注目トピックス 日本株
三井ハイテク---急伸、収益性改善は想定以上として国内証券が目標株価引き上げ
配信日時:2021/09/17 14:33
配信元:FISCO
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注目トピックス 日本株
TSI HD---大幅反発、構造改革効果など期待で国内証券が目標株価上げ
*13:37JST TSI HD---大幅反発、構造改革効果など期待で国内証券が目標株価上げ
TSI HD<3608>は大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1500円から1600円に引き上げている。25年2月期は事業構造改革へ取り組み、事業撤退やゴルフブランドなど中心に余剰在庫の処分も行っている。こうした改革によるコスト面での効果発現などから、販管費率の改善につながっていくとみているもよう。26年2月期営業利益は会社計画下振れを見込むものの、前期比3.2倍の52億円を予想。
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2025/05/28 13:37
注目トピックス 日本株
グローリー---大幅続伸、会社計画上振れ見込むなどで国内証券が格上げ
*13:23JST グローリー---大幅続伸、会社計画上振れ見込むなどで国内証券が格上げ
グローリー<6457>は大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も2800円から3700円に引き上げている。26年3月期は流通・交通市場や遊技市場事業の会社側販売計画が保守的としているほか、小売業界向けレジ釣銭機などの採用拡大や収益性改善により海外事業中心に増額している。会社計画営業利益215億円に対して245億円を予想。総還元性向100%以上へ変更など、株主還元強化も評価としている。
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2025/05/28 13:23
注目トピックス 日本株
旭化成---続伸、MMAなど4事業の撤退を発表
*13:22JST 旭化成---続伸、MMAなど4事業の撤退を発表
旭化成<3407>は続伸。アクリル樹脂や、その原料で国内第2位のMMAなど、4事業から撤退すると発表している。26年3月から27年9月までに生産を終了し、同年末までに販売も終える計画。中国勢の増産などによる市況の悪化を背景としている。26年3月期に構造改革費用約250億円を特別損失として計上する予定だが、業績予想には織り込み済みのもよう。収益向上に向けた構造改革の前進としてポジティブ視する動きも先行。
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2025/05/28 13:22
注目トピックス 日本株
BS11 Research Memo(9):社会課題の解決に貢献する情報発信とダイバーシティの推進
*13:09JST BS11 Research Memo(9):社会課題の解決に貢献する情報発信とダイバーシティの推進
■SDGsへの取り組み日本BS放送<9414>は「質の高い情報を提供することで人々に感動を与え幸せな社会づくりに貢献します」という経営理念を掲げ、幅広いステークホルダーと協働し、持続可能な社会への貢献による企業価値向上を目指しており、2022年10月に再改訂された「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」の「サステナビリティ基本方針」に基づき、サステナビリティへの取り組みを進めている。主に社会課題の解決に貢献する情報発信が挙げられ、様々な視聴者層に向けた教育機会の提供として、多様なコンテンツを制作している。レギュラー番組の「偉人・敗北からの教訓」においては、偉人たちが犯した歴史的な大失敗から、その背景・要因・影響等を読み解き、偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、現代を生きる人の教訓とすることができる。絵本の読み聞かせ番組の「今日のえほん」では、未来を切り開くすべての子どもたちのために、心を豊かにする絵本と出会う機会を提供している。また京都文化の継承として「京都画報」「京都浪漫 悠久の物語」をレギュラー放送しているほか、毎年テーマを変えながら放送している「桜前線全国キャスターリレー!」や栃木県宇都宮市にて行われるアニメイベント「とちてれ☆アニメフェスタ!」への協賛等は、地方振興につながる施策となっている。そのほか、環境に関する問題提起を内包した番組の放送・配信等、コンテンツをはじめとした情報発信を通して、社会課題の解決に貢献するような施策に取り組んでいる。子会社である理論社と国土社においては、子どもの本の専門出版社が集まる、良質な児童図書の出版・普及活動を目的とする「児童図書 十社の会」に所属し、出版書籍による教育機会の提供を行っている。