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外為サマリー:財務官の円安牽制発言で一時144円00銭台に伸び悩む

配信日時:2022/09/14 10:23 配信元:MINKABU
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円42銭前後と前日の午後5時時点に比べ2円20銭弱のドル高・円安となっている。  13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円58銭前後と前日に比べて1円70銭強のドル高・円安で取引を終えた。米8月消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回ったことで、米利上げが加速するとの見方などから一時144円68銭まで上伸した。  この流れを引き継いだ東京市場は朝方に144円94銭まで値を上げる場面があったものの、その後は7日につけた24年ぶり高値144円99銭が意識され上げ一服商状。財務省の神田真人財務官が為替相場について「緊張感を持って監視し、あらゆるオプションを排除せずに適切な対応をしたい」と発言したことも影響し、午前9時40分ごろには144円07銭まで押された。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9979ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0170ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円11銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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