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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時144円40銭台に上昇

配信日時:2022/09/09 07:52 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円11銭前後と前日に比べ40銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=144円08銭前後と同20銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が22万2000件と4週連続で減少したことや、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が8日に参加した討議で利上げを継続する姿勢を改めて示したことがドル買いにつながった。20~21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測を背景に米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されたこともあり、ドル円相場は一時144円44銭まで上伸した。ただ、足もとでの急速なドル高・円安に対する警戒感もあり、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会で0.75%の利上げが決まったことを受け、ユーロ買い・円売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9997ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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