ダイバーシティの推進については、ジェンダー平等として女性社員の活躍に向けた環境整備や、人材の多様化のための中途採用等を強化している。同社によれば、2024年8月期時点での割合は、女性社員は32.7%、女性管理職は22.4%、中途採用者は80%以上となっている。同社では、放送局として魅力あるコンテンツを視聴者に提供するためにはコンテンツの多様性が重要と考えており、人材の多様性が魅力的な多様性のあるコンテンツを生み出すことから、多様性を重視した人材戦略を実践している。この考えはSDGsにも通じるものであり、同社で働く社員にとっても好意的に受け止められているようである。■株主還元2025年8月期は期末配当30円を計画、配当性向40%程度を維持同社は、BSデジタル放送事業者という高い公共性に照らしつつ、近年の業界を巡る経営環境の変化やネットとの競争激化に対応できる内部留保の充実と財務体質の強化を目指すと同時に、業績に応じて継続的に安定した利益配当を実施する基本方針を掲げてきた。2023年8月期決算において、一定程度の財務体質の強化が実現できたと判断し、2024年8月期より配当性向40%を基準として株主還元の拡充を決定した。2025年8月期は1株当たり配当額30円、配当性向38.0%の期初計画を維持している。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:09
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BS11 Research Memo(8):「6つの“力”」を具現化する重点施策「Value4」を強力に推進
*13:08JST BS11 Research Memo(8):「6つの“力”」を具現化する重点施策「Value4」を強力に推進
■日本BS放送<9414>の中長期成長戦略1. 中期成長戦略「6つの“力”」の強化・実践2020年8月期より番組制作と販売の一連の流れに沿って、1) マーケティング力:データベースの分析・活用による潜在的な需要喚起、2) 企画力:視聴者やクライアントのニーズを捉えた企画立案、3) 戦略構築力:環境変化に応じた機動的かつ効果的な戦略構築、4) 実行力:知恵と知識を結集して戦略を強力に実行、の「4つの“力”」を打ち出し、良質な番組づくりへの実効性を高めた。コロナ禍を機に2021年8月期からは、5) 変化対応力:経営環境の変化に応じた戦略を構築する力、6) 改革推進力:過去に囚われず新たな挑戦を続ける力、を加え「6つの“力”」として実践している。2. 「Value4」2025年8月期の重点施策2025年8月期は、これまでの事業年度における成果や課題として明らかになった点を踏まえ、2024年8月期の「Value3」を拡大し、「Value4」として1) コンテンツ価値の向上、2) 「稼ぐ力」の再構築、3) 放送周辺事業の強化と発展、4) 企業価値向上のための戦略的投資、の4つの重点施策を新たに定義した。「Value3」で実施した施策や実績をベースに、引き続き同社の「6つの力」を強化・実践することで課題への取り組みを強化し、重点施策の達成を目指す。1) 「コンテンツ価値の向上」については、自社制作番組において企画段階からテレビ放送後のマルチユース展開を想定した、オリジナル性の高い番組づくりを実行する。番組購入については引き続き費用対効果を意識しつつ、ターゲット視聴者層を惹き付ける番組編成を行う。2025年8月期下期の施策としては、4月からの新レギュラー番組として「黒谷友香、お庭つくります」の放送を開始した。各地のガーデンを訪ね、人々とのふれあいを通じて理想の庭づくりを追求する番組で、2024年8月期の特別番組が好評を博したこともあって、レギュラー番組化に至った。地上波を含めて本格的なガーデニング番組は珍しく、他局との差別化が可能なコンテンツとして期待がかかる。スポーツコンテンツ強化策の一環としては、女子バスケットボールWリーグに特化した情報番組「WE LOVE!Wリーグ」を放送している。ドラマ番組では「テレサ・テン 歌姫を愛した人々」を5月から放送開始し、故テレサ・テンの波乱万丈な生涯にスポットを当てたストーリーを展開している。また、コンテンツの充実に向けて広告宣伝施策を推進しており、11ヶ月連続企画として2025年1月から「毎月11日は“BS11イレブンの日”キャンペーン」を実施中だ。抽選で11,000円分の番組オリジナルビックカメラギフトカードをプレゼントするキャンペーンで、視聴者から注目を集めている。2) 「稼ぐ力」の再構築のための施策としては、スポンサーに対するセールスメニューの強化に継続的に取り組んでいる。特にスポット収入の改善補強を推進中だ。スポット収入は放送前後の番組視聴率に影響されるため、番組編成を改善してスポンサー獲得につなげる活動を進めている。