注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は115円半ば、次の材料待ち
配信日時:2022/02/09 15:47
配信元:FISCO
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注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイセキ、良品計画、日ハムなど
*12:26JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイセキ、良品計画、日ハムなど
良品計画<7453>:6530円(-402円)大幅続落。前日に6月の月次動向を発表している。国内既存店売上高は前年同月比7.1%増となり、17カ月連続で前年を上回っている。客数が同5.7%増となったほか、客単価も同1.1%上昇。ただ、前月の12.2%増から伸び率は鈍化、25年8月期に入って最も伸長率は低下しており、利食い売り圧力を強めさせる形となっているようだ。なお、土日祝日が1日少なかったことで、2ptのマイナス影響があったと試算している。アダストリア<2685>:2846円(-123円)大幅反落。前日に6月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.2%減となり、前月の4.2%増から2カ月ぶりにマイナスに転じている。客単価が同0.5%上昇した一方、客数が同0.7%減少した。月初の夏物商品の動き出しが鈍かったこと、前年に比べて休日が1日少なかったことで1.8ptのマイナス影響があったと試算されることが背景。Uアローズなど他社との比較でネガティブに捉えられている。日ハム<2282>:4907円(-254円)大幅反落。953万5900株の株式売出を実施すると発表している。売出人は、農林中央金庫、三菱UFJ銀行、三井住友銀行など、金融機関9社となっている。売出価格は7月15日から17日までの間に決定される。短期的な需給の悪化を警戒する動きが優勢となっているもよう。株式の円滑な売却機会を提供しながら、機関投資家層の拡大や多様化による流動性向上を推し進めることが重要と意識する中、売出人からの売却意向も確認できたとしている。ダイセキ<9793>:3340円(-225円)大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は38.3億円で前年同期比1.9%減益となり、据え置きの上半期計画79億円、同7.8%増に対して進捗がスローとのネガティブな見方が先行している。会社側でも、売上高は計画を若干上振れも、利益は計画比未達に終わったとしている。鉱工業生産指数の伸び悩みでダイセキが計画を若干未達、ダイセキMCRは鉛相場や為替の影響で、システム機工も工事後ろ倒しの影響でそれぞれ減益に。アドバンクリエ<8798>:318円 ウ -ストップ安売り気配。前日に25年9月期の業績下方修正を発表している。営業損益は従来予想の0.5億円の黒字から一転、5.6億円の赤字に下方修正している。保険代理店事業における先行指標のアポイント取得数が下振れ、これに伴って新規保険面談数が減少しているもよう。また、資本増強施策等の実行に向けた検討を進めており、その関連費用も想定より増加するようだ。加えて、25年9月期末に予定していた株主優待も一時休止するとしている。ユニネク<3566>:612円(+12円)続伸。2日の取引終了後に、25年12月期6月度月次業績速報を発表し、好材料視されている。売上高は前年同月比117.7%の10.96億円となった。6月は、平年に比べて気温が高く全国的に暑い日が続いたことにより、春夏物の作業服やファン付き作業服の販売が売上を牽引した。そのほか、ヘルメット商品やポロシャツの売上高が好調に推移した。また、医療スクラブや飲食業界向けシャツの売上高についても堅調に推移した。BlueMeme<4069>:1229円(-17円)続落。ハイ・アベイラビリティ・システムズ、サーバーワークス・キャピタル、リックソフトと共同で、合弁会社「アルターデザインコンサルティング」を設立した。同社グループが推進するDX事業において、既存の枠を超えた顧客基盤の拡大や、多様な人材・ノウハウの活用を目的に新たな事業展開を図るもので、急速に進化するAIとデジタル技術を積極的に活用しつつ、「人間中心の組織づくり」と「変化を価値に変える経営」を中核に据え、新たな時代にふさわしいビジネスの在り方を提案・推進していくとしている。環境フレンド<3777>:44円(+1円)大幅反発。九州工業大学とペロブスカイト太陽電池等に関する共同研究契約を締結する。ペロブスカイト太陽電池は軽量・高効率という特長を持つ次世代型太陽光パネルとして注目される一方、耐久性や鉛の使用による環境負荷という課題も抱えている。課題解決に向け材料開発や構造設計の分野で高い国際評価を受ける研究者との連携が不可欠と考え、共同研究にいたった。主要構成材料の1つであるヨウ素は、日本が世界第2位の生産国で国内サプライチェーンとの親和性が高く、政策的な後押しが期待される分野でもある。
<ST>
2025/07/03 12:26
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~前日終値付近でもみ合う展開
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~前日終値付近でもみ合う展開
