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米外為市場サマリー:対ユーロでのドル売り波及で一時114円90銭台に軟化

配信日時:2022/02/01 08:01 配信元:MINKABU
 1月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円11銭前後と前週末に比べて10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円33銭前後と同70銭強のユーロ高・円安だった。  この日にドイツ連邦統計庁が発表した1月の消費者物価指数(CPI)速報値が前年同月比で4.9%上昇(市場予想は4.4%程度の上昇)となったことを受け、欧州中央銀行(ECB)による金融政策の正常化の議論が想定よりも早まるとの見方が台頭。ユーロ買い・ドル売りが強まるなか、対円でもドル売りが優勢となった。米シカゴ購買部協会が発表した1月の景気指数が65.2(市場予想は61.7程度)となったことを手掛かりにドルは下げ渋る場面もあったが、前週にドル高が進んだ反動から利益確定売りが出やすいこともあって一時114円92銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1235ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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