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午後:債券サマリー 先物は反落、米金利の先高観強く買い続かず

配信日時:2022/01/31 15:57 配信元:MINKABU
 31日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。米金利の先高観が依然として強く、朝方の買いが一巡したあとは下げに転じた。  債券先物は買い優勢でスタート。28日に発表された昨年10~12月の米雇用コスト指数や米1月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)が市場予想を下回ったことを受け、同日の米長期金利が1.77%台に低下した流れが国内債に波及した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が早期に金融引き締めを進めるとの見方から追随買いは広がらず、この日の時間外取引で米長期金利が1.79%台に上昇したことが重荷となった。また、日経平均株価が朝安後に上げに転じ、その後一段高となったことも影響し、債券先物は午後に150円59銭まで軟化する場面があった。引けにかけては下げ渋る動きとなったが、財務省があす2月1日に10年債入札を実施するとあって買い手控えムードが広がりやすく戻りは鈍かった。  先物3月限の終値は前週末比5銭安の150円72銭となった。現物債市場で10年債の利回りは一時0.185%と6年ぶりの水準まで上昇し、その後は0,170%(前週末比0.005%上昇)で推移した。 出所:MINKABU PRESS

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