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後場の寄り付き概況 後場の日経平均は465円高でスタート、商船三井や川崎汽船が堅調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29593.69;+465.58TOPIX;2036.73;+21.28[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前営業日比465.58円高の29593.69円と前引け値(29638.17円)からやや上げ幅を縮めて取引を開始した。ランチバスケットは、差し引き160億円の売り越しとの観測。なお、ランチタイムの日経225先物は、ランチタイム前半にやや弱含む場面も見られたが、その後は再度持ち直して推移。主力処は全般強い状況で、前場の日経平均は一時利益確定売りで伸び悩んだものの、継続する買い戻しや旺盛な押し目買いのもと高値圏での推移が続いた。後場寄り付き直後の日経平均は、若干上げ幅を縮めたものの、29600円を挟んでの横ばいとなっている。 売買代金上位では、レーザーテック<6920>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、JFE<5411>、KDDI<9433>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>などが堅調。業種別では、鉱業、電気ガス、パルプ紙などが小幅ながらマイナス圏で推移。 <CS> 2021/09/06 12:56 みんかぶニュース 個別・材料 エレマテックが続伸、国内有力証券は「A」に引き上げ  エレマテック<2715.T>が続伸。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は1450円を継続した。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比11.3%増の16億6500万円となった。自動車市場の回復に伴い、関連部材の販売が好調に推移したことなどが寄与した。22年3月通期の同利益は前期比19.0%増の65億円が見込まれているが、第1四半期時点の進捗率は25.6%と順調。同証券では、今期の同利益は66億円への増額修正を見込んでいる。自動車業界のCASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)の流れ加速が、中長期的な追い風となるとみている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:52 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位に日本駐車場  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の6日正午現在では、日本駐車場開発<2353.T>が「買い予想数上昇」5位となっている。  日本駐車場は大幅高で一時16円高の186円まで買われ、3月19日につけた年初来高値174円を約半年ぶりにクリアした。サブリース形式の月極駐車場などを展開し、コロナ禍にあっても法人向け月極駐車場を中心に業績好調に推移している。前週末3日取引終了後に発表した21年7月期決算は営業利益が前の期比22%増の32億6300万円と大幅増益で着地したほか、続く22年7月期についても前期比38%増の45億円と高い伸びを見込み、過去最高利益を更新する見通しを示した。これを好感する買いが集中した。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:48 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/09/06(1)】住友商事<8053>、ベトナム最大手のマネージドケア事業者Insmartに出資 ■住友商事<8053>、ベトナム最大手のマネージドケア事業者Insmart社に出資■三井物産<8031>、インドの分散電源事業者OMC Powerに追加出資■伊藤忠商事<8001>、フィンランドのパッケージング原紙開発・製造・ライセンス事業のPaptic社と資本業務提携■グルメポップコーン「HillValley」製造販売の日本ポップコーン、MBOを実施■田中貴金属工業、米医療機器ベンチャーファンド「Ambix Life Science Fund」に出資■静岡銀行<8355>、kemuri ventures合同会社が運営する「食の未来ファンド」に出資■顧客コミュニケーションツール「チャネルトーク」提供のChannel Corporation、シリーズCで総額28億円の資金調達を実施■東京機械製作所<6335>、アジア開発キャピタル<9318>公表のプレスリリースに対する見解(反論)を発表■ダイダン<1980>、シンガポール法人を設立 同国支店の事業を移管■ICO総合プラットフォーム「COMSA」展開のテックビューロ、シーエムジェイ等を吸収合併■クレーン用カメラ製造・販売の協立電子工業、子会社のMKIを合併 製造部門の分社化により「KDK」を設立■無血清細胞培養液・免疫・幹細胞培養事業のセルサイエンス、ボルドバイオテクノロジーと合併■東海漬物、浅漬茄子製造の荒井食品を買収■ノバルティスグループのジェネリック医薬品事業部門であるサンド、アスペンとの日本事業の統合を完了■給食事業の日本ゼネラルフード、グループ4社を吸収合併■神谷燃料、子会社で太陽光・リフォーム事業のサンプラスを吸収合併 社名を「神谷サンプラス」に変更■建築工具製造のミロク、建築工具企画開発のパテントアイランドを吸収合併■安川電機<6506>子会社の安川マニュファクチャリング、安川設備メンテナンスを吸収合併■資税研、合同会社GAIN INTERNATIONALの持ち分譲り受け等を発表■日本産業パートナーズ、アラクサラネットワークスの全保有株を米Fortinet社に譲渡■Literace FP Partners、オールインクルーディングジャパン合同会社から事業を承継 マレーシア・メキシコ・インドでの海外クリニック事業の運営を開始■フジ<8278>、「天満屋広島緑井店」を承継■健康食品・化粧品通信販売のヴェントゥーノ、子会社のアミー製薬を吸収合併■Zoom商談を書き起こしてSalesforceに自動入力するオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」開発のamptalk、シードラウンドで約1億円の資金調達を実施■麻生、保有する廣済堂<7868>株の一部を売却 出資比率12.05%に■TKコーポレーション、保有するGFA<8783>の新株予約権の一部をデベロップ・ナビゲーターと光明寺に譲渡■NEC<6701>、韓国LG Energy Solutionに電力会社・企業向け蓄電システムを提供する米国子会社の全株式を譲渡■岩谷産業<8088>、関東圏一帯における食品物流・販売のユー・エム・システムを買収■全研本社<7371>、駅前留学のNOVAホールディングスに英会話スクール事業を譲渡■村田製作所<6981>、RF回路の消費電力を削減するDigital ET技術保有の米Eta Wireless社を買収【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <CS> 2021/09/06 12:45 みんかぶニュース 個別・材料 幸楽苑HDが反落、8月既存店売上高は3カ月連続前年割れ  幸楽苑ホールディングス<7554.T>が反落している。