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【市場反応】米Q4GDP改定値/先週分新規失業保険申請件数/1月シカゴ連銀全米活動指数

配信日時:2022/02/24 23:11 配信元:FISCO
米商務省が発表した10-12月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+7.0%と、予想通り速報値+6.9%から上方修正され、パンデミック発生後の2020年7-9月期以降で最大の伸びを記録した。同期個人消費改定値は前期比年率+3.1%。伸びは速報値+3.3%から上方修正予想に反して、下方修正された。

同時刻に労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(2/19)は1.7万件減の23.2万件と、予想23.5万件も下回った。失業保険継続受給者数(2/12)は147.6万人と、前回から予想以上に減少しパンデミック来で最小、1970年1月来で最小となった。

同時刻に発表された米1月シカゴ連銀全米活動指数は0.69と、昨年10月来で最高となった。12月分は+0.07と、-0.15からプラスに上方修正された。

米国債相場はロシアのウクライナ攻撃が影響し堅調に推移。10年債利回りは1.8698%で推移した。ドル買いは継続し、ドル・円は114円80銭から114円99銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1180ドルから1.1153ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+7.0%(予想:+7.0%、速報値:+6.9%)・米・10-12月期個人消費改定値:前期比年率+3.1%(予想:+3.4%、速報値:+3.3
%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:23.2万件(予想:23.5万件、前回:24.9万件←24.8万件)・米・失業保険継続受給者数:147.6万人(予想:158.0万人、前回:158.8万人←159.3万人)
・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:0.69(予想:0.15、12月:+0.07←-0.15)

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