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午後:債券サマリー 先物は小幅続落、FOMC控え動意薄

配信日時:2022/09/20 15:41 配信元:MINKABU
 20日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。前日の米債券安を受けた売りは朝方で一巡し、その後は16日終値を挟んで方向感なく推移した。  20~21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、同時に開示する委員らの政策金利見通し(ドットチャート)、FOMC後に行われるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすかった。また、今週は21~22日に日銀金融政策決定会合が開かれるほか、22日にはスイス国立銀行、イングランド銀行、ノルウェー銀行などの中央銀行が政策金利を発表する予定であることも動きにくさにつながった。なお、総務省が朝方発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇と30年11カ月ぶりの上昇率となったが、市場では「日銀は現在の金融緩和策を当面維持する」との見方が根強く相場の反応は特にみられなかった。  先物12月限の終値は前営業日比3銭安の148円45銭となった。現物債市場で新発10年債の取引は、午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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