3日の取引終了後に発表した8月度売上高で、国内直営既存店売上高が前年同月比13.8%減と3カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が継続された影響を受けて、客数が同11.8%減となったことが響いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:45 みんかぶニュース 個別・材料 ファースト住が6日続伸、第3四半期41%営業増益  ファースト住建<8917.T>が6日続伸している。前週末3日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年11月~21年7月)連結決算が、売上高308億1000万円(前年同期比4.8%増)、営業利益23億1500万円(同40.6%増)、純利益14億7800万円(同41.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。  主力の戸建事業で、戸建分譲の平均販売単価が上昇し収益性が改善したほか、子会社アオイ建設で販売棟数が大きく伸長したことが牽引した。また、前年同期に販売実績がなかったマンション分譲で売上高を計上したことも寄与した。  なお、21年10月期通期業績予想は、売上高426億円(前期比2.3%減)、営業利益31億円(同17.2%増)、純利益19億円(同13.7%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:43 みんかぶニュース 個別・材料 キーウェアが続伸、農業ICT領域に特化した専門子会社を設立  キーウェアソリューションズ<3799.T>が続伸している。午前11時30分ごろ、農業ICT領域に特化した専門子会社「オーガル」を設立したと発表しており、これが好感されている。  同社は、自社開発した農業ICTソリューション「OGAL(オーガル)」を活用し、農業者の技能向上や新規就農者の技能習得のため、熟練農業者が持つ付加価値の高い作物を作り出す栽培技能を可視化し、それを継承するための支援サービスを提供しているが、新会社はこの農業ICT事業を継承。また、これまで実際に農場に赴き得られた作物の栽培に関する技術やノウハウと、「OGAL」をはじめとしたITソリューションを組み合わせて作物の栽培に取り組むなど活動の幅を広げるとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:40 新興市場スナップショット 松屋R&D---ストップ高、30日を基準日に1対2の株式分割、流動性向上と投資家層拡大図る ストップ高。30日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、発行可能株式総数を900万株から1800万株に引き上げる。併せて22年3月期の期末配当予想を従来の10.00円から5.00円に修正するが、分割に伴うもので実質的な変更はない。 <TY> 2021/09/06 12:36 注目トピックス 日本株 アイリックコーポレーション---2021年6月期期末配当について アイリックコーポレーション<7325>は2日、2021年6月30日を基準日とする剰余金の配当に関して決議したことを発表。同社は、配当による利益還元について、財務体質の強化および将来の事業展開に備えるために必要な内部留保とのバランスを保ちつつ、配当性向30%台を目途として、業績への連動性の高い利益配分を継続的に行うことを基本方針としている。2021年6月期の期末配当金は、一株あたり12円(直近の配当予想12円)とした。なお、配当金総額は1.02億円、効力発生日は2021年9月30日の予定。 <ST> 2021/09/06 12:36 みんかぶニュース 個別・材料 ゼネラルパは続落、設備投資需要の減少見込み22年7月期営業益予想28%減  ゼネラルパッカー<6267.T>が続落している。同社は3日取引終了後に、22年7月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比27.9%減の7億4600万円としていることがネガティブ視されているようだ。  売上高は同2.1%減の86億円を予想。新型コロナウイルス感染症の影響で景気の先行きに不透明感が増すなか、顧客の設備投資需要が減少するとみているほか、利益面では一部の低採算案件による売上総利益率の低下や販売費の増加を想定している。なお、年間配当は前期に実施した記念配10円を落とし、普通配60円とする方針を示している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:36 注目トピックス 日本株 ギフト---2021年10月期8月度の直営店売上速報、全店で前年同月比24.2%増、既存店では同13.4%増 ギフト<9279>は3日、2021年10月期8月度の国内直営店売上速報の集計結果を発表した。全店売上高は前年同月比24.2%増、既存店売上高は同13.4%増となった。尚、既存店売上高は、時短営業日を除外した通常営業日の売上高を前期と比較した数値であり、時短営業日も含む全営業日の売上高を前期と比較した既存店売上高は前年同月比0.7%増だった。8月度は、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域が拡大され、引き続きコロナウイルスの影響を受けたが、内閣官房実施の「新型コロナウイルスモニタリング検査」に参加するなど感染予防対策に努めつつ営業を継続し、宅配(デリバリー)対応店舗の拡充、テイクアウト販売にも引き続き取り組んだ。 <ST> 2021/09/06 12:33 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月06日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9919) 関西スーパ    東証1部       [ 割高 ] (3903) gumi     東証1部       [ 割安 ] (7850) 総合商研     東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (6198) キャリア     東証マザーズ     [ 割高 ] (2353) 日本駐車場開発  東証1部       [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3320) クロスプラス   東証2部       [ 割安 ] (8103) 明和産業     東証1部       [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (3936) グローバルウェイ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (9101) 日本郵船     東証1部       [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で伸び悩む  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前営業日比460円高前後と前場終値と比較して伸び悩んでいる。外国為替市場では1ドル=109円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:31 注目トピックス 日本株 アドバンスクリエイト---2021年8月度業績概要(速報)を発表、対面販売は前年同月比23%増 アドバンスクリエイト<8798>は3日、2021年8月度の業績概要(速報)について発表した。保険代理店事業における8月度の申込ANPの状況は、対面販売はオンライン保険相談をはじめとするOMO戦略が好調に進展したことで、前月比8%増となった。協業販売は前月から横ばいで推移し、通信販売は前月比41%増と大幅に伸長した。前年同月比については、対面販売はオンライン面談をはじめとするOMO戦略が順調に進捗したことで23%増と大きく伸長。