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米外為市場サマリー:米景気減速懸念残り一時127円59銭まで軟化する場面も

配信日時:2022/05/23 07:39 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=127円88銭前後と前日に比べて10銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=135円03銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。  日銀の黒田総裁がこの日、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で今後も強力な金融緩和を粘り強く続ける考えを示したことで、日米金融政策の方向性の違いを意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は128円25銭まで上昇する場面があった。ただ、米景気の減速懸念が根強いことから日本時間夕方につけた128円30銭を上抜けることはできず、その後はNYダウが一時大きく値を下げたことや米長期金利の低下が影響するかたちで軟化。127円59銭まで下押したあとは持ち直す動きとなったが、週末で積極的には動きにくいこともあって上値は重かった。一方、欧州中央銀行(ECB)による早期利上げ観測から前日に買われていたユーロは、持ち高調整に伴う売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0564ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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