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米外為市場サマリー:1ドル142円80銭台で推移、米金利上昇が支援材料

配信日時:2022/09/13 07:54 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円84銭前後と前週末に比べ40銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=144円59銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安だった。  この日にニューヨーク連銀が発表した8月の消費者調査で、予想物価上昇率(中央値)が1年先と3年先がともに低下したことを受け、ドル円相場は一時142円16銭まで軟化した。ただ、米10年債入札が低調な結果となったことを背景に米長期金利が上昇すると、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで142円80銭台に切り返した。一方、ユーロが対ドルや対円で堅調で、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁が11日に「現在の消費者物価トレンドが続く場合、ECBは利上げ継続を求められる」との見解を示したことなどが材料視されたようだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0122ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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