協業販売も3%増と堅調に推移し、通信販売は11%減となったものの、全体では12%増となった。 <ST> 2021/09/06 12:31 みんかぶニュース 個別・材料 レノバが急動意で25日線超え、総裁選の行方にかかわらず脱炭素政策は推進  レノバ<9519.T>がマドを開けて急動意、25日移動平均線を陽線で上回ってきた。世界的に加速する脱炭素への取り組みを背景として、日本では2030年度までに温室効果ガスの排出量を13年度比で46%削減する目標を掲げるが、これは自民党総裁が交代しても政策の方向性に変更はないとみられている。そのなか同社は太陽光発電を主力に再生可能エネルギーの開発・運営を手掛けており、シンボルストックとして存在感を示す。特に、今回の自民党総裁選に出馬する意向を示している河野太郎規制改革相は脱原発と脱炭素を持論としており、仮に総裁選で勝利した場合には、レノバをはじめとする同関連株を改めて刺激する公算が大きいとの見方もでている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:30 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に6日続伸、ファーストリテ1銘柄で約69円押し上げ 6日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり184銘柄、値下がり38銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は大幅に6日続伸。510.06円高の29638.17円(出来高概算6億2488万株)で前場の取引を終えている。3日の米株式市場でのNYダウは74.73ドル安(-0.21%)と小幅に反落。8月雇用統計の非農業部門雇用者数の伸びは前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回った。景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、ダウは終日軟調に推移。一方、量的緩和縮小(テーパリング)の開始が遠のくなど、金融緩和長期化への思惑からハイテク株買いは根強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新して終了した。まちまちな米株市場ではあったが、東京市場では、国内での政局流動化を受けた政策期待が続いており、本日の日経平均は373.11円高の29501.22円とギャップアップでスタート。取引開始後まもなく29600円を超えると、一時は利益確定売りで伸び悩んだものの、継続する買い戻しや旺盛な押し目買いのもと高値圏での推移が続いた。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約109円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは日本郵船<9101>で9.51%高、同2位は川崎汽船<9107>で9.23%高だった。一方、値下がり寄与トップは楽天グループ<4755>、同2位はキヤノン<7751>となり、2銘柄で日経平均を約1円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは関西電力<9503>で3.31%安、同2位は楽天グループで1.61%安だった。関西電力は、国内証券による投資判断の格下げが観測されている。*11:30現在 日経平均株価  29638.17(+510.06) 値上がり銘柄数 184(寄与度+514.59)値下がり銘柄数  38(寄与度-4.53)変わらず銘柄数  3 ○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格   前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    76550    1920 +69.14<8035> 東エレク        50100    1110 +39.97<9433> KDDI           3707     167 +36.08<9984> ソフトバンクG     6311     111 +23.98<6367> ダイキン        29070     635 +22.87<6857> アドバンテ       10350     210 +15.12<4543> テルモ          5044     99 +14.26<6954> ファナック       25940     370 +13.32<9766> コナミHD         7350     350 +12.60<6098> リクルートHD      6598     116 +12.53<2413> エムスリー       8020     140 +12.10<9613> NTTデータ        2153     65 +11.70<6976> 太陽誘電         7000     260 +9.36<7951> ヤマハ          7170     250 +9.00<7832> バンナムHD       8241     248 +8.93<4901> 富士フイルム      9565     234 +8.43<7733> オリンパス       2437     52 +7.49<6971> 京セラ          7329     87 +6.27<4021> 日産化学         6620     160 +5.76<6645> オムロン        11340     160 +5.76 ○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格   前日比 寄与度<4755> 楽天グループ      1099     -18 -0.65<7751> キヤノン         2644     -9 -0.49<8331> 千葉銀           694     -11 -0.40<3402> 東レ           753.7    -6.4 -0.23<4042> 東ソー          2079     -12 -0.22<6473> ジェイテクト       965     -5 -0.18<3086> Jフロント         984     -9 -0.16<1812> 鹿島           1492     -8 -0.14<7267> ホンダ          3379     -2 -0.14<9503> 関西電          1067   -36.5 -0.13<6674> GSユアサ         2611     -16 -0.12<9021> JR西日本         5123     -31 -0.11<1801> 大成建          3595     -15 -0.11<4631> DIC          3220     -30 -0.11<3105> 日清紡HD         941     -3 -0.11<4568> 第一三共       2783.5     -1 -0.11<4523> エーザイ         9272     -3 -0.11<1605> 国際帝石         765     -7 -0.10<6178> 日本郵政         972    -2.5 -0.09<9502> 中部電          1316   -21.5 -0.08 <CS> 2021/09/06 12:25 日経QUICKニュース 外為12時 円が上昇 米景気懸念で、株高が上値抑える  6日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=109円79銭近辺と前週末17時時点に比べ24銭の円高・ドル安だった。