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午後:債券サマリー 先物は反発、米債券高などが影響

配信日時:2022/09/05 16:07 配信元:MINKABU
 5日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。前週末の米長期債相場が反発(金利は低下)したことや、この日の日経平均株価が底堅く推移したことから、寄り付きから買いが優勢だった。  前週末2日に発表された米8月雇用統計は、非農業部門の雇用者数の伸びは市場予想範囲内にとどまり、雇用の堅調さが続いているとみられた半面、失業率は3.7%と前月から上昇した。これを受けて米長期債が買い優勢となり、これが波及するかたちで東京市場の債券先物は寄り付きから買われる展開。この日は日銀の通常の国債買いオペや財務省による国債入札がなく、今晩の米市場がレーバーデーの祝日で休場となることから模様眺めムードが広がりやすかった面もあったものの、円安を背景に日経平均株価が底堅く推移したことが追い風となり、債券先物は午後に入って一段高となった。なお、あす6日には財務省による30年債入札が予定されている。  先物9月限の終値は前週末比26銭高の149円53銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%低下の0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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