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米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時143円70銭台に上昇

配信日時:2022/09/16 07:44 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円52銭前後と前日に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円53銭前後と同80銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した8月の小売売上高が前月比0.3%増と横ばいを見込んでいた市場予想を上回ったほか、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が21万3000件と5週連続で減少したことを受けてドル買い・円売りが先行。20~21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げが継続されるとの見方が広がるなか、ドル円相場は一時143円73銭まで上伸した。その後は日本の通貨当局による為替介入への警戒感から上値が重くなったが、米長期金利の上昇がドルを支えるかたちで堅調に推移した。一方、欧州中央銀行(ECB)が積極的な金融引き締めを続けるとの観測などから、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0001ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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