同社が「ドラマゾーン」と呼ぶ通販のスポット広告が比較的多い平日日中時間帯に向けて、関係各所と協議して通販のターゲットとなる視聴者を呼び込む番組編成を展開している。成果が出始めており、下期に向けて業績面の寄与が期待される。3) 放送周辺事業の強化と発展については、放送と配信コンテンツとの相乗効果を活用し、アニメ・配信ビジネスを軸としたイベント等を積極的に展開していく。アニメ関連では、「アニメのBS11」の認知拡大策として、2025年3月に行われた世界最大のアニメイベント「AnimeJapn2025」に出展し、同社で放送する新作アニメ番組のキャスト陣によるトークステージを実施した。2025年4月の番組改編期には、話題の新作を含むアニメ関連番組を42作品放送しており、さらなる放送周辺事業の拡充を進める。4) 「企業価値向上のための戦略投資」については、引き続き現在連携する他のメディアやチャネルとのコラボレーション施策のほか、2024年8月期のエフエム東京への投資に続き、新領域開拓に向けた戦略的投資を積極的に展開する方針である。また余資運用の一環として、約10億円規模で比較的残存期間の短い社債への投資や定期預金への預入を実施しており、効率的な資金運用に向けた取り組みも継続して強化する。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:08
注目トピックス 日本株
BS11 Research Memo(7):通期予想を据え置きも、予想を上回る成長を目指す
*13:07JST BS11 Research Memo(7):通期予想を据え置きも、予想を上回る成長を目指す
■今後の見通し● 2025年8月期の業績見通し日本BS放送<9414>の2025年8月期業績予想は連結・個別ともに据え置き、連結については売上高12,314百万円(前期比0.6%増)、営業利益2,004百万円(同3.8%減)、経常利益2,032百万円(同3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,407百万円(同3.3%減)と、前期比では増収ながら各段階利益の減益を見込んでいる。個別の売上高内訳として、タイム収入は前期比3.1%増の8,518百万円、スポット収入は同6.2%減の2,128百万円、その他収入は同15.5%増の953百万円を計画している。2025年上期の実績を踏まえ、期初予想段階で想定していたコンテンツ強化策等を下期に本格投入し、売上・利益両面のさらなる向上を図る。具体的には、自社制作番組の拡大や番組購入の強化を通じてスポンサー獲得を促進し、周辺事業の収益力も高める方針だ。利益面では引き続き広告宣伝費の効率化を進めつつ、期初予想を上回る業績の達成を目指す。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:07
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BS11 Research Memo(6):「Value4」を推進中、コンテンツ価値向上や周辺事業強化に注力(2)
*13:06JST BS11 Research Memo(6):「Value4」を推進中、コンテンツ価値向上や周辺事業強化に注力(2)
■日本BS放送<9414>の業績の動向4. 費用の状況売上原価項目となる番組関連費用のうち、番組購入費については、視聴者ニーズを追求したドラマコンテンツの調達に力を入れたことに伴い、前年同期比27.8%増の194百万円となった。同社が「ドラマゾーン」と呼ぶ平日10時~19時台において、人気の中国ドラマや韓国ドラマ及び過去に人気のあった国内ドラマを放送し、同社のメイン視聴層の1つである「F3・F4層」(50歳以上の女性)及び「M3・M4層」(50歳以上の男性)の取り込みを強化した。一方で番組制作費は、前年同期に放送した大型スポーツ特別番組やレギュラー番組にかかる費用の反動減や、番組の放送月変更に伴う費用計上タイミングのズレにより、同11.4%減の1,487百万円となった。番組関連費用全体としては同8.1%減の1,682百万円と減少した。また放送関連費用は、衛星利用料の見直しにより放送委託費が同4.1%減の243百万円となった。技術費については、同38.1%増の31百万円となった。販管費となる広告関連費用に関しては、広告宣伝費は同20.8%減の301百万円、販売促進費は前年同期と同額の26百万円となった。広告宣伝費は前期に引き続き広告宣伝の効率化策を進めた。従来の新聞やWeb・交通広告等のほかイベント協賛等への投資に加え、現在は番組専用SNSで積極的に発信する等、広報活動の幅を広げている。広告出稿等については、視聴者反応を受けて効果の高い広告媒体への絞り込みを行っており、従来の新聞等の広告からWeb広告に切り替えを進めている。SNS広告はターゲティングが正確なうえ、ユーザーのプロファイリングにより定期的な分析が可能となることから、効果的な番組制作や編成が期待され、コスト効率化を徹底しつつ今後も活用を推進すると考えられる。