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米外為市場サマリー:為替介入の思惑で一時142円50銭台に軟化

配信日時:2022/09/15 07:51 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円08銭前後と前日に比べ1円50銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=142円70銭前後と同1円50銭弱のユーロ安・円高だった。  東京時間に日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したと伝わり、円安是正介入を警戒したドル売り・円買いが優勢だった。また、この日に米労働省が発表した8月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%の低下と2カ月連続のマイナスとなったことや、朝方に一時3.47%まで上昇した米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は142円55銭まで軟化する場面があった。ただ、13日に発表された米8月消費者物価指数(CPI)が強い内容だったことをきっかけに、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの見方が強まっており、売り一巡後は下げ渋る動きとなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9981ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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