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FB Research Memo(5):3領域の革命に経営資源をフォーカス。成長ポテンシャルの拡大が続く見通し
配信日時:2022/01/07 15:15
配信元:FISCO
■フリービット<3843>の中長期の成長戦略
1. 新中期経営計画「SiLK VISION 2024」
「SiLK VISION 2024」は同社グループの10ヶ年計画の第1弾であり、5G時代におけるPlatformer Makerとして“指数関数的に成長する技術”による事業の拡大を目指している。持続可能な社会の実現に貢献しつつ、同社グループが世界的な成長領域と考える「モバイル革命領域」「生活革命領域」「生産革命領域」にフォーカスして経営資源を集中的に投下することで、2024年4月期での売上高500億円、営業利益50億円の達成に向けた事業展開を推進している。
2. モバイル革命
モバイル革命領域では5GやIoT関連市場をターゲットとしており、同社は5Gインフラ支援事業の中で具体的なサービスを提供している。ISP向けの事業支援サービス、MVNO事業への参入支援サービス、事業法人がクラウドやIoT等を導入するための支援サービス、5GやeSIMを活用した新サービスといったように展開する事業の裾野は広く、今後もサービスの拡充や機能改善などに伴って、収益に大きく寄与してくると弊社は考える。
足元では、「freebit MVNO Pack」を中心に事業展開は堅調に推移している。格安スマホ業界でのこれまでの活動実績や、独自の高い技術、足元で広がるシェアなどを踏まえ、今後もサービスの拡充や機能改善などに伴って、収益に大きく寄与してくると弊社は考える。
3. 生活革命
生活革命領域とは、5G時代の安全・安心・持続性を担保しながら「ヒト+モノ →コト」のより高次の欲求を満たす市場をターゲットとした領域で、同社は5G生活様式支援事業の中で具体的なサービスを提供している。旧来のセグメントであるインフラテック事業でのトーンモバイルや、不動産テック事業でのマンションインターネットなどがベースとなっており、これらを「5G Workstyle」「5G Healthstyle」「5G Homestyle」「5G Lifestyle」といった新事業へと展開する計画だ。
足元では、AIを活用した次世代オフィス「SiLK Alignment(SA)」の商品化が進むなどしており、今後の収益増に向けた期待材料になると弊社は考える。
4. 生産革命
生産革命領域とは、企業だけでなくクリエイター・インフルエンサーが5G時代における様々な価値を自由に創り出していくモノづくり市場をターゲットとした領域で、同社は企業・クリエイター5G DX支援事業の中で具体的なサービスを提供している。もともとはアドテク事業として提供していたインターネットマーケティングやアフィリエイトサービスがベースとなっている。
■株主還元策
従前は年7.00円を安定配当。2022年4月期は現時点で未定
2022年4月期の配当予想額は未公表である。同社は中長期的な観点による事業拡大及び企業成長により株主の期待に応えることを重視しており、そのための投資原資の確保が肝要であると考えている一方で、株主還元を継続的に実施していくことも重要と考えている。2020年及び2021年4月期の配当額はともに7.00円であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<ST>
1. 新中期経営計画「SiLK VISION 2024」
「SiLK VISION 2024」は同社グループの10ヶ年計画の第1弾であり、5G時代におけるPlatformer Makerとして“指数関数的に成長する技術”による事業の拡大を目指している。持続可能な社会の実現に貢献しつつ、同社グループが世界的な成長領域と考える「モバイル革命領域」「生活革命領域」「生産革命領域」にフォーカスして経営資源を集中的に投下することで、2024年4月期での売上高500億円、営業利益50億円の達成に向けた事業展開を推進している。
2. モバイル革命
モバイル革命領域では5GやIoT関連市場をターゲットとしており、同社は5Gインフラ支援事業の中で具体的なサービスを提供している。ISP向けの事業支援サービス、MVNO事業への参入支援サービス、事業法人がクラウドやIoT等を導入するための支援サービス、5GやeSIMを活用した新サービスといったように展開する事業の裾野は広く、今後もサービスの拡充や機能改善などに伴って、収益に大きく寄与してくると弊社は考える。
足元では、「freebit MVNO Pack」を中心に事業展開は堅調に推移している。格安スマホ業界でのこれまでの活動実績や、独自の高い技術、足元で広がるシェアなどを踏まえ、今後もサービスの拡充や機能改善などに伴って、収益に大きく寄与してくると弊社は考える。
3. 生活革命
生活革命領域とは、5G時代の安全・安心・持続性を担保しながら「ヒト+モノ →コト」のより高次の欲求を満たす市場をターゲットとした領域で、同社は5G生活様式支援事業の中で具体的なサービスを提供している。旧来のセグメントであるインフラテック事業でのトーンモバイルや、不動産テック事業でのマンションインターネットなどがベースとなっており、これらを「5G Workstyle」「5G Healthstyle」「5G Homestyle」「5G Lifestyle」といった新事業へと展開する計画だ。
足元では、AIを活用した次世代オフィス「SiLK Alignment(SA)」の商品化が進むなどしており、今後の収益増に向けた期待材料になると弊社は考える。
4. 生産革命
生産革命領域とは、企業だけでなくクリエイター・インフルエンサーが5G時代における様々な価値を自由に創り出していくモノづくり市場をターゲットとした領域で、同社は企業・クリエイター5G DX支援事業の中で具体的なサービスを提供している。もともとはアドテク事業として提供していたインターネットマーケティングやアフィリエイトサービスがベースとなっている。
■株主還元策
従前は年7.00円を安定配当。2022年4月期は現時点で未定
2022年4月期の配当予想額は未公表である。同社は中長期的な観点による事業拡大及び企業成長により株主の期待に応えることを重視しており、そのための投資原資の確保が肝要であると考えている一方で、株主還元を継続的に実施していくことも重要と考えている。2020年及び2021年4月期の配当額はともに7.00円であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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