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午後:債券サマリー 先物は反発、欧米金利の上昇一服で買い戻し

配信日時:2022/09/08 15:37 配信元:MINKABU
 8日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日ぶりに反発。欧米金利の上昇一服を受けて買い戻しが先行し、午後は順調な入札結果を手掛かりに上げ幅を広げる場面があった。  7日の米長期債相場が持ち高調整とみられる買いで反発(金利は低下)したほか、同日の欧州債利回りもエネルギー価格の下落などを背景に低下した。これが国内債の支援材料となり、前日に7月5日以来の安値をつけた債券先物に買い安心感が広がった。午後に入ると、財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)で、応札倍率が4.90倍と前回の3.63倍を上回ったことを好感した買いが流入。債券先物は一時149円50銭台に乗せた。ただ、今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれるほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が討論会に参加する予定であることから積極的には上値を追いにくく、引けにかけてはやや伸び悩んだ。  先物9月限の終値は前日比17銭高の149円44銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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