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午後:債券サマリー 先物は反落、時間外の米金利上昇が影響

配信日時:2022/09/06 15:37 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。軟調に始まったあとは持ち直す場面があったものの、時間外取引で米長期金利が上昇すると国内債にも売り圧力が強まった。  債券先物は売りが先行。前日の米債券市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、天然ガス価格の高騰などを背景としたインフレ懸念から同日の欧州債利回りが上昇したことが影響した。ただ、下値では押し目買いが入り、午前10時過ぎにはプラス圏に浮上。この日に財務省が実施した30年債入札を無難に通過すると上げ幅をやや広げ、午後には一時149円59銭まで上伸した。とはいえ、時間外取引で米長期金利が前週末終盤の3.19%台から水準を切り上げると、債券先物は再びマイナス圏に沈んだ。なお、30年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が11銭と前回(8月9日)の19銭から縮小し、応札倍率は3.28倍と前回の2.95倍を上回った。  先物9月限の終値は前日比15銭安の149円38銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.235%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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