新興市場スナップショットニュース一覧
新興市場スナップショット
ワークマン---大幅に反落、12月の既存店売上高1.6%減、2カ月ぶりマイナス
大幅に反落。12月の既存店売上高が前年同月比1.6%減だったと発表している。前月は4.5%増で、2カ月ぶりのマイナスとなった。客数は2.7%減(前月3.0%増)、客単価は1.2%増(同1.5%増)。全店ベースの売上高も3.3%増(同10.4%増)と鈍化した。12月は中旬に寒さが和らいだため、冬物の衣料品や手袋、小物類が伸び悩んだ。ただ、降雨量が多かったことや日本海側の積雪でレインウエアや防寒シューズは好調だった。
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2022/01/05 10:16
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QDレーザ---5日続伸、新株予約権の大量行使で希薄化懸念後退
5日続伸。21年12月13日に発行した新株予約権のうち288個(発行総数の0.87%)が権利行使され、2万8800株が交付されたと発表している。未行使の予約権は3万2712個。早々に新株予約権が大量行使されたことで株式価値の希薄化懸念が徐々に後退するとの見方から買いが入っているようだ。また、QDレーザ株は21年12月20日に上場来安値を記録してからは堅調に推移しており、底打ち感も買いやすさにつながっているとみられる。
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2022/01/05 10:03
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MDNT---大幅に続伸、慢性心不全の再生医療等製品で九州大学と医師主導治験の契約締結
大幅に続伸。慢性心不全の治療を目的とした再生医療等製品の有効性及び安全性を確認する医師主導第IIb相臨床試験の実施に向け、九州大学と医師主導治験実施に関する契約を締結したと発表している。ナチュラルキラーT細胞という免疫細胞の活性化による慢性炎症制御に基づく新しい治療を目的とした製品。メディネットは試験結果を製造販売承認申請等に使用する権利について、九州大学と独占的に交渉できる権利を獲得する。
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2022/01/05 09:48
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日本電解---上場来高値、テスラのEV年間販売台数過去最高を材料視、電解銅箔の需要拡大期待
上場来高値。テスラの21年の電気自動車(EV)の年間販売台数が前年比87%増の93万6172台と過去最高を更新したと一部メディアで報じられ、買い材料視されている。報道によると「75万台超としていた当初の販売目標を大きく上回った」という。好業績を受け、テスラ株は3日の米国市場で急伸した。日本電解はリチウムイオン電池などに使われる電解銅箔を手掛けており、EV販売の増加が需要拡大につながるとの期待から買われているようだ。
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2022/01/04 14:19
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ステラファーマ---9日続伸、BNCTへの保険適用拡大要望を引き続き材料視
大幅に9日続伸。目新しい手掛かりは出ていないが、9日続伸して上場来高値を更新している。昨年12月20日、佐藤英道厚生労働副大臣ががん細胞のみを破壊できるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の悪性脳腫瘍への保険適用拡大を求める要望を日本BNCT臨床腫瘍学会から受けたことが引き続き材料視されている。保険適用されれば、BNCTに使用されるホウ素医薬品の開発を手掛けるステラファーマの利益拡大につながるとの見方から買いが続いているようだ。
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2022/01/04 13:37
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アイサンテクノ---一時ストップ高、自動運転の報道相次ぎ、関連銘柄として物色
一時ストップ高。年始に自動運転に関する報道が相次いだことに刺激され、投資資金が流入している。一部メディアは「遠隔監視のみで無人で運行する次世代の移動サービス『MaaS(マース)』を目指し、日本における取り組みが活発化している」などとして日産自動車<7201>やホンダ<7267>が実証実験を開始したと伝えた。アイサンテクノロジーは高精度3次元地図データベースを手掛けており、関連銘柄の一角として物色されているようだ。
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2022/01/04 13:22
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リボミック---大幅に6日続落、RBM-007の第2相臨床試験暫定報告が引き続き売り材料
大幅に6日続落。昨年12月28日に滲出型加齢黄斑変性の治療薬候補RBM-007の第2相臨床試験で、治療歴のある患者の視力の改善効果が認められなかったとの暫定報告を発表したことが引き続き売り材料となっている。今後、副次的評価項目を含めた詳細解析を行うとともに追加投与試験などが完了した後に結果をまとめる予定。RBM-007は軟骨無形成症の治療薬としても開発を進めているが、新たな材料が出るまでは下値を模索する展開になりそうだ。
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2022/01/04 10:12
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ラストワンマイル---大幅に3日続伸、上限6万株の自社株買い、発行済総数の2.20%
