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午後:債券サマリー 先物は反落、欧米金利の先高観から売り優勢
配信日時:2022/09/01 15:33
配信元:MINKABU
1日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。欧米金利の先高観が強まっていることが影響し、国内債も軟調な展開を強いられた。
足もとで米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言が相次いでいる。前日にはクリーブランド連銀のメスター総裁が講演で「来年初頭までに政策金利を4%超の水準に引き上げ、その水準を維持する必要がある」と述べ、同日の米長期金利は2カ月ぶりの高水準をつけた。また、前日に発表された8月のユーロ圏消費者物価指数が高い伸びとなったほか、欧州中央銀行(ECB)メンバーでドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル総裁が「来週の政策決定において力強い行動が必要」との考えを示したことで、同日の欧州債利回りも上昇した。市場では欧米の中央銀行がインフレ抑制のために積極的な金融引き締めを続けるとの見方が多く、債券先物は寄り付きから売りが優勢。あすに米8月雇用統計の発表を控えているとあって持ち高を一方向には傾けにくいものの、海外金利の上昇圧力の高まりが国内債の重荷となった。なお、この日に財務省が実施した10年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は4銭と前回(8月2日)の6銭から縮小し、応札倍率は4.01倍と前回の3.02倍を上回った。
先物9月限の終値は前日比10銭安の149円43銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%上昇の0.240%と7月21日以来の水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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