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米外為市場サマリー:金融政策の方向性の違いが意識され一時143円00銭台に上昇

配信日時:2022/09/07 08:04 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円80銭前後と前日に比べ2円20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円43銭前後と同1円80銭強のユーロ高・円安だった。  オーストラリア準備銀行(中央銀行)が6日に0.5%の利上げを決めるなど、世界の主要中銀がインフレ抑制のため積極的な金融引き締めに動くなか、大規模な金融緩和策を維持する日銀との金融政策の方向性の違いを意識した円売りが優勢だった。この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことなどを背景に、米長期金利が3.3%台に上昇したこともドル買いにつながり、ドル円相場は一時143円07銭と1998年8月以来およそ24年ぶりの水準まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9904ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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