注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続伸、東エレクが1銘柄で約61円分押し上げ
配信日時:2022/06/24 13:01
配信元:FISCO
24日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり127銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は続伸。190.99円高の26362.24円(出来高概算6億2905万株)で前場の取引を終えている。
23日の米株式市場ではNYダウが194.23ドル高と反発。下院での議会証言における、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のインフレ対応を最優先する姿勢が当局の信頼回復に繋がるものとして好感された。一方、インフレ抑制に「無条件」で取り組むとしたタカ派な姿勢や6月製造業PMIの悪化を受けて一段と強まる景気後退懸念が上値を抑えた。ただ、議長が景気後退は必然ではないと言及したほか、金利の低下を受けたハイテク株の買いが相場を支え、主要株価指数は引けにかけて上げ幅を拡大、ナスダック総合指数は+1.62%と大幅反発となった。米株高を引き継いで日経平均は57.17円高からスタート。ナスダック100先物やアジア市況の上昇を追い風に買いが続き、前引け直前に26391.11円(219.86円高)まで上昇した。
個別では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、日本電産<6594>が大幅高。郵船<9101>、商船三井<9104>の海運や、信越化<4063>やダイキン<6367>の値がさ株も大きく上昇。エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、SHIFT<3697>などグロース(成長)株も全般強い動き。値上げの発表で味の素<2802>も大幅に上昇。神戸物産<3038>、花王<4452>、第一三共<4568>などディフェンシブ銘柄も高い。韓国子会社の上場が承認されたダブル・スコープ<6619>、洋上風力発電の新たな公募ルール案が手掛かりとなったレノバ<9519>はそれぞれ急伸。ほか、自社株買いを発表した塩野義<4507>、MSOL<7033>のほか、業績予想の下方修正が悪材料出尽くしと捉えられたサイボウズ<4776>が大きく上昇。レーティング格上げが観測されたディスコ<6146>も大幅高。
一方、景気後退懸念が強まるなか、三菱重<7011>やIHI<7013>、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、住友鉱<5713>、コマツ<6301>、ENEOS<5020>などが大きく下落。為替の円高・ドル安への揺り戻しを受けて三菱自<7211>、マツダ<7261>など自動車関連が軒並み下落。新型EVの販売停止が嫌気され、SUBARU<7270>とトヨタ自<7203>も売られた。3-5月期の大幅減益が嫌気されたオプトエレクトロニクス<6664>は大きく下落。ほか、NTT<9432>、KDDI<9433>など通信株が軟調。みずほ<8411>はレーティング格下げで売られた。
セクターでは海運、サービス、精密機器が上昇率上位となった一方、空運、保険、石油石炭が下落率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約61円押し上げた。同2位はエムスリー<2413>となり、テルモ<4543>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>がつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約30円押し下げた。同2位はKDDI<9433>となり、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、エプソン<6724>、日立建機<6305>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26362.24(+190.99)
値上がり銘柄数 92(寄与度+320.38)
値下がり銘柄数 127(寄与度-129.39)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 46700 1760 +61.85
<2413> エムスリー 3858 254 +21.42
<4543> テルモ 4095 138 +19.40
<4063> 信越化 14910 540 +18.98
<6367> ダイキン工 21075 465 +16.34
<6857> アドバンテス 7360 220 +15.46
<9984> ソフトバンクG 5173 70 +14.76
<4507> 塩野義薬 6697 289 +10.16
<4519> 中外薬 3558 85 +8.96
<4452> 花王 5607 242 +8.50
<4568> 第一三共 3312 74 +7.80
<6954> ファナック 21230 210 +7.38
<6098> リクルートHD 3957 67 +7.06
<6645> オムロン 6884 196 +6.89
<7832> バンナムHD 9503 165 +5.80
<9613> NTTデータ 1905 31 +5.45
<6762> TDK 4245 50 +5.27
<2802> 味の素 3217 143 +5.03
<7951> ヤマハ 5400 140 +4.92
<6988> 日東電 9110 130 +4.57
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 69920 -880 -30.93
<9433> KDDI 4420 -87 -18.34
<7203> トヨタ自 2095 -31.5 -5.54
<7267> ホンダ 3312 -56 -3.94
<7270> SUBARU 2414 -109 -3.83
<6724> エプソン 2023 -42 -2.95
<6305> 日立建機 2905 -78 -2.74
<5108> ブリヂス 5164 -77 -2.71
<7733> オリンパス 2662 -18 -2.53
<7751> キヤノン 3168 -47 -2.48
<6758> ソニーG 11180 -65 -2.28
<8015> 豊田通商 4355 -65 -2.28
<8830> 住友不 3606 -56 -1.97
<8801> 三井不 2916.5 -51 -1.79
<2282> 日ハム 4195 -95 -1.67
<8001> 伊藤忠 3593 -41 -1.44
<6301> コマツ 2930 -41 -1.44
