスイス国立銀行など多くの中央銀行が政策金利を発表することもあって引けにかけてはやや上値が重くなった。
先物12月限月の終値は前日比43銭高の148円69銭となった。現物債市場では新発10年債の取引が3営業日ぶりに成立し、0.230%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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