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米外為市場サマリー:FOMCの結果を受け一時144円70銭まで上昇

配信日時:2022/09/22 07:56 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円06銭前後と前日に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円79銭前後と同1円50銭強のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)はこの日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続となる0.75%の利上げを決め、委員らの政策金利見通し(ドットチャート)は22年末で4.4%(前回6月会合の予想は3.4%)、23年末で4.6%(同3.8%)に引き上げられた。これを受けて米長期金利が上昇するとともに、日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時144円70銭まで上伸した。ただ、7日につけた高値144円99銭には届かず、その後は一段の金融引き締めが米景気の悪化を招くとの見方などからドルの上値が重くなった。一方、ユーロが対ドルや対円で軟調で、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻で部分的な動員令に署名したと伝えられたことで地政学的リスクなどが意識されたようだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9837ドル前後と前日に比べて0.0130ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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