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅続落、前日終値付近でもみ合う展開・ドル・円は堅調、ドルに買戻し・値下り寄与トップはコナミ<9766>、同2位はソフトバンクG<9984>■日経平均は小幅続落、前日終値付近でもみ合う展開日経平均は小幅続落。29.85円安の39732.63円(出来高概算8億5323万株)で前場の取引を終えている。前日2日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックは190.24ポイント高の20393.13で取引を終了した。ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒されたが、エヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了。米株市場を横目に、本日の日経平均は34.27円高の39796.75円と3日ぶり反発して取引を開始した。ナスダック総合指数・主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均が昨日までの2日間で720円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが重しとなったほか、引き続き日米関税交渉の先行き不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせたこともあり、指数は前日終値付近でもみ合う展開となった。個別では、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が軟調に推移。また、ソフトバンクグループ<9984>、サンリオ<8136>、良品計画<7453>、ソニーグループ<6758>、日立<6501>などが下落した。ほか、第1四半期営業減益で計画比未達となったダイセキ<9793>が大幅安、フジHD<4676>、日本テレビホールディングス<9404>、シンフォニアテクノロジー<6507>などが値下がり率上位となった。一方、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>、ソシオネクスト<6526>、三菱商事<8058>などが上昇した。また、ハンター症候群治療酵素製剤で良好な試験結果と発表したJCRファーマ<4552>が大幅高、曙ブレーキ<7238>、メイコー<6787>、古河機金<5715>などが値上がり率上位となった。業種別では、倉庫・運輸関連業、建設業、情報・通信業などが値下がり率上位、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器などが値上がり率上位に並んでいる。後場の日経平均は小動きが続きそうだ。7月9日に米相互関税の交渉期限を迎えるが、トランプ大統領は日米の合意に懐疑的な見方を示している。関税を30-35%に引き上げる可能性を示唆しており日米関税交渉の不透明感が拭えない中、外国為替市場での円高・ドル安方向に進んでいる点は引き続き投資家心理の重石となろう。また、週末の米独立記念日を控えて、海外投資家の資金流入ペースが鈍る可能性もある。■ドル・円は堅調、ドルに買戻し3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、143円44銭から143円76銭まで値を上げた。前日発表された米雇用関連統計の悪化でドル売りが進み、値ごろ感から買戻しが先行。ただ、材料難で積極的な買いは抑制され、上昇は限定的となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円44銭から143円76銭、ユーロ・円は169円31銭から169円62銭、ユーロ・ドルは1.1788ドルから1.1810ドル。■後場のチェック銘柄・トランスジェニックグループ<2342>、Abalance<3851>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはコナミ<9766>、同2位はソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・豪・5月貿易収支:+22.38億ドル(予想:+50億ドル、4月+54.13億豪ドル→+48.59億豪ドル)・中国・6月財新サービス業PMI:50.6(予想:51.0、5月:51.1)【要人発言】・トランプ米大統領「下院は今夜、税制・歳出法案を採決する準備が整っているようだ」「下院共和党は団結している」・高田日銀審議委員「足元は利上げいったん休止局面、様子見後に再ギアシフト」「内外金融政策スタンスの違い、為替中心に市場変動リスクも」「前向きな企業行動を確認なら、緩和調整が引き続き必要」<国内>・特になし<海外>・特になし
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2025/07/03 12:26
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は143円台半ばで推移、日本時間夜に米雇用統計発表を控える
*09:50JST 東京為替:ドル・円は143円台半ばで推移、日本時間夜に米雇用統計発表を控える
3日午前の東京市場で米ドル・円は143円50銭台で推移。143円76銭から143円45銭まで下落。ユーロ・ドルはもみ合い、1.1788ドルから1.1807ドルまで反発。ユーロ・円は上げ渋り。169円61銭から169円32銭まで値下がり。
<MK>
2025/07/03 09:50
