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外為サマリー:1ドル115円38銭付近までじり安、日経平均の弱含みで上値重い

配信日時:2022/02/15 10:11 配信元:MINKABU
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円40銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点とほぼ同水準となっている。  14日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円54銭近辺と、前週末と比べて10銭前後のドル高・円安で取引を終えた。米国債利回りの上昇を背景に、序盤から中盤にかけては強含みの展開となった。米セントルイス地区連銀のブラード総裁が大幅利上げ見通しを改めて示したこともドル買いを誘い、115円75銭付近まで一時上昇した。しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアによる侵攻は16日の見通しと述べたと伝わると、終盤はリスク回避ムードが強まり、115円30銭台まで軟化する場面もみられた。  東京市場のドル円は115円38銭付近までじり安となる場面がみられている。時間外取引の米国株先物は主要3指数がまちまちとなっているものの、日経平均株価は一時100円超の下げ幅となっており、リスク回避の円高によってドル円も上値が重い。なお、きょうは5・10日(ゴトウビ)であるが、これに伴う実需のドル買いの動きは限定的となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1310ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0030ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=130円49銭付近と同35銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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