3日発表の8月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に下回り、米景気の回復が鈍化しているとの見方からドル売りが優勢だった。 円の上値は重い。6日の日経平均株価が大幅に上昇しており、「低リスク通貨」とされる円は売りも出やすかった。6日は米国がレーバーデーの祝日で休場となるため、市場参加者は少なく動意は乏しかった。9~12時の円の高値は109円75銭近辺、安値は109円84銭近辺で値幅は9銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=130円35~36銭と同30銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは小幅な動きだった。12時時点は1ユーロ=1.1872~73ドルと同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小観測から急ピッチでのユーロ高が進んだ反動で、9日のECB理事会を前にユーロには持ち高調整の売りも出ているとみられる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/06 12:24 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~日本株の水準訂正継続、買い戻しに押し目買い加わり底堅い展開 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅に6日続伸、日本株の水準訂正継続、買い戻しに押し目買い加わり底堅い展開・ドル・円は小じっかり、米金利高と日本株高で・値上がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位が東京エレクトロン<8035>■日経平均は大幅に6日続伸、日本株の水準訂正継続、買い戻しに押し目買い加わり底堅い展開日経平均は大幅に6日続伸。510.06円高の29638.17円(出来高概算6億2488万株)で前場の取引を終えている。3日の米株式市場でのNYダウは74.73ドル安(-0.21%)と小幅に反落。8月雇用統計の非農業部門雇用者数の伸びは前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回った。景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、ダウは終日軟調に推移。一方、量的緩和縮小(テーパリング)の開始が遠のくなど、金融緩和長期化への思惑からハイテク株買いは根強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新して終了した。まちまちな米株市場ではあったが、東京市場では、国内での政局流動化を受けた政策期待が続いており、本日の日経平均は373.11円高の29501.22円とギャップアップでスタート。取引開始後まもなく29600円を超えると、一時は利益確定売りで伸び悩んだものの、継続する買い戻しや旺盛な押し目買いのもと高値圏での推移が続いた。個別では、出資先企業が第三者割当増資を実施すると発表したgumi<3903>が急騰し、先日の大幅増配が引き続き材料視された明和産業<8103>と並んで値上がり率上位に並んでいる。また、今期大幅増益見通しを示した日駐<2353>も大幅に上昇。主力どころでは、商船三井<9104>や日本郵船<9101>などの大手海運株が急伸で直近高値を更新。自民党総裁選での政策討議活発化を睨んで、再生可能エネルギー関連株が再び動意づいており、レノバ<9519>、テスHD<5074>、イーレックス<9517>、新興市場ではウエストHD<1407>などが急伸している。また、JFE<5411>や日本製鉄<5401>などの大手鉄鋼株、菅首相の実質的な退陣を受けて携帯産業の改革後退などの思惑から、NTT<9432>、KDDI<9433>などの大手通信株が大幅高となっている。そのほか、株式市場の売買活発化を受けて野村<8604>が大幅続伸で売買代金上位に入っている。一方、プライム市場上場維持基準への適合に向けた社長による株式売出が発表されたクロスマーケ<3675>、通期計画を上方修正も第2四半期(5-7月)実績を含め物足りないと捉えられたポールHD<3657>などがそれぞれ急落。投資ファンドによる株式買い増しなどの思惑で前週に賑わっていた東京機<6335>は利益確定売りで値下がり率上位に入っている。セクターでは、海運業、証券・商品先物取引業、情報・通信業などが上昇率上位となった一方、電気・ガス、鉱業、パルプ・紙などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の58%、対して値下がり銘柄は36%となっている。日経平均の前週からの急伸劇は今週も継続している。日経平均は日足一目均衡表で雲を大きく上放れ、三役好転の買い手優位の状態に一気に転換。遅行線の強気シグナルも増大しており、騰勢は当面維持されそうだ。本日の大幅高で、日経平均の直近6日間の上げ幅は2000円近い。大台の3万円も視野に入るなか、さすがに短期的な過熱感も漂うところではあるが、上昇をけん引してきた日経平均先物には本日も買い戻しが断続的に入っている様子。海外勢は今年、先物では大幅な売り越しポジションにあり、まだまだ買い戻しは始まったばかりと思われる。今週末には先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えており、売り方による買い戻しの進展を想定すれば、目先的な利益確定売りが入っても底堅く推移しそうだ。また、前週からの急ピッチでの上昇に付いていけていない投資家も多いとみられ、下げた局面ではすかさず押し目買いが入りそうだ。実際、午前はそうした動きが見られている。もともと史上最高値更新を続ける米国株などに対して日本株だけ出遅れ感が著しかった。主力企業の4-6月期決算は好調で通期計画の上方修正も例年に比して多かった。アナリストの業績上方修正も増え、今期予想EPS(一株当たり利益)が上昇傾向を辿る一方、予想PER(株価収益率)は低下傾向が続いていた。ただ、こうした背景として度々挙げられていた日本の新型コロナウイルス感染拡大やワクチン接種の遅れも揃って解消に向かってきている。新規感染者数は依然として多いものの、8月半ばからは前週比での減少傾向が確認されており、ピークアウトが見られているほか、ワクチン接種は欧米に勝るスピードで追い上げてきている。日本株のバリュエーションディスカウントの要因が解消されてきたのであれば、株価の水準訂正にも納得感が持てる。そこに、政局流動化に伴う政策期待も相まったという格好だ。とはいえ、一気に楽観に傾いてきている分、改めて警戒も必要だろう。新型コロナ感染動向についていえば、確かに、新規感染者数は減少傾向にあるが、コロナの行方だけは誰にも確定的なことはいえない。デルタ株に変わる新たな変異株、従来ワクチンが効きにくい景気回復の大前提を覆すような変異株の拡大など、リスクは常に存在する。世界保健機関(WHO)は8月末、警戒レベルが上から2番目の「注目すべき変異型(VOI)」に南米の一部の国で流行するミュー型を加えた。このVOIリストにはそのほかラムダ型などを加え、5種類も変異株が存在する。どれがいつ「懸念される変異株(VOC)」に格上げされるかは分からない。また、新規感染者数は減少傾向といっても、ワクチン接種が遅れている新興国でのデルタ変異株の収束はまだまだ道半ばだ。ゴールドマン・サックス証券やシティグループ証券などはデルタ株拡大による世界経済下方修正リスクを警告している。先日のトヨタの減産報道によるショックは、第1四半期決算発表時に既に織り込み済みで、年間生産計画に変更がないこともあり、挽回生産も可能とのことで市場の動揺はひとまず収まった。