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午後:債券サマリー 先物は続伸、米債券高が支援材料

配信日時:2022/09/12 15:25 配信元:MINKABU
 12日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前週末の米長期債相場が持ち高調整の動きなどから小幅ながら反発(金利は低下)したことが買い手掛かりとなった。  ただ、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が9日に「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利上げの実施を支持する」と述べるなど、足もとでFRB高官のタカ派的な発言が相次いでいることから米金利の先高観は依然として根強く、債券先物の上値は限定的だった。また、この日は財務省による国債入札や日銀の国債買いオペがなく需給面での材料に乏しかったほか、13日に発表される8月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとする向きも多く、模様眺めムードが広がりやすい面もあった。  先物12月限の終値は前週末比8銭高の148円71銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて横ばいの0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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