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サーキュ Research Memo(1):プロ人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援「プロシェアリング事業」を運営
配信日時:2021/10/18 15:01
配信元:FISCO
■要約
サーキュレーション<7379>は、プロ人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援「プロシェアリング事業」を運営。外部のプロ人材の経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決する新しい人材活用モデルであり、変化する経営課題やAI・DXといった先端技術に対応した高い専門性を持つプロ人材を豊富に揃えている点に同社の強みがある。企業の成長ステージは、創業期、成長期、成熟期という3ステージに分けて考えることができ、各ステージに応じて経営における課題も異なる。また、各ステージを横断する共通の課題も存在するが、同社顧客企業はこれら各ステージにおいて適切なプロ人材を活用することができ、また同社においては、継続的な受注を確保することができるという利点がある。
1. 2021年7月期の業績概要
2021年7月期決算は、売上高は5,506百万円(前期比37.8%増)、営業利益は484百万円(前期は135百万円の損失)、経常利益は454百万円(同139百万円の損失)、当期純利益は294百万円(同109百万円の損失)だった。各利益は前期の先行投資の影響を吸収し、大幅な成長となっている。また、新規上場に伴って2021年7月27日に開示した業績予想に対する達成率は、売上高101.0%、営業利益104.1%、経常利益103.7%、当期純利益101.4%と、売上高・各利益ともに予想を上回っての着地だった。
2. 2022年7月期の見通し
2022年7月期の業績予想は売上高7,300百万円(前期比32.6%増)、営業利益512百万円(同5.7%増)、経常利益508百万円(同11.9%増)、当期純利益328百万円(同11.3%増)を見込んでいる。大幅増収を見込んでいるが、営業利益率は7.0%と前期の8.8%から低下する。中長期でのさらなる成長を見据えて、コンサルタント人員を前期末の82人から105人とする組織強化に向けた採用投資を進める。また同時に、社内DX化を促進し生産性向上を図るためのシステム投資を行う。
3. 中期成長戦略
既存領域であるプロシェアリングコンサルティングサービス(ビジネス領域)とFLEXY(フレキシー)サービス(DX領域)では、顧客の売上規模別のマーケティング活動を推進し、月次稼働プロジェクト数を最大化。事業拡大を踏まえて、高い生産性を維持しながら組織を強化する。中堅・大手企業におけるDX領域の案件獲得に向けてウェビナーを中心に広告宣伝費を積極的に投じ、顧客内の他部署への横展開を加速させることで、複数稼働取引先を増やす。中小ベンチャーに対しては、上位地銀及びメガバンク等を中心にアライアンス契約先の新規開拓と既存アライアンス先本部との関係性を一段と強化することにより、取引企業数の拡大を目指す。
新領域のOpen Idea(オープンアイデア)サービス、人が繋ぐ事業承継サービスは、既存領域で裏付けされたプロジェクト創出の仕組みやデータを活用することで、成長を加速させる計画。また、新サービスのPROBASE(プロベース)は、副業/フリーランスとの毎月の業務検収・請求処理や人材評価などを一元管理できるサービスであり、法人向けフリーランス管理SaaS、Webサービス進出によるストック収益を積み上げる計画である。
■Key Points
・先端技術に対応した高い専門性を持つプロ人材を豊富に揃えている
・日本最大級のプロ人材データベースを持つ
・全国に拡大するアライアンス契約先
・人が繋ぐ事業承継サービスの業績への貢献が期待される
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<AS>
サーキュレーション<7379>は、プロ人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援「プロシェアリング事業」を運営。外部のプロ人材の経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決する新しい人材活用モデルであり、変化する経営課題やAI・DXといった先端技術に対応した高い専門性を持つプロ人材を豊富に揃えている点に同社の強みがある。企業の成長ステージは、創業期、成長期、成熟期という3ステージに分けて考えることができ、各ステージに応じて経営における課題も異なる。また、各ステージを横断する共通の課題も存在するが、同社顧客企業はこれら各ステージにおいて適切なプロ人材を活用することができ、また同社においては、継続的な受注を確保することができるという利点がある。
1. 2021年7月期の業績概要
2021年7月期決算は、売上高は5,506百万円(前期比37.8%増)、営業利益は484百万円(前期は135百万円の損失)、経常利益は454百万円(同139百万円の損失)、当期純利益は294百万円(同109百万円の損失)だった。各利益は前期の先行投資の影響を吸収し、大幅な成長となっている。また、新規上場に伴って2021年7月27日に開示した業績予想に対する達成率は、売上高101.0%、営業利益104.1%、経常利益103.7%、当期純利益101.4%と、売上高・各利益ともに予想を上回っての着地だった。
2. 2022年7月期の見通し
2022年7月期の業績予想は売上高7,300百万円(前期比32.6%増)、営業利益512百万円(同5.7%増)、経常利益508百万円(同11.9%増)、当期純利益328百万円(同11.3%増)を見込んでいる。大幅増収を見込んでいるが、営業利益率は7.0%と前期の8.8%から低下する。中長期でのさらなる成長を見据えて、コンサルタント人員を前期末の82人から105人とする組織強化に向けた採用投資を進める。また同時に、社内DX化を促進し生産性向上を図るためのシステム投資を行う。
3. 中期成長戦略
既存領域であるプロシェアリングコンサルティングサービス(ビジネス領域)とFLEXY(フレキシー)サービス(DX領域)では、顧客の売上規模別のマーケティング活動を推進し、月次稼働プロジェクト数を最大化。事業拡大を踏まえて、高い生産性を維持しながら組織を強化する。中堅・大手企業におけるDX領域の案件獲得に向けてウェビナーを中心に広告宣伝費を積極的に投じ、顧客内の他部署への横展開を加速させることで、複数稼働取引先を増やす。中小ベンチャーに対しては、上位地銀及びメガバンク等を中心にアライアンス契約先の新規開拓と既存アライアンス先本部との関係性を一段と強化することにより、取引企業数の拡大を目指す。
新領域のOpen Idea(オープンアイデア)サービス、人が繋ぐ事業承継サービスは、既存領域で裏付けされたプロジェクト創出の仕組みやデータを活用することで、成長を加速させる計画。また、新サービスのPROBASE(プロベース)は、副業/フリーランスとの毎月の業務検収・請求処理や人材評価などを一元管理できるサービスであり、法人向けフリーランス管理SaaS、Webサービス進出によるストック収益を積み上げる計画である。
■Key Points
・先端技術に対応した高い専門性を持つプロ人材を豊富に揃えている
・日本最大級のプロ人材データベースを持つ
・全国に拡大するアライアンス契約先
・人が繋ぐ事業承継サービスの業績への貢献が期待される
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<AS>
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