しかし、減産背景にある東南アジアでの感染拡大などによるサプライチェーンの混乱が、この先再び起こることがないという保証はない。ニュースのヘッドライン次第で相場の雰囲気は一変してしまうことに留意しておきたい。国内政治も、いまは期待ばかりが先行しているが、実際のところ、誰が新首相になったとしても、コロナという不確実性の高い相手との戦いが困難であることに変わりはない。また、政策の中身もまだ明らかになってはいないが、財源問題も含めて実現可能性などが低いと判断されば、簡単に期待が萎む可能性もある。当面は強気で臨むべきとは思うが、みなが強気に傾きすぎた時ほど怖いものはない。常にリスクを睨みながら相場に臨みたいものだ。■ドル・円は小じっかり、米金利高と日本株高で6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、109円半ばから後半に水準を切り上げた。米10年債利回りの上昇を受け、ややドル買いに振れやすい。また、日経平均株価が前週からの上昇基調を維持し、日本株高を好感した円売りがドルを押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円69銭から109円84銭、ユーロ・円は130円26銭から130円50銭、ユーロ・ドルは1.1874ドルから1.1887ドル。■後場のチェック銘柄・gumi<3903>、アイビー化粧品<4918>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位が東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・8月非農業部門雇用者数:+23.5万人(予想:+73.3万人、7月:+105.3万人←+94.3万人)・米・8月平均時給:前年比+4.3%(+3.9%、7月:+4.1%←+4.0%)・米・8月失業率:5.2%(予想:5.2%、7月:5.4%)・米・8月ISM非製造業景況指数:61.7(予想:61.6、7月:64.1)・米・8月サービス業PMI改定値:55.1(予想:55.2、速報値:55.2)・米・8月総合PMI改定値:55.4(速報値:55.4)【要人発言】・バイデン米大統領「雇用統計の鈍化、新型コロナウイルス変異株流行が原因」「雇用創出の拡大が継続」「雇用統計には失望、しかし、経済の回復は耐久性があり強い」<国内>特になし<海外>・15:00 独・7月製造業受注(前月比予想:-1.0%、6月:+4.1%) <CS> 2021/09/06 12:21 みんかぶニュース 市況・概況 「選挙関連」が11位にランク、菅首相の退陣表明で政局相場に<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 デジタルトランスフォーメーション 2 半導体 3 EUV 4 半導体製造装置 5 NFT 6 再生可能エネルギー 7 2021年のIPO 8 海運 9 水素 10 脱炭素  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「選挙関連」が11位となっている。  3日に菅首相が退陣を表明したことで、市場は政局相場へと突入している。今後の国内政治関連のスケジュールは、自民党総裁選が17日告示、29日投開票の予定で行われる。その後、10月21日に衆院議員の任期満了となり、総選挙は11月に実施されるとの観測が強まっている。  国内政治への関心が高まるなか、選挙関連銘柄への注目度も高まりつつある。ムサシ<7521.T>は、選挙関連機器のトップ企業で投票用紙読み取り分類機などを手掛ける。グローリー<6457.T>も投票用紙自動交付機などを製造・販売しているほか、イムラ封筒<3955.T>はダイレクトメールや選挙用通知封筒などを手掛ける。  パソナグループ<2168.T>やトランス・コスモス<9715.T>、りらいあコミュニケーションズ<4708.T>は選挙の世論調査や出口調査に絡む。パイプドHD<3919.T>はグループ企業が政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:20 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.040%に上昇  6日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが影響し、円債も売りが優勢だった。  米労働省が3日に発表した8月の雇用統計で雇用者数は市場予想を下回ったものの、賃金の上昇は予想以上に伸びる内容となったことを受け、米金融当局によるテーパリング観測の早期実施が後退。米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及し、債券先物は続落してスタートした。朝方の売りが一巡したあとはやや下げ渋る動きとなったが、日経平均株価の上昇が重荷となったほか、今晩の米国市場はレーバーデーの祝日で休場となることから様子見ムードが広がりやすく戻りは鈍かった。なお、この日は国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の材料が予定されていない。  午前11時の先物9月限の終値は前週末比8銭安の151円90銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%上昇の0.040%だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:16 後場の投資戦略 日本株の水準訂正継続、買い戻しに押し目買い加わり底堅い展開 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29638.17;+510.06TOPIX;2038.41;+22.96[後場の投資戦略] 日経平均の前週からの急伸劇は今週も継続している。日経平均は日足一目均衡表で雲を大きく上放れ、三役好転の買い手優位の状態に一気に転換。遅行線の強気シグナルも増大しており、騰勢は当面維持されそうだ。本日の大幅高で、日経平均の直近6日間の上げ幅は2000円近い。大台の3万円も視野に入るなか、さすがに短期的な過熱感も漂うところではあるが、上昇をけん引してきた日経平均先物には本日も買い戻しが断続的に入っている様子。 海外勢は今年、先物では大幅な売り越しポジションにあり、まだまだ買い戻しは始まったばかりと思われる。今週末には先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えており、売り方による買い戻しの進展を想定すれば、目先的な利益確定売りが入っても底堅く推移しそうだ。また、前週からの急ピッチでの上昇に付いていけていない投資家も多いとみられ、下げた局面ではすかさず押し目買いが入りそうだ。実際、午前はそうした動きが見られている。 もともと史上最高値更新を続ける米国株などに対して日本株だけ出遅れ感が著しかった。主力企業の4-6月期決算は好調で通期計画の上方修正も例年に比して多かった。アナリストの業績上方修正も増え、今期予想EPS(一株当たり利益)が上昇傾向を辿る一方、予想PER(株価収益率)は低下傾向が続いていた。 ただ、こうした背景として度々挙げられていた日本の新型コロナウイルス感染拡大やワクチン接種の遅れも揃って解消に向かってきている。新規感染者数は依然として多いものの、8月半ばからは前週比での減少傾向が確認されており、ピークアウトが見られているほか、ワクチン接種は欧米に勝るスピードで追い上げてきている。日本株のバリュエーションディスカウントの要因が解消されてきたのであれば、株価の水準訂正にも納得感が持てる。そこに、政局流動化に伴う政策期待も相まったという格好だ。 とはいえ、一気に楽観に傾いてきている分、改めて警戒も必要だろう。