大幅に3日続伸。6万株(1.02億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.20%。取得期間は4日から11月30日まで。将来のM&A戦略(M&Aや資本業務提携等)の実施に備えることが目的としている。自社株買いが好感されていることに加え、ラストワンマイル株は昨年11月24日の上場日に3020円の高値を付けた後は半値以下まで下落しており、自律反発期待の買いも入っているようだ。
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2022/01/04 09:58
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出前館---大幅に4日続伸、東京の新型コロナ感染100人超でデリバリー需要拡大の見方
大幅に4日続伸。東京都で3日に確認された新型コロナウイルス感染者数が100人を超えたと報じられ、買い材料視されている。100人超の感染者は昨年10月8日以来、約3カ月ぶりという。コロナ感染者数は低下傾向が続いていたが、増加に転じたのではないかとの懸念が広がっている。このため感染防止の観点から、出前館が手掛けるデリバリーサービスの需要が再び拡大する可能性があるとの見方から買われているようだ。
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2022/01/04 09:45
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小田原エン---大幅に3日続伸、23年12月期の営業利益目標12億円の中期経営計画発表
大幅に3日続伸。23年12月期の営業利益目標を12.00億円とする中期経営計画を発表している。21年12月期の営業利益予想は6.00億円。主力の巻線機事業で競争力の高い製品を開発するとともに品質・コスト・納期を重点施策とする。送風機・住設関連事業では成長戦略を遂行する。巻線機事業は長いリードタイムを要するため、23年以降は売上に先行して年間受注110.00億円の定着を目指す。23年12月期の売上高目標は150.00億円。
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2021/12/30 14:00
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ヒュウガプライマ---上場来高値、IPOラッシュも業績の先行きに安心感
連日で上場来高値を更新している。HYUGA PRIMARY CAREは20日に上場したばかりで、公開価格(2600円)を40%上回る3640円で初値を付けた後、いったん下押す場面も見られたものの、順調に値を上げている。12月は新規株式公開(IPO)ラッシュだったが、その中でも業績見通しの良い銘柄が選好される傾向にある。同社の22年3月期営業利益予想は前期比120.5%増の5.03億円となっており、業績の先行きに対する安心感から買いが続いているようだ。
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2021/12/30 13:40
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アミタHD---続落、株式分割終え材料出尽くし
続落。新規の取引材料は出ていないが、利益確定売りが続いている。アミタホールディングスは11月26日に12月31日(実質的には30日)を基準日として1株につき5株の割合で分割すると発表。株式分割を好感して同13日には上場来高値を記録したが、その後は高値警戒感から売りに押される展開となっている。株式分割を終えて材料が出尽くしたとの見方も売りに拍車をかけているようだ。
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2021/12/30 13:27
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エフ・コード---ストップ高、業績見通しとテーマ性選好、資金流入続く
ストップ高。新たな買い材料は特に出ていないが、上場2営業日目の27日に公開価格(2020円)の約3.0倍となる6000円で初値を付けた後、28、29日と連続でストップ高を付けている。12月に入って新規株式公開(IPO)が相次ぐ中、21年12月期の営業利益予想が前期比397.6%増の1.57億円と業績見通しが良いことに加え、DX関連銘柄としてテーマ性があることが選好され、投資資金の流入が続いているようだ。
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2021/12/30 10:13
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JエスコムHD---年初来高値、韓国のITマーケティング企業を子会社化、日本でデジタルギフト事業展開へ
ストップ高で年初来高値。韓国のITマーケティング企業マフィンの株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は0.90億円で、異動後の議決権所有割合は100%。同社はリワード広告プラットフォーム事業を、100%子会社のスマートコンはデジタルギフト事業をそれぞれ展開している。子会社化により日本でデジタルギフト事業を展開するほか、クライアントの相互紹介などを検討するとしている。
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2021/12/30 10:01
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田中化研---年初来高値、スウェーデン企業のリチウムイオン電池セルの生産開始を材料視
年初来高値。スウェーデンのノースボルトがリチウムイオン電池セルの生産を開始したと発表し、買い材料視されている。欧州電池メーカーが設計・開発・組み立てを大型工場で行った初めての事例という。22年には商用顧客向けに最初の納入が行われる予定。田中化学研究所は前駆体製造技術のライセンス・技術支援などの契約をノースボルトと締結しており、技術支援の進捗に応じてライセンス・技術支援料を受領する。
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2021/12/30 09:40
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FRONTEO---急伸、AI活用の文書レビューで有効性を確認