5. 財務状況(1) 財政状態2025年8月期中間期末時点の総資産は、前期末比49百万円減少し25,845百万円となった。主な要因は、棚卸資産58百万円、有価証券(流動資産計上)99百万円、投資有価証券(固定資産計上)896百万円の増加と、現金及び預金547百万円、受取手形及び売掛金325百万円、有形固定資産217百万円、無形固定資産9百万円の減少である。負債については前期末比332百万円減少し、1,962百万円となった。主な要因は、買掛金71百万円、未払消費税145百万円、及び未払金86百万円の減少である。純資産は前期末比283百万円増加し23,882百万円となった。主な要因は、2024年8月期末配当534百万円の支出、及び親会社株主に帰属する中間純利益801百万円の計上により、利益剰余金が267百万円増加したことである。この結果、2025年8月期中間期末時点の自己資本比率は92.3%(前期末比1.2ポイント上昇)、流動比率は889.0%(同102.6ポイント上昇)となった。自己資本比率については、東証スタンダード企業の情報・通信業の自己資本比率の平均値が62.4%であることを踏まえれば、全体感として同社経営の安定度は揺るぎないと言える。(2) キャッシュ・フローの状況2025年8月期中間期末の現金及び現金同等物残高は4,604百万円と、前年同期末比9,705百万円減少した。2024年8月期中間期から2025年8月期中間期にかけて現金及び現金同等物のうち計9,000百万円を預入期間が3ヶ月超1年以内の定期預金に預け替えたことが要因である。同社は借入れがないうえ、2024年8月期の平均月商1,020百万円(売上高12,241百万円から計算)の約4.5倍に当たる4,604百万円を現金及び決算日後3ヶ月以内に満期が到来する預金で保有することから懸念は少ない。営業活動によるキャッシュ・フローは、993百万円の収入と同190百万円減少した。税金等調整前中間純利益1,174百万円を計上したものの、法人税等支払額346百万円等が要因である。投資活動によるキャッシュ・フローは、2,006百万円の支出(前年同期は9百万円の支出)となった。主に定期預金の預入による支出1,000百万円、投資有価証券の取得による支出995百万円等によるものである。財務活動によるキャッシュ・フローは、535百万円の支出(前年同期は463百万円の支出)となった。主に配当金の支払534百万円等によるものである。前述のように同社は投資の最適化に向けて効率的に資金を運用しており、今後も事業収入等によって生じた余剰資金を効果的に活用すると考えられる。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:06
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BS11 Research Memo(5):「Value4」を推進中、コンテンツ価値向上や周辺事業強化に注力(1)
*13:05JST BS11 Research Memo(5):「Value4」を推進中、コンテンツ価値向上や周辺事業強化に注力(1)
■日本BS放送<9414>の業績の動向3. 2025年8月期中間期における主要トピックス同社は、中長期戦略の中で重点施策を制定している。戦略実行に向けた「6つの力」として「実行力」「変化対応力」「改革推進力」「戦略構築力」「マーケティング力」「企画力」を定義している。これら6つの力を強化・実践するため2025年8月期は「Value4」として、(1) コンテンツ価値の向上、(2) 「稼ぐ力」の再構築、(3) 放送周辺事業の強化と発展、(4) 企業価値向上のための戦略的投資の4つの施策を制定し、推進している。(1) コンテンツ価値の向上1) レギュラー番組の充実報道、紀行番組、スポーツ、エンタメといった幅広いジャンルにおいて自社制作番組をレギュラー放送している。2025年上期に当たる2024年9月から2025年2月にかけては、「BSイレブン競馬中継SATURDAY」において新アシスタントMCにフリーアナウンサーの森千晴氏を起用したほか、MCと調教師の対談を番組の公式チャンネルで配信する等、初心者からベテランファンまでを惹き付ける番組づくりを行った。また、演歌や歌謡曲好きの視聴者に人気の「鶴瓶のええ歌やなぁ」ではゲスト出演者を拡充し、過去の名曲に関する秘話を語ってもらう等により内容を深めた。偉人たちの敗北や失敗から教訓を学ぶという番組制作方針が人気の「偉人・敗北からの教訓」では、本編の面白さだけでなく番組収録後のこぼれ噺を同社の公式YouTubeで配信する等、コンテンツに対する興味をさらに高める番組づくりを行った。