新型コロナ感染動向についていえば、確かに、新規感染者数は減少傾向にあるが、コロナの行方だけは誰にも確定的なことはいえない。デルタ株に変わる新たな変異株、従来ワクチンが効きにくい景気回復の大前提を覆すような変異株の拡大など、リスクは常に存在する。世界保健機関(WHO)は8月末、警戒レベルが上から2番目の「注目すべき変異型(VOI)」に南米の一部の国で流行するミュー型を加えた。このVOIリストにはそのほかラムダ型などを加え、5種類も変異株が存在する。どれがいつ「懸念される変異株(VOC)」に格上げされるかは分からない。 また、新規感染者数は減少傾向といっても、ワクチン接種が遅れている新興国でのデルタ変異株の収束はまだまだ道半ばだ。ゴールドマン・サックス証券やシティグループ証券などはデルタ株拡大による世界経済下方修正リスクを警告している。先日のトヨタの減産報道によるショックは、第1四半期決算発表時に既に織り込み済みで、年間生産計画に変更がないこともあり、挽回生産も可能とのことで市場の動揺はひとまず収まった。しかし、減産背景にある東南アジアでの感染拡大などによるサプライチェーンの混乱が、この先再び起こることがないという保証はない。ニュースのヘッドライン次第で相場の雰囲気は一変してしまうことに留意しておきたい。 国内政治も、いまは期待ばかりが先行しているが、実際のところ、誰が新首相になったとしても、コロナという不確実性の高い相手との戦いが困難であることに変わりはない。また、政策の中身もまだ明らかになってはいないが、財源問題も含めて実現可能性などが低いと判断されば、簡単に期待が萎む可能性もある。 当面は強気で臨むべきとは思うが、みなが強気に傾きすぎた時ほど怖いものはない。常にリスクを睨みながら相場に臨みたいものだ。 <AK> 2021/09/06 12:15 ランチタイムコメント 日経平均は大幅に6日続伸、日本株の水準訂正継続、買い戻しに押し目買い加わり底堅い展開  日経平均は大幅に6日続伸。510.06円高の29638.17円(出来高概算6億2488万株)で前場の取引を終えている。 3日の米株式市場でのNYダウは74.73ドル安(-0.21%)と小幅に反落。8月雇用統計の非農業部門雇用者数の伸びは前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回った。景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、ダウは終日軟調に推移。一方、量的緩和縮小(テーパリング)の開始が遠のくなど、金融緩和長期化への思惑からハイテク株買いは根強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新して終了した。まちまちな米株市場ではあったが、東京市場では、国内での政局流動化を受けた政策期待が続いており、本日の日経平均は373.11円高の29501.22円とギャップアップでスタート。取引開始後まもなく29600円を超えると、一時は利益確定売りで伸び悩んだものの、継続する買い戻しや旺盛な押し目買いのもと高値圏での推移が続いた。 個別では、出資先企業が第三者割当増資を実施すると発表したgumi<3903>が急騰し、先日の大幅増配が引き続き材料視された明和産業<8103>と並んで値上がり率上位に並んでいる。また、今期大幅増益見通しを示した日駐<2353>も大幅に上昇。主力どころでは、商船三井<9104>や日本郵船<9101>などの大手海運株が急伸で直近高値を更新。自民党総裁選での政策討議活発化を睨んで、再生可能エネルギー関連株が再び動意づいており、レノバ<9519>、テスHD<5074>、イーレックス<9517>、新興市場ではウエストHD<1407>などが急伸している。 また、JFE<5411>や日本製鉄<5401>などの大手鉄鋼株、菅首相の実質的な退陣を受けて携帯産業の改革後退などの思惑から、NTT<9432>、KDDI<9433>などの大手通信株が大幅高となっている。そのほか、株式市場の売買活発化を受けて野村<8604>が大幅続伸で売買代金上位に入っている。 一方、プライム市場上場維持基準への適合に向けた社長による株式売出が発表されたクロスマーケ<3675>、通期計画を上方修正も第2四半期(5-7月)実績を含め物足りないと捉えられたポールHD<3657>などがそれぞれ急落。投資ファンドによる株式買い増しなどの思惑で前週に賑わっていた東京機<6335>は利益確定売りで値下がり率上位に入っている。 セクターでは、海運業、証券・商品先物取引業、情報・通信業などが上昇率上位となった一方、電気・ガス、鉱業、パルプ・紙などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の58%、対して値下がり銘柄は36%となっている。日経平均の前週からの急伸劇は今週も継続している。日経平均は日足一目均衡表で雲を大きく上放れ、三役好転の買い手優位の状態に一気に転換。遅行線の強気シグナルも増大しており、騰勢は当面維持されそうだ。本日の大幅高で、日経平均の直近6日間の上げ幅は2000円近い。大台の3万円も視野に入るなか、さすがに短期的な過熱感も漂うところではあるが、上昇をけん引してきた日経平均先物には本日も買い戻しが断続的に入っている様子。 海外勢は今年、先物では大幅な売り越しポジションにあり、まだまだ買い戻しは始まったばかりと思われる。今週末には先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えており、売り方による買い戻しの進展を想定すれば、目先的な利益確定売りが入っても底堅く推移しそうだ。また、前週からの急ピッチでの上昇に付いていけていない投資家も多いとみられ、下げた局面ではすかさず押し目買いが入りそうだ。実際、午前はそうした動きが見られている。 もともと史上最高値更新を続ける米国株などに対して日本株だけ出遅れ感が著しかった。主力企業の4-6月期決算は好調で通期計画の上方修正も例年に比して多かった。アナリストの業績上方修正も増え、今期予想EPS(一株当たり利益)が上昇傾向を辿る一方、予想PER(株価収益率)は低下傾向が続いていた。 ただ、こうした背景として度々挙げられていた日本の新型コロナウイルス感染拡大やワクチン接種の遅れも揃って解消に向かってきている。新規感染者数は依然として多いものの、8月半ばからは前週比での減少傾向が確認されており、ピークアウトが見られているほか、ワクチン接種は欧米に勝るスピードで追い上げてきている。日本株のバリュエーションディスカウントの要因が解消されてきたのであれば、株価の水準訂正にも納得感が持てる。そこに、政局流動化に伴う政策期待も相まったという格好だ。 とはいえ、一気に楽観に傾いてきている分、改めて警戒も必要だろう。新型コロナ感染動向についていえば、確かに、新規感染者数は減少傾向にあるが、コロナの行方だけは誰にも確定的なことはいえない。デルタ株に変わる新たな変異株、従来ワクチンが効きにくい景気回復の大前提を覆すような変異株の拡大など、リスクは常に存在する。世界保健機関(WHO)は8月末、警戒レベルが上から2番目の「注目すべき変異型(VOI)」に南米の一部の国で流行するミュー型を加えた。このVOIリストにはそのほかラムダ型などを加え、5種類も変異株が存在する。どれがいつ「懸念される変異株(VOC)」に格上げされるかは分からない。 また、新規感染者数は減少傾向といっても、ワクチン接種が遅れている新興国でのデルタ変異株の収束はまだまだ道半ばだ。ゴールドマン・サックス証券やシティグループ証券などはデルタ株拡大による世界経済下方修正リスクを警告している。先日のトヨタの減産報道によるショックは、第1四半期決算発表時に既に織り込み済みで、年間生産計画に変更がないこともあり、挽回生産も可能とのことで市場の動揺はひとまず収まった。しかし、減産背景にある東南アジアでの感染拡大などによるサプライチェーンの混乱が、この先再び起こることがないという保証はない。