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英ポンド週間見通し:もみ合いか、英政府の増税計画を警戒
配信日時:2021/09/11 14:31
配信元:FISCO
■下げ渋り、英中央銀行による金融緩和策縮小の思惑広がる
今週のポンド・円は下げ渋り。新型コロナウイルスの感染再拡大の懸念は消えていないことから、151円台半ばまでポンド安・円高に振れる場面があった。しかしながら、英中央銀行は金融緩和策の段階的な縮小に向かっているとの見方が広がり、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いは縮小。この影響でポンドは対円でも底堅い動きを見せた。取引レンジ:151円43銭−152円64銭。
■もみ合いか、英政府の増税計画を警戒
来週のポンド・円はもみ合いか。英ジョンソン政権は増税案を提示しており、成長鈍化の思惑からポンドは積極的に買いづらい展開となりそうだ。ただ、英中央銀行金融政策委員会(MPC)の一部メンバーから、金融緩和策の縮小に関する見解が聞かれており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・15日:8月消費者物価コア指数(7月:前年比1.8%)
・17日:8月小売売上高(7月:前月比-2.5%)
予想レンジ:151円20銭−153円20銭
<FA>
今週のポンド・円は下げ渋り。新型コロナウイルスの感染再拡大の懸念は消えていないことから、151円台半ばまでポンド安・円高に振れる場面があった。しかしながら、英中央銀行は金融緩和策の段階的な縮小に向かっているとの見方が広がり、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いは縮小。この影響でポンドは対円でも底堅い動きを見せた。取引レンジ:151円43銭−152円64銭。
■もみ合いか、英政府の増税計画を警戒
来週のポンド・円はもみ合いか。英ジョンソン政権は増税案を提示しており、成長鈍化の思惑からポンドは積極的に買いづらい展開となりそうだ。ただ、英中央銀行金融政策委員会(MPC)の一部メンバーから、金融緩和策の縮小に関する見解が聞かれており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・15日:8月消費者物価コア指数(7月:前年比1.8%)
・17日:8月小売売上高(7月:前月比-2.5%)
予想レンジ:151円20銭−153円20銭
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