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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時127円03銭まで軟化

配信日時:2022/05/20 07:44 配信元:MINKABU
 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=127円79銭前後と前日に比べて40銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=135円30銭前後と同1円10銭強のユーロ高・円安だった。  この日にフィラデルフィア連銀が発表した5月の製造業景気指数が2.6と市場予想(16.0程度)を大きく下回ったほか、全米不動産協会(NAR)が発表した4月の中古住宅販売件数や米調査会社コンファレンス・ボードが発表した4月の景気先行指数も低調な内容となったことが影響。米景気の先行き不透明感を背景に米長期金利が低下するなか、日米金利差の縮小を手掛かりとしたドル売り・円買いに押され一時127円03銭まで軟化した。その後は心理的な節目である127円ラインが意識されるかたちで下げ渋る動きとなったが、米主要株価指数が続落したこともあって戻りは鈍かった。一方、この日に公表された4月開催分の欧州中央銀行(ECB)議事要旨を受け、ECBによる早期利上げ観測が広がったことからユーロは対ドルや対円で堅調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0588ドル前後と前日に比べて0.0120ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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