ニュースのヘッドライン次第で相場の雰囲気は一変してしまうことに留意しておきたい。 国内政治も、いまは期待ばかりが先行しているが、実際のところ、誰が新首相になったとしても、コロナという不確実性の高い相手との戦いが困難であることに変わりはない。また、政策の中身もまだ明らかになってはいないが、財源問題も含めて実現可能性などが低いと判断されば、簡単に期待が萎む可能性もある。 当面は強気で臨むべきとは思うが、みなが強気に傾きすぎた時ほど怖いものはない。常にリスクを睨みながら相場に臨みたいものだ。 <AK> 2021/09/06 12:10 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にgumi  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」6日午前11時現在で、gumi<3903.T>が「買い予想数上昇」2位となっている。  6日の東京株式市場でgumiが一時ストップ高に買われている。前週末3日の取引終了後、出資先のdouble jump.tokyo(ダブルジャンプトーキョー)がZホールディングス<4689.T>のコーポレートベンチャーキャピタルに対して第三者割当増資を実施したと発表。ZHD傘下のLINEとブロックチェーン領域での協業関係を強化する計画。これを受けて同社株には業容拡大を期待した買いが流入している様子だ。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 12:08 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):クロスプラス、gumi、ティーライフなど カナモト<9678>:2629円(+67円)大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は109億円で前年同期比2.2%増益となった。上半期実績は81.2億円で同12.1%減益であり、一転して増益となっている。据え置きの通期計画150億円、前期比5.3%増益達成も視野に入る形に。株価は安値圏にあったため、見直しの動きが進む状況となっている。公共投資が堅調な推移を続ける中、民間設備投資にも一部持ち直しの動きが見られているようだ。クロスプラス<3320>:802円(-294円)一時ストップ安。先週末に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は従来の6億円から2.1億円に、通期では22億円から6億円にまで引き下げている。外出自粛による来店客数の減少を要因として、百貨店や大型量販店の店頭販売の回復が遅れているもよう。第1四半期は上半期計画を超過していたため、上振れの可能性なども期待されていたとみられ、想定外の大幅下方修正がネガティブサプライズに。ティーライフ<3172>:1603円(+148円)大幅反発。先週末に21年7月期の決算を発表、営業利益は9億円で前期比81.7%増益となり、8月27日の上方修正水準での着地となっている。一方、22年7月期は9.7億円で同7.7%増益の見通しとしており、年間配当金も前期比1円増の52円を計画。上方修正発表後株価は軟化していたが、今期の増益見通しを受けて安心感が優勢に。また、中期計画では、23年7月期、24年7月期とも2割超の営業増益を想定している。gumi<3903>:1020円(+145円)大幅反発。出資先のダブルジャンプトーキョーが、ZHDのコーポレートベンチャーキャピタル、バンダイナムコエンター、ビットフライヤーHDなどに対して第三者割当増資を実施すると発表している。ゲーム・エンターテインメント業界におけるブロックチェーン分野での事業拡大を図っていく計画。出資先企業の業容拡大に伴う同社の企業価値向上を期待する動きになっているようだ。日駐<2353>:178円(+8円)大幅反発。先週末に21年7月期の決算を発表、営業利益は32.6億円で前期比22.1%増となり、ほぼ従来計画通りの着地になっている。一方、22年7月期は45億円で同37.9%増益の見通しとしている。年間配当金も前期比0.25円増の5円を計画。主にスキー場事業の収益改善を見込んでいる。想定以上の収益回復見通しを好材料視、株価水準の値頃感の強さも手伝って短期資金の流入が活発化へ。キャリア<6198>:654円 カ -ストップ高買い気配。21年9月期の営業利益を従来予想の2.50億円から4.00億円(前期実績0.01億円)に上方修正している。新型コロナウイルスのワクチン接種に関連し、大規模接種会場事業の延長の可能性や予想よりも早い政府からのワクチン供給量の回復、予想を上回る職域接種関連の受注増加で従来の想定より上振れる見込みとなった。8月13日に続く上方修正の発表とあって、投資家から好感されているようだ。全研本社<7371>:1118円(+45円)   1108 +35大幅に3日続伸。英会話スクール事業をNOVAホールディングス(東京都品川区)に譲渡すると発表している。譲渡価額は非開示。新型コロナウイルスの感染拡大で生徒数が減少し、同事業の収益性が悪化していることから成長戦略の柱となる事業に経営資源を集中する。同事業の21年6月期の営業損益は0.31億円の赤字だったことから、事業譲渡を評価した向きが買いを入れているようだ。アクリート<4395>:2335円(+150円)大幅に反発。コンテンツプロバイダーのテクノミックス(熊本県益城町)の株式を取得し、子会社化すると発表している。取得株数は350株(議決権所有割合100%)で、取得価額は4.00億円。テクノミックスは学校、幼稚園・保育園、公共機関、病院、一般企業など全国4400以上のサービス利用施設数を有し、「学校安心メール」「自治体安心メール」などのサービスを展開している。 <ST> 2021/09/06 12:03 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利高と日本株高で 6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、109円半ばから後半に水準を切り上げた。米10年債利回りの上昇を受け、ややドル買いに振れやすい。また、日経平均株価が前週からの上昇基調を維持し、日本株高を好感した円売りがドルを押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円69銭から109円84銭、ユーロ・円は130円26銭から130円50銭、ユーロ・ドルは1.1874ドルから1.1887ドル。 <TY> 2021/09/06 12:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円70銭台、日経平均は大幅続伸、中国人民銀、インドネシア中銀と提携 午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円70銭台で推移。中国人民銀行は、インドネシア中央銀行と為替で協力する枠組みを発足したと発表とロイターが報じている。中国の人民元とインドネシアルピアとの直接決済を容易にするのが目的のもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が510.06円と本日の高値圏で午前の取引を終了した。菅首相の退任に伴う、新政権の期待感から、大幅続伸となっているもようだ。また、ファーストリテイリング<9983>が1920円高、東京エレクトロン<8035>が1110円高など指数に寄与度の高い銘柄の値上がりも、指数の上昇に寄与しているようだ。 <FA> 2021/09/06 12:00 日経QUICKニュース 東証前引け 大幅続伸、政治期待の買い続く  6日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、前週末比510円06銭(1.75%)高の2万9638円17銭だった。