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午後:債券サマリー 先物は続伸、5年債入札結果は強め

配信日時:2022/09/13 15:28 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前日の好地合いを引き継ぐかたちでスタートし、午後は5年債入札の結果を手掛かりに一段高となった。  日銀が指し値オペ(公開市場操作)で国債を買い入れる姿勢を継続していることが投資家心理を支えていることに加え、前日が最終売買日だった先物9月限からの中心限月交代に絡む買いなどが入ったもよう。前日の米長期債相場は反落(金利は上昇)したが、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことから東京市場への影響は特にみられなかった。午後に入ると、財務省が実施した5年債入札が強めの結果となったことを好感した買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭と前回(8月16日)の2銭から縮小し、応札倍率は3.79倍と前回の3.40倍を上回ったことで、債券需給の引き締まりが意識されたようだ。  先物12月限の終値は前日比38銭高の149円09銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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