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米外為市場サマリー:FOMC後のドル買い続き一時115円49銭まで上昇

配信日時:2022/01/28 08:01 配信元:MINKABU
 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円37銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=128円60銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3月の利上げ開始が示唆され、利上げ後に保有資産の圧縮を始める方針が示されたことが引き続きドルの買い手掛かりとなった。また、この日に米商務省が発表した昨年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率換算で6.9%増(市場予想は5.5%程度の増加)となったことや、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が26万件と4週ぶりに減少したことも支援材料となり、一時115円49銭までドル高・円安が進んだ。ただ、FOMC後に一時1.8%台後半まで上昇した米長期金利が一服商状となったことから、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。一方、ユーロがドルに対して軟調で、米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)との金融政策の方向性の違いが意識されている様子だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1145ドル前後と前日に比べて0.0090ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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