みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は急反落、新発10年債の取引成立せず

配信日時:2022/09/14 12:25 配信元:MINKABU
 14日午前の債券市場で、先物12月限は急反落。予想以上の米消費者物価指数(CPI)を受け米長期金利上昇圧力から債券への売りが膨らんだ。  債券先物は寄り付きから売り優勢の展開。前日13日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.3%と市場予想を上回る上昇となり、強いインフレを退治するには景気悪化させるような利上げが必要になるとの見方が強まった。これを受けて、同日の米長期金利が3.41%に上昇した流れが東京市場に波及した。日銀がきょう実施する国債買い入れオペについて、残存期間「5年超10年以下」の買い入れ額を従来計画の5000億円から5500億円へ増額するとあって相場を下支えしたが、戻りは限定的だった。  午前11時の先物12月限の終値は前日比50銭安の148円59銭となった。なお、現物債市場では新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