注目トピックス 日本株
ナック---3Qは2ケタ営業増益、レンタル事業が堅調に推移
配信日時:2022/02/10 18:58
配信元:FISCO
ナック<9788>は8日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%減の399.30億円、営業利益が同11.3%増の18.89億円、経常利益が同21.6%増の18.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.3%減の11.53億円となった。
クリクラ事業の売上高は前年同期比0.8%減の112.27億円、営業利益は同34.3%減の8.57億円となった。直営部門は、引き続き積極的な販促活動とサービス品質の向上に取り組み、クリクラボトルの売上高は前年同期比微増となった。除菌意識の高まりで前年同期に販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」は、顧客数が増加傾向にある一方で顧客単価は低下したため売上高は前年同期比で減少し、直営部門全体の売上高は前年同期比同水準となった。加盟店部門では、サーバー売上高が前年同期比減少したことに加え、「ZiACO」関連商材の反動減による販売数減少により、部門全体の売上高は前年同期を下回った。
レンタル事業の売上高は前年同期比8.5%増の120.22億円、営業利益は同12.6%増の11.73億円となった。主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比同水準であったが、家事代行や害虫駆除などの包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては事業数を増やしており、結果売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期を上回った。害虫駆除事業では、緊急事態宣言解除により主要顧客である飲食店も徐々に営業を再開し、停止していた定期納品も回復傾向にあったものの、長期にわたる飲食店業界の休業・時短営業の影響による顧客減少分までは補いきれず、売上高は前年同期比で減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、感染症関連の消毒・洗浄作業の受注が大きく増えたことに加え、感染症ワクチンの職域接種会場の運営を大口顧客より受注したことで、売上高は前年同期比で大幅に増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比10.1%減の52.10億円、営業利益は同36.3%増の4.10億円となった。ノウハウ販売部門では新商品の投入が寄与し、売上高は前年同期比増加した。一方、住宅販売を手がけるsuzukuri Div.において住宅販売からコンテンツビジネスへと軸足を移している過程で、受注数が伸び悩んだことに伴う完工棟数の減少があり、部門全体での売上高は前年同期比で減少した。省エネ関連部資材の施工及び販売を手がけるナックスマートエネルギーでは、住宅市場への転換を行ったことで主要な需要先が法人から個人に変わったことによる顧客単価の低下に加え、半導体不足による蓄電池及びパワーコンディショナー等の納入遅延・停止を原因とする工期遅延もあり売上高は前年同期比で減少した。エースホームでは、2020年10月に開始した共同開発商品の販売好調により、売上高は前年同期比で増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比2.0%減の71.35億円、営業利益は0.80億円(前年同期は0.88億円の損失)となった。ケイディアイでは、感染症の影響もあり前期から続く土地仕入の苦戦及びウッドショックによる構造材不足のための工期遅延の影響で販売在庫が減少し、売上高は前年同期比で減少した。ジェイウッドでは、受注棟数の増加、土地付き建売住宅の売上棟数増加や一棟単価の改善により売上高は前年同期比で増加した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比19.8%減の43.97億円、営業利益は5.04億円(前年同期は0.10億円の利益)となった。JIMOSでは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、感染症の長期化に伴うメイク機会減少によるメイクアップ商品の買い控え等が響き、売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーでは、主力の栄養補助食品の顧客数は減少傾向にあるものの、EC販売の強化により売上高は前年同期比同水準となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の576.00億円、営業利益が同6.5%減の26.00億円、経常利益が同3.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。
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クリクラ事業の売上高は前年同期比0.8%減の112.27億円、営業利益は同34.3%減の8.57億円となった。直営部門は、引き続き積極的な販促活動とサービス品質の向上に取り組み、クリクラボトルの売上高は前年同期比微増となった。除菌意識の高まりで前年同期に販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」は、顧客数が増加傾向にある一方で顧客単価は低下したため売上高は前年同期比で減少し、直営部門全体の売上高は前年同期比同水準となった。加盟店部門では、サーバー売上高が前年同期比減少したことに加え、「ZiACO」関連商材の反動減による販売数減少により、部門全体の売上高は前年同期を下回った。
レンタル事業の売上高は前年同期比8.5%増の120.22億円、営業利益は同12.6%増の11.73億円となった。主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比同水準であったが、家事代行や害虫駆除などの包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては事業数を増やしており、結果売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期を上回った。害虫駆除事業では、緊急事態宣言解除により主要顧客である飲食店も徐々に営業を再開し、停止していた定期納品も回復傾向にあったものの、長期にわたる飲食店業界の休業・時短営業の影響による顧客減少分までは補いきれず、売上高は前年同期比で減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、感染症関連の消毒・洗浄作業の受注が大きく増えたことに加え、感染症ワクチンの職域接種会場の運営を大口顧客より受注したことで、売上高は前年同期比で大幅に増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比10.1%減の52.10億円、営業利益は同36.3%増の4.10億円となった。ノウハウ販売部門では新商品の投入が寄与し、売上高は前年同期比増加した。一方、住宅販売を手がけるsuzukuri Div.において住宅販売からコンテンツビジネスへと軸足を移している過程で、受注数が伸び悩んだことに伴う完工棟数の減少があり、部門全体での売上高は前年同期比で減少した。省エネ関連部資材の施工及び販売を手がけるナックスマートエネルギーでは、住宅市場への転換を行ったことで主要な需要先が法人から個人に変わったことによる顧客単価の低下に加え、半導体不足による蓄電池及びパワーコンディショナー等の納入遅延・停止を原因とする工期遅延もあり売上高は前年同期比で減少した。エースホームでは、2020年10月に開始した共同開発商品の販売好調により、売上高は前年同期比で増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比2.0%減の71.35億円、営業利益は0.80億円(前年同期は0.88億円の損失)となった。ケイディアイでは、感染症の影響もあり前期から続く土地仕入の苦戦及びウッドショックによる構造材不足のための工期遅延の影響で販売在庫が減少し、売上高は前年同期比で減少した。ジェイウッドでは、受注棟数の増加、土地付き建売住宅の売上棟数増加や一棟単価の改善により売上高は前年同期比で増加した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比19.8%減の43.97億円、営業利益は5.04億円(前年同期は0.10億円の利益)となった。JIMOSでは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、感染症の長期化に伴うメイク機会減少によるメイクアップ商品の買い控え等が響き、売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーでは、主力の栄養補助食品の顧客数は減少傾向にあるものの、EC販売の強化により売上高は前年同期比同水準となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の576.00億円、営業利益が同6.5%減の26.00億円、経常利益が同3.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。
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