急伸。前日に企業の会計不正調査案件において、AIレビュープラットフォーム「KIBIT Automator」を活用し、高い精度で証拠となり得る文書の特定を行うとともに、作業の大幅な効率化を実現し、対象文書の70%の削減を達成したと発表。17日には東海東京証券が投資判断「Outperform」、目標株価4700円でカバレッジを開始していた。テーマ性や高い成長性を背景に個人投資家を中心に人気化しており、本日、大型株が冴えないなか物色の矛先が向かっている。
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2021/12/29 13:55
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太洋物産---大幅に反発、株主総会の取締役選任否決で思惑買い
大幅に反発。株主総会で会社提案の取締役3人選任、株主の敷島ファームが提案した取締役6人選任のいずれも否決されたと発表している。取締役に欠員が生じるため、従来の取締役3人が取締役としての権利義務を有することになる。今後、太洋物産は速やかに臨時株主総会を招集して取締役選任議案を上程する予定。総会で提案が可決されるよう、株主の利益に配慮した施策が打ち出されるのではないかとの思惑から買いが入っているようだ。
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2021/12/29 13:38
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リボミック---ストップ安売り気配、RBM-007の第2相臨床試験で治療歴ある患者の視力改善効果認められず
ストップ安売り気配。滲出型加齢黄斑変性の治療薬候補RBM-007の第2相臨床試験のトップラインデータで、治療歴のある患者を対象とする既存薬アイリーアとの併用治療群でアイリーア単独治療群を上回る視力の改善効果が認められなかったと発表している。一方、並行実施している未治療患者に対するRBM-007単独治療試験では、途中経過ながら視力と網膜組織構造の改善効果が認められたという。
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2021/12/29 13:17
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IGS---初値2002円、公開価格を16.4%上回る、人材評価プラットフォーム提供
公開価格(1720円)を16.4%上回る2002円で初値を付けた。会社設立は10年5月18日。企業や学校を対象にAIを活用した人材評価プラットフォームを提供している。22年3月期の営業損益予想は前期比261.4%増の0.30億円の黒字。人材データの蓄積・活用の支援案件増加でHR事業が拡大するほか、学校などサービス導入先の伸長で教育事業も好調に推移する見通し。第2四半期累計の実績は0.29億円の赤字だった。
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2021/12/29 10:24
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トレードワークス---大幅に反発、26年12月期の営業利益目標7.95億円、中期経営計画発表
大幅に反発。26年12月期の営業利益目標を7.95億円とする中期経営計画を発表している。21年12月期の営業利益予想は2.30億円。従来の金融ソリューション事業で培った資産をベースに新たな金融テクノロジーへ積極投資するほか、非金融領域へのプラットフォーム/ソリューションへの新規展開などを図る。また、配当性向20-25%程度で継続的な配当実施を目指すとともに、自社株取得などの株主還元施策も必要に応じて検討するとしている。
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2021/12/29 10:10
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出前館---大幅に続伸、過年度決算訂正で悪材料出尽くし
大幅に続伸。過年度決算を訂正したと発表している。21年8月期の営業損益は179.91億円の赤字から191.57億円の赤字に変更した。監査手続きで誤謬の存在を指摘されて社内で調査した結果、過年度より未収入金と未払金の残高が過大に、売上原価が過少に計上されていたことが判明したため。指摘を受けて有価証券報告書の提出期限の延長申請を行っていたため、訂正を終えて悪材料出尽くし感が広がっているようだ。
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2021/12/29 09:44
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シーズメン---大幅に5日続伸、メタバースアパレルブランド第1弾商品の売上高が当初予想上回る
大幅に5日続伸。メタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」の第1弾商品の売上高が当初の予想を上回って好調に推移していると発表し、買い材料視されている。第1弾商品は人気アバター「レイニィ」の衣料品で、11月に発売した。第2弾は人気アバター「メリノ」の衣料品を22年2-3月に発売する予定。第3弾以降の準備も進めているとしている。
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2021/12/28 13:50
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KTK---大幅に3日ぶり反落、22年8月期第1四半期の営業利益0.73億円、進捗率18.7%
大幅に3日ぶり反落。22年8月期第1四半期(21年8-11月)の営業利益を0.73億円と発表している。収益認識に関する会計基準の適用を開始しており、前年同期比増減率は非開示。適用前の前年同期は1.28億円だった。サプライ事業で原材料費が高騰したほか、ITソリューション事業で半導体不足の影響により供給面の制約があった。通期予想は3.90億円で据え置いた。進捗率が18.7%にとどまっていることが嫌気され、売りが先行しているようだ。
