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午後:債券サマリー 先物は反落、リスクオン地合いで売り優勢

配信日時:2022/07/20 15:42 配信元:MINKABU
 20日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。日米株高を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、安全資産とされる債券は売りが優勢だった。  米連邦準備理事会(FRB)による急激な利上げが米景気を冷やすとの警戒感が後退するなか、前日の米市場でNYダウなど主要株価指数が大幅高となる一方、米長期債相場が続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及した。債券先物は朝方の売りが一巡したあと下げ渋る場面もあったが、日経平均株価の上昇が重荷となり戻りは限定的。きょうから2日間の日程で日銀金融政策決定会合が開かれ、積極的には動きにくいことも戻りの鈍さにつながった。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)の応札倍率が3.47倍(前回は4.42倍)にとどまるなど相場を押し上げる材料にも乏しく、終日軟調に推移した。  先物9月限の終値は前日比11銭安の149円19銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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