前週末の菅義偉首相の退陣表明をきっかけに、国内政治に期待した買いが続いた。自民党総裁選を前に立候補予定者から打ち出される経済対策への思惑から日経平均先物へ断続的な買いが入り、現物株を押し上げた。 日経平均は一時2万9692円まで上げ、取引時間中としては4月19日以来約5カ月ぶりの高水準となった。市場からは「月の最終営業日に下げる『月末安』の経験則が8月は当てはまらず、相場の地合いが好転していたところに退陣表明が飛び込み、投資家心理がさらに上向いた」(国内証券)との声があった。新たな自民党総裁で衆院選を迎えることになり、自民党の議席数の減少が抑えられるとの安心感もあるという。 東京都や神奈川県などに発令中の新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言は12日までの期限が延長されるとの見方が多い。もっとも、東京都の新型コロナの新規感染者数がピークアウト感を強めていることもあって、感染拡大に対する過度な警戒感は後退している。市場では期限延長の影響も小さいとの見方があった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは一時2042.82と、取引時間中としては1990年以来31年ぶりの高水準となった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5925億円、売買高は6億2488万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1289と、全体の6割弱を占めた。値下がりは788、変わらずは109だった。 郵船や川崎汽が大幅高。東邦鉛や日本取引所が高かった。一方、関西電や中部電が売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/06 11:52 日経QUICKニュース 新興株前引け、ジャスダックが続伸 マザーズは反発 政治期待の物色  6日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比23円87銭(0.59%)高い4042円77銭となった。菅義偉首相の退陣表明をきっかけに、国内政治への期待から投資家の日本株に対する買い意欲が高まり、中小型株や新興銘柄にも物色が入った。 ジャスダック市場の売買代金は概算で373億円、売買高は4259万株。東映アニメやウエストHD、アンビスHDが高かった。半面、出前館やSpeee、サン電子は下落した。 東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比13.19ポイント(1.18%)高い1130.40だった。メルカリやJMDC、弁護士COMが上昇した。一方で、AppierやチャットW、ティーケーピーは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/06 11:48 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=大幅続伸、総裁選を前にリスク選好の流れ  6日前引けの日経平均株価は前営業日比510円06銭高の2万9638円17銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億2488万株、売買代金概算は1兆5925億円。値上がり銘柄数は1289、対して値下がり銘柄数は788、変わらずは109銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買いの勢いが強まり、日経平均株価は500円を超える上昇を示した。自民党総裁選を前に各候補から新たな経済対策のアナウンス効果が見込めることへの期待が株高を後押しする格好となっている。新型コロナウイルス感染者数の拡大が東京都でピークアウト感を示していることもマーケット心理を強気に傾けている。アジア株市場が総じて堅調な値動きを示していることもポジティブに捉えられているようだ。時価総額の大きい銘柄への買いが目立ち、前場の売買代金は1兆6000億円近くまで膨らんだ。  個別ではレーザーテック<6920.T>が売買代金トップで上値指向い継続、東京エレクトロン<8035.T>も高い。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など海運株が商いを伴い大幅高。任天堂<7974.T>、ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。村田製作所<6981.T>も堅調。明和産業<8103.T>は値上がり率トップに買われ、レノバ<9519.T>も物色人気。日本電子<6951.T>も大きく買われた。半面、JR西日本<9021.T>が冴えず、関西電力<9503.T>など電力株の下落が目立つ。オービックビジネスコンサルタント<4733.T>も売りに押された。東京機械製作所<6335.T>が大きく利食われたほか、クロス・マーケティンググループ<3675.T>なども値を下げた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/06 11:45 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/6 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) +2.77% 1.00 57.96円2 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) -1.32% 1.00 87.58円3 野村ホールディングス コール(575円) -13.46% 24.28 0.50円4 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー(2,175米ドル) -2.06% 1.65 27.94円5 ビットコイン2021年10月 プラス5倍トラッカー(33,000米ドル) +4.42% 1.65 18.36円6 日経平均 プット(29,000円) -62.50% -45.36 0.52円7 日経平均 コール(27,000円) +7.57% 11.20 5.82円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/6 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 KDDI コール(3,400円) +50.33% 11.71 +3.99%2 クボタ コール (2,250円) +48.73% 11.96 +3.98%3 日本郵船 コール(7,200円) +43.53% 3.76 +8.79%4 アルプスアルパイン コール(1,150円) +40.41% 9.12 +4.58%5 コナミホールディングス コール(6,500円) +39.58% 8.70 +3.95%6 KDDI コール(3,950円) +31.52% 8.42 +3.99%7 日本郵船 コール(7,000円) +31.22% 3.11 +8.79%8 日本郵船 コール(6,400円) +30.27% 2.88 +8.79%9 商船三井 コール(6,900円) +28.21% 4.25 +5.57%10 KDDI コール(4,450円) +26.92% 8.85 +3.99%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/09/06 11:45

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