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外為サマリー:1ドル113円20銭台で推移、株高への反応限定的

配信日時:2021/11/09 10:38 配信元:MINKABU
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円21銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高となっている。  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円23銭前後と前週末に比べ20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官のハト派的な発言を受け、一時113円08銭までドル安・円高が進んだ。  その後は113円ラインを意識するかたちで下げ渋る動きとなっているが、米国の早期利上げ観測が後退しているとあって東京市場に移ってからも戻りは限定的。今晩の米10月卸売物価指数(PPI)や、あす10日に米10月消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることも上値の重さにつながっているようだ。この日の日経平均株価は反発しているものの、買い一巡後は伸び悩んでいることからドル円相場を押し上げる材料には至っていない。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1580ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=131円11銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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