注目トピックス 市況・概況
日経平均は22円安、寄り後は下げに転じる
*09:15JST 日経平均は22円安、寄り後は下げに転じる
日経平均は22円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に5日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.94%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.88%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均が昨日までの2日間で720円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場の重しとなった。また、引き続き日米関税交渉の先行き不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせたこともあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。
<SK>
2025/07/03 09:15
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:JCRファーマやマリオンに注目
*09:09JST 個別銘柄戦略:JCRファーマやマリオンに注目
昨日2日の米株式市場でNYダウは10.52ドル安の44,484.42、ナスダック総合指数は190.24pt高の20,393.13、シカゴ日経225先物は大阪日中比75円安の39,715円。為替は1ドル=143.60-70円。今日の東京市場では、JR-141グローバル臨床第3相試験で目標症例数の組入れを達成したと発表したJCRファーマ<4552>、「TikTok Shop」へ参入し公式オンラインストを開設したと発表したI-ne<4933>、6月の小売+ネット通販既存店売上高が9.3%増と5月の7.0%増から伸び率が拡大したUアローズ<7606>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が24.3%増となったダイセキS<1712>、上期営業損益が0.88億円の赤字と前年同期の2.21億円の赤字から赤字幅が縮小したオプトエレクト<6664>、25年9月期業績と配当予想を上方修正したマリオン<3494>、国産軽量LLMソリューションに向けスタートアップと協業を開始したと発表したニューテック<6734>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が1.9%減となったダイセキ<9793>、25年9月期業績予想を下方修正し株主優待制度を一時休止すると発表したアドバンクリエ<8798>、25年8月期純利益予想を下方修正した技研製作所<6289>、6月の既存店売上高が6.2%増と5月の9.9%増から伸び率が縮小したABCマート<2670>、6月の既存店売上高(実店舗+EC)が9.2%増と5月の19.2%増から伸び率が縮小した東京ベース<3415>、6月の既存店売上高が0.2%減と5月の4.2%増から減少に転じたアダストリア<2685>、953万5900株の株式売出しを発表した日ハム<2282>、東証スタンダードでは、上期営業利益が13.8%減と第1四半期の4.9%減から減益率が拡大した北恵<9872>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2025/07/03 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株のリバウンド狙い~
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株のリバウンド狙い~
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ハイテク株のリバウンド狙い■ダイセキ、1Q営業利益 1.9%減 38.3億円■前場の注目材料:ヤマトHD、ヤマト運輸、日本郵便の一部業務受託、不適切点呼問題■ハイテク株のリバウンド狙い3日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだが、底堅さは意識されよう。2日の米国市場はNYダウが10ドル安、ナスダックは190ポイント高だった。ADP雇用統計が予想外に減少したため景気減速が警戒されたことが重荷になった。一方で、トランプ米大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにしたことが支えになった。エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、ナスダックは最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比75円安の39715円。円相場は1ドル=143円50銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。ただ、昨日の日経225先物は39430円まで売られた後は下げ幅を縮めており、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していた。ナイトセッションで下げているが、+1σ(39450円)に接近した後は買い戻されており、下値の堅さは意識されそうであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。