同社が強みを持つアニメ関連番組では、2024年10月の番組改編において新作を中心に42作品を企画し、年末年始には「五等分の花嫁」のTVスペシャルアニメや、「アニメロサマーライブ2024-Stargazer- powered by Anison Days」のTV独占放送のほか、「KO世紀ビースト三獣士」のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)、劇場版「キン肉マン」3作品の一挙放送等を手掛けた。2) 特別番組の強化独立放送局の強みを生かし、2025年8月期も多様なジャンルの特別番組を制作・放送し、他局や自治体との連携を強化した。音楽番組としては、故 八代亜紀さんの生前の人気番組である「八代亜紀いい歌いい話」で放送した楽曲のうち、視聴者からのリクエストが多かったものを振り返る番組のほか、2024年12月に「TOKYO FM少年合唱団 クリスマスコンサート2024 〜天使の歌声降るクリスマス〜」、また新春特別番組として昭和を彩った大スターたちの貴重な映像を紹介する「新春2時間スペシャル!昭和100年 スター列伝 お宝映像一挙公開!」を放送した。(株)京都放送との共同制作番組としては、俳優の志田未来さんが旅人となって冬の京都の魅力を紹介する「冬の京都2025〜受け継がれる伝統と技〜」を、自治体との協業としては、宮城県や和歌山県みなべ町・田辺市との共同制作による番組を放送した。その他、BS初放送を含む、国内外の人気ドラマコンテンツを拡充して放送した。(2) 「稼ぐ力」の再構築視聴者ニーズをベースにクライアントの嗜好を加味したうえで、今や鉄板とも言えるアジア系を中心に幅広くドラマコンテンツを強化し、放送と配信により提供している。2024年9月から2025年2月には、中国時代劇で人気キャストが再共演した大河ロマンス史劇「星漢燦爛<せいかんさんらん>」のほか、愛と友情のアクション時代劇「江湖英雄伝~HEROES~」とポピュラーな歴史ドラマを展開した。韓国からは、豊富なコンテンツを有する(株)U-NEXT HOLDINGSとの協業により、U-NEXTで配信中の人気の韓国ドラマを厳選し、家族のヒューマンドラマ「韓流セレクション Supported by U-NEXTアンクル~僕の最高のおじさん~」や、スリリングなエンタテインメント「復讐の渦~因縁の父娘(おやこ)~」などストーリージャンルも豊富に提供した。底堅い人気を誇るアガサ・クリスティー原作の「名探偵ポワロ」をはじめとした刑事ドラマを中心にヨーロッパミステリーも手掛けることで、幅広い視聴者層のニーズに対応できるコンテンツを揃えた。さらに、国内の時代劇や犯罪・捜査ドラマに加え、2025年5月からは家族らが初めて伝記的物語の撮影を許可した作品「テレサ・テン 歌姫を愛した人々」の放送を開始する等、引き続き強化する考えである。なお、放送したドラマコンテンツ等は、一部を除き「TVer」やオリジナル配信サイト「BS11+」にて配信中と、視聴者を逃さないリテンション施策も講じている。(3) 放送周辺事業の強化と発展放送周辺事業の強化策として、配信事業の収益拡大やオリジナルコンテンツ制作、イベント事業を推進している。配信事業の収益強化策としては、オリジナル配信プラットフォームである「BS11+」においてレギュラー番組を中心に番組放送終了後の見逃し配信やアーカイブ配信を実施したこと等により、2025年2月末時点の会員数は前年同月末比で103.0%増を記録した。BS11公式YouTubeチャンネルもチャンネル登録者が同35.0%増と大きく成長し、民放無料BS放送局で1位の登録者数をキープしており、収益増に寄与した。「TVer」では報道・ドラマ番組の配信が好評だ。配信オリジナルコンテンツ制作については、東京メトロポリタンテレビジョン(株)との共同制作によるWebドラマの第1弾として「東京水没!?」を配信した。同番組は企画を公募して制作した番組で、一定の視聴者から反響を得ており、今後も同様の取り組みにより視聴者層の拡大が期待される。また人材育成の一環として入社2年目の若手社員による企画に基づいて配信コンテンツ化した「三戸なつめのブラリ神田明神」を配信している。イベント事業推進については、若手人気演歌歌手らによる歌謡ショー「我ら演歌第7世代!」を開催したほか、文化放送との協業により「ワールドダイスターRADIO☆わらじ」の番組イベント第3弾を開催した。同社は保有するIP(知的財産)を活用してマルチ展開することで2025年8月期に放送周辺事業を2020年8月期比約2.5倍の953百万円へと拡大することを計画し、成長を加速させる考えだ。(4) 企業価値向上のための戦略的投資企業価値向上策として、新たな領域への投資機会の追求と、コラボレーション施策を推進している。新たな領域としては、各分野におけるイベント事業の企画と実施、通販事業の強化が対象となる。イベント事業については、オリジナルイベントかつコラボレーション施策の一例として、2025年2月に「BS11のアイドル祭 Vol.1-バレンタインSP-」を協業先であるエフエム東京のTOKYO FMホールで開催した。通販事業としては自社運営の通販サイトである「BS11SHOP」において「産直通販」と番組関連グッズの販売を展開している。