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米外為市場サマリー:ウクライナ情勢の懸念和らぎ一時115円80銭台に上昇

配信日時:2022/02/16 08:08 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円61銭前後と前日に比べて7銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=131円35銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安だった。  ロシア国防相がウクライナ国境付近に配置した軍隊の一部撤収を発表したほか、ドイツのショルツ首相とロシアのプーチン大統領との会談で解決に向けて外交努力を続ける方針が示されたことで、リスク回避目的のドル売りが後退。また、この日に米労働省が発表した1月の卸売物価指数(PPI)が前年同月比9.7%上昇と市場予想(9.1%程度の上昇)を上回ったことから米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入したこともあり、一時115円87銭まで上伸した。ただ、バイデン米大統領が「ロシア軍撤退は確認できていない」と述べたことをきっかけに、ドル円相場は上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1359ドル前後と前日に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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