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午後:債券サマリー 先物は続落、欧米債券安の流れを引き継ぐ

配信日時:2022/09/07 15:54 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前日の欧米市場で債券が売られた流れを引き継ぎ、午前には148円79銭と7月5日以来の安値をつける場面があった。  米サプライマネジメント協会(ISM)が6日に発表した8月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことで、同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方が一段と強まり、米長期金利が上昇した。また、欧州中央銀行(ECB)が8日の理事会で大幅利上げを決めるとの観測から、同日の欧州債利回りが上昇したことも国内債に影響した。ただ、日銀が定例の国債買いオペで「残存期間5年超10年以下」の買い入れ額を前回の5000億円から5500億円に増額することを伝えると、これが一定の安心感を誘うかたちで債券先物は下げ渋る動きとなった。とはいえ、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることが重荷となり戻りは限定的だった。  先物9月限の終値は前日比11銭安の149円27銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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