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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.230%に低下

配信日時:2022/07/13 15:49 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。前日の欧米市場での債券高(金利は低下)が支援材料となり、寄り付き直後には149円39銭まで上伸する場面があった。  中国で新型コロナウイルス感染症が再拡大していることや、欧州でのエネルギー供給の先行き不透明感などを背景に世界景気の鈍化懸念が強く、12日の欧米市場では相対的に安全な資産とされる債券への買いが目立った。この流れを引き継ぐかたちで東京市場でも債券先物に買いが先行したものの、今晩に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて一段の上値追いには慎重姿勢。市場では上昇率が前月を上回るとの見方が多く、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め加速が意識されやすかった。この日は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」「変動利付債」を対象とした国債買いオペが実施されたが、いずれも無難な結果で相場を押し上げる材料には至らなかった。  先物9月限の終値は前日比6銭高の149円26銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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