また、米国市場では前日に弱い値動きだったハイテク株が買い戻されており、ナスダックは最高値を更新した。東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になると考えられ、ハイテク株が日経平均型を支えることになりそうだ。米雇用統計の発表を控えているほか、4日の米国市場は独立記念日の祝日で、海外勢のフローは限られるため、積極的な上値追いの動きは期待しづらい。ただし、下値の堅さが意識されるなか、日経平均株価は6月30日の40852.54円から1000円超下げており、+1σ水準まで調整したことで、米雇用統計の発表を前に買い戻しの動きも入りやすいと考えられる。東エレクも+3σ突破からの調整で+1σ水準まで下げており、過熱感は和らいでいる。ハイテク株への買い戻しの動きがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうである。■ダイセキ、1Q営業利益 1.9%減 38.3億円ダイセキ<9793>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比7.2%増の179億1200万円、営業利益は同1.9%減の38億3000万円だった。土壌汚染処理を手掛ける子会社で大型の工場からの発注があったほか、リサイクル燃料の販売も新規顧客を獲得し伸びた。一方で、大型タンクの洗浄工事を手掛ける子会社の案件が遅れ、利益の計上が後にずれた。■前場の注目材料・ナスダック総合指数は上昇(20393.13、+190.24)・SOX指数は上昇(5611.05、+103.55)・VIX指数は低下(16.64、-0.19)・米原油先物相場は上昇(67.45、+2.00)・三井住友トラ<8309>三井住友信託、三井物産デジタル・アセットとデジタル証券で新会社・ヤマトHD<9064>ヤマト運輸、日本郵便の一部業務受託、不適切点呼問題・トライアルHD<141A>西友買収完了、関東に本格進出・豊田通商<8015>エジプトで風力拡大、2拠点で91万kW・長瀬産業<8012>光学機器材開発を売却、台湾社に10億円超・丸紅<8002>シンガポール電力に追加出資、DC需要に照準・トヨタ自<7203>非可食植物の成長技術研究、脱炭素燃料普及へ・アイコム<6820>アジアECで無線機4500件超排除、模倣品対策・フォスター電機<6794>車載スピーカー生産移管、中国からベトナムに・ソラコム<147A>電源・通信環境不要の屋外用クラウドカメラ2種発売・三菱ケミカルG<4188>ENEOSと廃プラ再生工場竣工、茨城・神栖市で年2万トン・三菱マテリアル<5711>高性能無酸素銅を開発、熱処理後も結晶粒均一・東京ガス<9531>東京・田町で熱電併給、CO2排出30%減・阪和興業<8078>燃料タイヤチップ販売、タイ2社と提携・ユニチカ<3103>繊維の評価事業をボーケン品質評価機構に売却・JR東日本<9020>2軸経営推進、グループビジョン策定・阪急阪神HD<9042>阪急電鉄、フィリピン都市鉄道と協力、省エネ化技術・ANAHD<9202>日本貨物航空買収、中国当局から認可取得☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 豪・5月貿易収支(予想:+50億ドル、4月54.13億豪ドル)・10:45 中国・6月財新サービス業PMI(予想:51.0、5月:51.1)
<ST>
2025/07/03 08:44
注目トピックス 市況・概況
2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは10ドル安、ハイテクが支える
*08:34JST 2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは10ドル安、ハイテクが支える
■NY株式:NYダウは10ドル安、ハイテクが支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックは190.24ポイント高の20393.13で取引を終了した。ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、ヘルス機器・サービスが下落した。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や靴販売のオン・ホールデイング(ONON)は主要な取引先であるベトナムとトランプ政権が通商協定で合意に達したことが好感され、それぞれ上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は第2四半期販売台数が2四半期連続での減少となったが一部で警戒されていた程落ち込まず安心感に買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。銀行のJPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)は連邦準備制度理事会(FRB)のストレステストの結果を受けて四半期配当引き上げを発表し、それぞれ上昇した。ヘルスケアのセンティ―ン(CNC)は医療保険制度改革法(オバマケア)に基づく事業において、当局の不正加入者取り締まり強化などリスク上昇で利益見通しを撤回したことが嫌気され、大幅安。