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2021/12/28 13:39
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サスメド---ストップ高買い気配、塩野義製薬と不眠症治療用アプリの販売提携契約締結
ストップ高買い気配。自社で開発してきた不眠症治療用アプリについて、塩野義製薬<4507>と販売提携契約を締結したと発表している。同アプリの日本での独占的販売権を塩野義製薬が獲得する。サスメドは契約締結に伴う一時金のほか、今後の開発進展などに応じたマイルストン収入として総額最大47億円を受領する。また、製品上市後の販売額に応じたロイヤリティーも受領する。サスメドは同アプリの薬事承認申請を予定している。
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2021/12/28 13:09
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INEST---大幅に続伸、モバイルバッテリーシェアリングで光通信などと合弁会社設立検討
大幅に続伸。光通信<9435>及びINFORICH(東京都渋谷区)との間で、合弁会社設立に向けた検討を目的とした基本合意書を締結すると発表している。INFORICHが展開するモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の付加価値を高めるサービス開発を同社と光通信が共同で行い、INESTはマーケティングとセールスでの企画を行う。今後、法的拘束力のある合弁契約を締結することを目指して協議、検討を進める予定という。
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2021/12/28 10:21
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セキュア---初値2185円、公開価格の2.3倍、入退室管理や監視カメラシステム提供
上場2日目で公開価格(950円)の2.3倍となる2185円で初値を付けた。会社設立は02年10月16日。主な事業は、法人向け入退室管理や監視カメラシステムの提供。21年12月期の営業利益予想は前期比321.7%増の1.50億円。コロナ禍で遠隔監視ニーズが顕在化したことから商業施設や大型物流施設でオンプレミス型監視カメラシステムの導入件数が増加し、利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は1.35億円だった。
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2021/12/28 09:54
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サイバーセキュリ---大幅に4日ぶり反発、マイクロソフトのパートナープログラムで上位資格取得
大幅に4日ぶり反発。マイクロソフトのパートナープログラム「Microsoft Partner Network (MPN)」で上位レベルの資格である「Gold Cloud Platform コンピテンシー」を取得したと発表している。サイバーセキュリティクラウドのWAF(Web Application Firewall)の自動運用サービス「WafCharm Azure版」の導入実績の増加や認定技術者数などの専門性が認められたという。
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2021/12/28 09:29
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エフ・コード---初値6000円、公開価格の3.0倍、企業のDX推進支援サービス提供
上場2営業日目に公開価格(2020円)の約3.0倍となる6000円で初値を付けた。会社設立は06年3月15日。CX(顧客体験)領域のデータ基盤を軸に企業のDX推進を支援するサービスを提供している。21年12月期の営業利益予想は前期比397.6%増の1.57億円。デジタル顧客獲得支援サービスが堅調に推移することに加え、販管費が14.1%減の2.39億円に縮小し、利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は1.38億円だった。
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2021/12/27 14:08
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オンコリス---年初来安値、がん検査薬テロメスキャンのライセンス契約解消、特別損失1.10億円
ストップ安で年初来安値更新。15年11月に米国のLiquid Biotechと締結したがん検査薬テロメスキャン(OBP-401)のライセンス契約を解消すると発表している。ベンチャーキャピタルからの資金調達が遅延し、事業進捗が当初計画から大幅に遅延した状況を受けた措置。契約解消に伴い、蛍光顕微鏡等のテロメスキャンに関する設備投資額の回収が困難になったため、21年12月期に1.10億円の特別損失を計上する。業績見通しは精査中としている。
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2021/12/27 13:46
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アスタリスク---ストップ高買い気配、ファーストリテイリングとセルフレジ案件で全面的和解
ストップ高買い気配。ファーストリテイリング<9983>と係争中だったRFID(タグ情報を非接触で認識する技術)を活用したセルフレジ案件で、全面的な和解をしたと発表している。アスタリスクはセルフレジの開口型RFID読み取り機能に関する特許を取得しており、独自にセルフレジを開発して使用していたファーストリテイリングと争っていた。ただ、話し合いを継続する中で相互理解ができ、協力して互いの事業の発展に努めるとの合意に至ったという。
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2021/12/27 13:08