<5713> 住友鉱 4192 -82 -1.44
<8802> 三菱地所 1978 -38 -1.34
<6902> デンソー 7151 -37 -1.30
<CS>
日経平均は続伸。190.99円高の26362.24円(出来高概算6億2905万株)で前場の取引を終えている。
23日の米株式市場ではNYダウが194.23ドル高と反発。下院での議会証言における、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のインフレ対応を最優先する姿勢が当局の信頼回復に繋がるものとして好感された。一方、インフレ抑制に「無条件」で取り組むとしたタカ派な姿勢や6月製造業PMIの悪化を受けて一段と強まる景気後退懸念が上値を抑えた。ただ、議長が景気後退は必然ではないと言及したほか、金利の低下を受けたハイテク株の買いが相場を支え、主要株価指数は引けにかけて上げ幅を拡大、ナスダック総合指数は+1.62%と大幅反発となった。米株高を引き継いで日経平均は57.17円高からスタート。ナスダック100先物やアジア市況の上昇を追い風に買いが続き、前引け直前に26391.11円(219.86円高)まで上昇した。
個別では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、日本電産<6594>が大幅高。郵船<9101>、商船三井<9104>の海運や、信越化<4063>やダイキン<6367>の値がさ株も大きく上昇。エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、SHIFT<3697>などグロース(成長)株も全般強い動き。値上げの発表で味の素<2802>も大幅に上昇。神戸物産<3038>、花王<4452>、第一三共<4568>などディフェンシブ銘柄も高い。韓国子会社の上場が承認されたダブル・スコープ<6619>、洋上風力発電の新たな公募ルール案が手掛かりとなったレノバ<9519>はそれぞれ急伸。ほか、自社株買いを発表した塩野義<4507>、MSOL<7033>のほか、業績予想の下方修正が悪材料出尽くしと捉えられたサイボウズ<4776>が大きく上昇。レーティング格上げが観測されたディスコ<6146>も大幅高。
一方、景気後退懸念が強まるなか、三菱重<7011>やIHI<7013>、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、住友鉱<5713>、コマツ<6301>、ENEOS<5020>などが大きく下落。為替の円高・ドル安への揺り戻しを受けて三菱自<7211>、マツダ<7261>など自動車関連が軒並み下落。新型EVの販売停止が嫌気され、SUBARU<7270>とトヨタ自<7203>も売られた。3-5月期の大幅減益が嫌気されたオプトエレクトロニクス<6664>は大きく下落。ほか、NTT<9432>、KDDI<9433>など通信株が軟調。みずほ<8411>はレーティング格下げで売られた。
セクターでは海運、サービス、精密機器が上昇率上位となった一方、空運、保険、石油石炭が下落率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約61円押し上げた。同2位はエムスリー<2413>となり、テルモ<4543>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>がつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約30円押し下げた。同2位はKDDI<9433>となり、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、エプソン<6724>、日立建機<6305>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26362.24(+190.99)
値上がり銘柄数 92(寄与度+320.38)
値下がり銘柄数 127(寄与度-129.39)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 46700 1760 +61.85
<2413> エムスリー 3858 254 +21.42
<4543> テルモ 4095 138 +19.40
<4063> 信越化 14910 540 +18.98
<6367> ダイキン工 21075 465 +16.34
<6857> アドバンテス 7360 220 +15.46
<9984> ソフトバンクG 5173 70 +14.76
<4507> 塩野義薬 6697 289 +10.16
<4519> 中外薬 3558 85 +8.96
<4452> 花王 5607 242 +8.50
<4568> 第一三共 3312 74 +7.80
<6954> ファナック 21230 210 +7.38
<6098> リクルートHD 3957 67 +7.06
<6645> オムロン 6884 196 +6.89
<7832> バンナムHD 9503 165 +5.80
<9613> NTTデータ 1905 31 +5.45
<6762> TDK 4245 50 +5.27
<2802> 味の素 3217 143 +5.03
<7951> ヤマハ 5400 140 +4.92
<6988> 日東電 9110 130 +4.57
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 69920 -880 -30.93
<9433> KDDI 4420 -87 -18.34
<7203> トヨタ自 2095 -31.5 -5.54
<7267> ホンダ 3312 -56 -3.94
<7270> SUBARU 2414 -109 -3.83
<6724> エプソン 2023 -42 -2.95
<6305> 日立建機 2905 -78 -2.74
<5108> ブリヂス 5164 -77 -2.71
<7733> オリンパス 2662 -18 -2.53
<7751> キヤノン 3168 -47 -2.48
<6758> ソニーG 11180 -65 -2.28
<8015> 豊田通商 4355 -65 -2.28
<8830> 住友不 3606 -56 -1.97
<8801> 三井不 2916.5 -51 -1.79
<2282> 日ハム 4195 -95 -1.67
<8001> 伊藤忠 3593 -41 -1.44
<6301> コマツ 2930 -41 -1.44
<5713> 住友鉱 4192 -82 -1.44
<8802> 三菱地所 1978 -38 -1.34
<6902> デンソー 7151 -37 -1.30
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