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)は広範なコスト削減計画の一環として家庭用ゲーム機「Xbox」部門で会社としては第2弾となる従業員削減計画を発表し、下落。半導体のインテル(INTC)は最高経営責任者(CEO)がファウンドリ事業を巡る戦略転換を検討と報じられ、下落した。高級電気自動車メーカー、ルーシッド(LCID)は第2四半期の販売台数が3309台と、前年同期の2394台から増加したと発表した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米ADP雇用統計は予想外の減少も長期金利上昇でドルは下げ渋る2日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円20銭から143円49銭まで下落し、143円67銭で引けた。米6月ADP雇用統計が予想外に2年ぶりの減少となったため利下げ観測にドル売りが優勢となった。その後、英国債相場下落に連れ米国債相場が下落したため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。ユーロ・ドルは1.1747ドルの安値から1.1800ドルまで上昇し、1.1796ドルで引けた。ユーロ・円は169円04銭まで下落後、169円54銭まで上昇した。トランプ大統領が関税を巡りベトナムと合意したことを明らかにし、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3663ドルから1.3563ドルまで下落。英国の債務拡大や財務相の辞任懸念がポンド売りに拍車をかけた。ドル・スイスは0.7913フランから0.7941フランのレンジで上下した。■NY原油:大幅高で67.45ドル、米貿易協議のさらなる進展を意識した買いが入るNY原油先物8月限は大幅高(NYMEX原油8月限終値:67.45 ↑2.00)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+2.00ドル(+3.06%)の67.45ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.23ドル-67.58ドル。アジア市場で65.23ドルまで下落したが、米国市場の後半にかけて67.58ドルまで上昇。ベトナムが米国からの輸入品に対する関税撤廃に関する協定を締結し、米国の貿易協議のさらなる進展が期待されたことが材料視された。通常取引終了後の時間外取引では主に67ドル台前半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 48.71ドル +0.56ドル(+1.16%)モルガン・スタンレー(MS) 142.86ドル +1.79ドル(+1.26%)ゴールドマン・サックス(GS)715.89ドル +9.43ドル(+1.33%)インテル(INTC) 21.88ドル -0.97ドル(-4.24%)アップル(AAPL) 212.44ドル +4.62ドル(+2.22%)アルファベット(GOOG) 179.76ドル +2.85ドル(+1.61%)メタ(META) 713.57ドル -5.65ドル(-0.78%)キャタピラー(CAT) 398.43ドル +7.51ドル(+1.92%)アルコア(AA) 31.52ドル +1.32ドル(+4.37%)ウォルマート(WMT) 97.61ドル -0.63ドル(-0.64%)
<ST>
2025/07/03 08:34
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し
*08:19JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。最近のユーロ高についてECBは懸念していないため、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・中東情勢の改善・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画
<CS>
2025/07/03 08:19
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性
2日のドル・円は、東京市場では143円32銭から144円05銭まで反発。欧米市場では144円25銭まで買われた後、143円49銭まで下落し、143円67銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に143円台で推移か。米雇用統計の発表前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性がある。米ADPリサーチ・インスティテュートが7月2日発表した6月全米雇用報告で民間雇用者数は、前月比-3.3万人となった。減少は2023年3月以来。3日に発表される6月雇用統計で非農業部門雇用者数は5月実績を下回る可能性が高いと予想されている。なお、報道によると、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、米フォックス・ビジネスで、「雇用統計での失業率の変化が経済成長の鈍化によるものか、外国人労働者の減少によるものかを判断するのは難しくなる」との見方を伝えている。6月の失業率は5月実績を上回る見込みだが、失業率が上昇を続けるとの見方は少ないようだ。
<CS>
2025/07/03 08:10
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