コラボレーション施策としては、前述のエフエム東京との協業による音楽イベントの開催や、デジタル音声サービス「AuDee(オーディー)」における「報道ライブ インサイドOUT」の音声配信を実施中だ。他局とのコラボレーション企画としては、2025年3月から4月にかけて、全国17の放送局とともに「桜前線2025 全国キャスターリレー! ~自慢したい桜スポット~」のほか、京都放送との共同制作番組として、「京都夜桜生中継2025 桜と名宝を訪ねて」を3月に放送した。またU-NEXTとも継続してスポーツ番組やドラマコンテンツ等の提供を受けている。さらに親会社であるビックカメラとの協業として、店舗で販売中の商品を紹介して通信販売するオリジナル番組を制作・放送しており、連携を強めて新たな施策を計画中である。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:05
注目トピックス 日本株
BS11 Research Memo(4):期初計画はほぼ達成、粗利を除く各利益は2ケタ成長
*13:04JST BS11 Research Memo(4):期初計画はほぼ達成、粗利を除く各利益は2ケタ成長
■日本BS放送<9414>の業績の動向1. 2025年8月期中間期の業績概要2025年8月期中間期の連結業績は売上高が5,889百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益1,159百万円(同25.0%増)、経常利益1,174百万円(同26.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益801百万円(同24.9%増)となった。2025年8月期中間期業績予想の売上高5,906百万円、営業利益957百万円、経常利益970百万円、親会社株主に帰属する中間純利益660百万円に対して売上高は0.3%の未達となったが、営業利益は21.1%超、経常利益は21.1%超、親会社株主に帰属する当期純利益は21.5%超と、各利益は計画を大きく上回って着地した。売上面では、放送事業収入は前年同期比1.0%減収となった。主力のタイム収入においては、前年同期にあった大型スポーツ特別番組の反動減があったものの、競馬中継等の公営競技が好調なほかショッピング番組が引き続き堅調となったことから前年同期並みで着地した。スポット収入は同4.7%減とマイナスにはなったが、新規取引先となるスポンサー獲得活動が奏功し、回復傾向を見せた。その他事業収入は同10.9%の増収となった。アニメ製作委員会参画作品の出資配当収入が好調となったほか、配信コンテンツのラインナップ強化・拡充によって各配信サイトからの配信事業収入が好調に推移した。利益面では各利益共、前年同期比で2ケタの伸びを見せた。主な要因は、番組費用やスタジオ設備更新に伴う減価償却費、広告宣伝費の減少である。番組費用については、前年同期の大型スポーツ番組やレギュラー番組等の制作に要した費用の反動減や、放送月の変更に伴い費用計上が下期にずれ込んだことによるものである。広告宣伝費については、前期に引き続きコスト効率を意識した施策に基づく出稿等を行うことで、同20.8%減と改善を果たした。2. 売上区分別の状況(個別)売上高(個別)全体の72.5%を占めるタイム収入の売上高は、4,010百万円と前年とほぼ同水準となったが、期初計画4,165百万円を3.7%下回った。前年同期のような野球、サッカー等の大型スポーツ番組放送はなかったものの、競馬中継等の公営競技関連の番組に伴う収入や、ショッピング番組に関するスポンサー獲得が好調でその穴埋めをした形になった。同20.1%を占めるスポット収入の売上高は前年同期比4.7%減の1,109百万円とやや減収となったが、期初計画1,048百万円に対しては5.9%超と計画を達成した。コロナ禍後の通販市況が伸び悩むなか、前期に引き続き新規取引先等の開拓や過去に取引実績のあるスポンサーの掘り起こし、及び番組編成の改善によるセールス強化に注力した。同社はそれらの効果が徐々に現れているとの感触を得ており、下期に向けての業績寄与が期待される。同7.5%を占めるその他収入の売上高は前年同期比10.9%増の413百万円となり、期初計画432百万円を4.3%下回った。有料チャンネルである「BS11+」の会員増による収入や、各動画配信サービスに伴う配信事業収入、アニメ製作委員会からの出資配当収入が好調に推移し前年同期比で2ケタ成長を遂げたが、計画値にはわずかに届かなかった。(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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2025/05/28 13:04
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