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FB Research Memo(1):2022年4月期第2四半期累計は5Gインフラ支援が好調
配信日時:2022/01/07 15:11
配信元:FISCO
■要約
フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNE(Mobile Virtual Network Enabler:仮想移動体通信サービス提供者)としてのMVNO※1事業への参入支援、バーチャルデータセンター(VDC)※2を中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティングやソリューションなどの様々なサービスを、主に法人向けに提供する。
※1 Mobile Virtual Network Operatorの略。(株)NTTドコモ、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>のような無線通信基盤を有する事業者から回線を借りて独自の通信事業を行う事業者。
※2 データセンターの機能を仮想的に構築し、インターネット上から利用できる仕組みまたはサービス。
1. 2022年4月期第2四半期累計の業績動向
2022年4月期第2四半期累計の業績は、売上高は21,370百万円、営業利益は2,053百万円、経常利益は1,999百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,120百万円となった。同社は事業収益力の前期比較を行うための参考として、補正数値とベース利益という数値を公表している。補正数値は、「収益認識に関する会計基準」「前期オフバランスした事業」「前期戦略投資」「前期DTI決算期変更」の影響額を補正した数値となる。ベース利益とは、当期に発生した一時的な投資額を除いた事業利益数値となる。これらで前年同期と業績比較すると、売上高は補正数値基準で前年同期比1.6%増、営業利益はベース利益基準で同8.4%増、経常利益はベース利益基準で同6.0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は補正数値基準で同4.5%増となった。
2. 2022年4月期通期の業績見通し
2022年4月期の連結業績予想について同社は、売上高で43,000百万円、営業利益で2,500百万円、経常利益で2,350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で600百万円を予想している。第2四半期末時点での各項目の進捗率は売上高で49.7%、営業利益で82.1%、経常利益で85.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益で186.7%と高い水準となった。ただ、同社は第3四半期後半から第4四半期にかけて今後の収益拡大を見据えた投資を実施する計画であり、現時点では業績予想の上方修正を期待するのは時期尚早と考える。
3. 中長期の成長戦略
「SiLK VISION 2024」は同社グループの10ヶ年計画の第1弾であり、5G時代におけるPlatformer Makerとして“指数関数的に成長する技術”による事業の拡大を目指している。持続可能な社会の実現に貢献しつつ、同社グループが世界的な成長領域と考える「モバイル革命領域」「生活革命領域」「生産革命領域」にフォーカスして経営資源を集中的に投下することで、2024年4月期での売上高500億円、営業利益50億円の達成に向けた事業展開を推進している。
■Key Points
・2022年4月期第2四半期累計はモバイル利用帯域拡大などの奏功で5Gインフラ支援好調
・2022年4月期通期はNTTドコモとの提携でさらなる顧客増に期待
・「SiLK VISION 2024」にて、3領域での革命で売上高500億円・営業利益50億円狙う
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNE(Mobile Virtual Network Enabler:仮想移動体通信サービス提供者)としてのMVNO※1事業への参入支援、バーチャルデータセンター(VDC)※2を中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティングやソリューションなどの様々なサービスを、主に法人向けに提供する。
※1 Mobile Virtual Network Operatorの略。(株)NTTドコモ、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>のような無線通信基盤を有する事業者から回線を借りて独自の通信事業を行う事業者。
※2 データセンターの機能を仮想的に構築し、インターネット上から利用できる仕組みまたはサービス。
1. 2022年4月期第2四半期累計の業績動向
2022年4月期第2四半期累計の業績は、売上高は21,370百万円、営業利益は2,053百万円、経常利益は1,999百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,120百万円となった。同社は事業収益力の前期比較を行うための参考として、補正数値とベース利益という数値を公表している。補正数値は、「収益認識に関する会計基準」「前期オフバランスした事業」「前期戦略投資」「前期DTI決算期変更」の影響額を補正した数値となる。ベース利益とは、当期に発生した一時的な投資額を除いた事業利益数値となる。これらで前年同期と業績比較すると、売上高は補正数値基準で前年同期比1.6%増、営業利益はベース利益基準で同8.4%増、経常利益はベース利益基準で同6.0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は補正数値基準で同4.5%増となった。
2. 2022年4月期通期の業績見通し
2022年4月期の連結業績予想について同社は、売上高で43,000百万円、営業利益で2,500百万円、経常利益で2,350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で600百万円を予想している。第2四半期末時点での各項目の進捗率は売上高で49.7%、営業利益で82.1%、経常利益で85.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益で186.7%と高い水準となった。ただ、同社は第3四半期後半から第4四半期にかけて今後の収益拡大を見据えた投資を実施する計画であり、現時点では業績予想の上方修正を期待するのは時期尚早と考える。
3. 中長期の成長戦略
「SiLK VISION 2024」は同社グループの10ヶ年計画の第1弾であり、5G時代におけるPlatformer Makerとして“指数関数的に成長する技術”による事業の拡大を目指している。持続可能な社会の実現に貢献しつつ、同社グループが世界的な成長領域と考える「モバイル革命領域」「生活革命領域」「生産革命領域」にフォーカスして経営資源を集中的に投下することで、2024年4月期での売上高500億円、営業利益50億円の達成に向けた事業展開を推進している。
■Key Points
・2022年4月期第2四半期累計はモバイル利用帯域拡大などの奏功で5Gインフラ支援好調
・2022年4月期通期はNTTドコモとの提携でさらなる顧客増に期待
・「SiLK VISION 2024」にて、3領域での革命で売上高500億円・営業利益50億円狙う
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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