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4日の株式相場見通し=売り買い交錯、米株反発も不安定な動き

配信日時:2022/04/04 08:00 配信元:MINKABU
 4日の東京株式市場は、売り買いが交錯し一進一退の展開か。きょうから東京市場は「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編される。最上位の「プライム」には1839社が上場することになり、東証1部との比較では上場企業数が減少するものの、平均時価総額は増加する。前週末の米国株市場では注目されていた3月の米雇用統計の結果が、足もとの米経済の強さを確認できる内容であったことで、消費関連株などを中心に買いが優勢となりNYダウは3日ぶり切り返しに転じた。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も小幅ながらプラス圏で引けている。これを受けて東京市場でも幅広い銘柄に頑強な値動きが見込まれる。ただ、米債券市場では2年債利回りが10年債利回りを上回る逆イールドが発生しており、先行き景気不透明感からNYダウ、ナスダック指数ともにマイナス圏に沈む場面もあった。東京市場でも上値を積極的に買い進む動きは見込みにくい。  1日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比139ドル92セント高の3万4818ドル27セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同40.981ポイント高の1万4261.500だった。  日程面では、きょうはセカンドサイトアナリティカ<5028.T>がグロース市場に新規上場する。海外では2月の米製造業受注など。なお、中国株市場と台湾市場は休場。 出所:MINKABU PRESS

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