みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
10月は最高値更新も月末に上昇分消す (4) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
●企業業績
○S&P500指数 の時価総額の72.1%に相当する銘柄が2024年第3四半期の決算発表を終え、営業利益と売上高はともに四半期での過去最高を更新する見通しです。営業利益率は12%と高い水準で推移しています。将来の予想はこれまでの水準を維持しており、2025年末まで毎四半期で過去最高の更新が予想されます。
⇒現時点で338銘柄が決算発表を終え、そのうちの246銘柄(72.8%)で利益が予想を上回り、337銘柄中203銘柄(60.2%)で売上高が予想を上回りました。
⇒2024年第3四半期の営業利益は前期比で1.9%増、前年同期(不況だった2023年第3四半期)比では13.8%増が見込まれており、過去最高を更新するとみられています。
⇒売上高は前期比で1.3%増、前年同期比で5.6%増となる見通しで、四半期での過去最高を更新する見込みです。
⇒2024年第3四半期の営業利益率は12.02%と、2024年第2四半期の11.94%と2023年第3四半期の11.15%を上回ると予想されます(1993年以降の平均は8.46%、過去最高は2021年第2四半期の13.54%)。
⇒2024年第3四半期中に株式数の減少によってEPSが大きく押し上げられた発表済みの銘柄の割合は13.4%となっています。この割合は、2023年第2四半期は12.7%、2023年第3四半期は13.8%でした。
○2024年通年の利益は前年比9.8%増が見込まれており、この予想に基づく2024年の予想株価収益率(PER)は24.3倍となっています。
○2025年通年の利益は前年比16.6%増が見込まれており、予想PERは20.9倍となっています。
●個別銘柄
○航空機メーカーボーイングとストライキ中の従業員(約3万3000人)の協議が決裂し、現在ではストライキが継続されるとの見方が多くなっています。
⇒S&Pグローバル・レーティングはボーイングの発行体信用格付けを「BBB-」とし、クレジット・ウォッチをネガティブとしました。
⇒ボーイングは従業員の10%(約1万7000人)を削減する計画を発表し、利益見通しについて警告を出しました。
→10月後半には、同社は新規発行普通株式1億1250万株の公募(約18%の希薄化)を完了し、170億ドルを調達しました。さらに、6%の配当率が付与される転換権付優先株で50億ドルを調達しました。
⇒ボーイングと労働組合は一旦、暫定合意に至りましたが、従業員による投票で合意は拒否され、ストライキが継続されました。
⇒10月末には別の合意がなされ、2024年11月4日に投票が予定されています。
○報道によると、格安航空大手スピリット航空は連邦破産法11条が適用される可能性がある条件について社債保有者と協議を行いました。同社は政府の反対により、同業のジェットブルー・エアウェイズとの合併に失敗しています。
○ファストフード大手のマクドナルドの発表によると、同社が販売したハンバーガー「クォーターパウンダー」で大腸菌による食中毒が発生し、1人が死亡しました。
●配当金
○2024年10月の配当支払額は前年同月比16.2%増となりました。9月は同31.3%増、8月は同5.9%減でした。年初来の配当支払い額は6.7%増で、10月までの12ヵ月間では6.3%増加しています。
⇒10月の配当支払金は前年同月の1株当たり4.16ドルから4.83ドルに増加しました。
⇒年初来の配当支払金は1株当たり59.86ドルと、前年同期の56.09ドルから増加しました。
⇒過去12ヵ月間の配当支払金は1株当たり74.07ドルと、前年同期の69.67ドルから増加しました。
○2024年10月は、増配が26件、配当開始が0件、減配が1件で、配当停止は0件でした。2023年10月は、増配が28件、配当開始が0件で、減配が3件、配当停止は0件でした。
⇒年初来では、増配が277件、配当開始が6件、減配が12件、配当停止が2件となっています。2023年の同期間は、増配が284件、配当開始が8件、減配が23件で、配当停止は4件でした。
⇒2023年通年では、増配が348件、配当開始が11件、減配が26件、配当停止が4件ありました。2022年は、増配が377件、配当開始が7件、減配が5件で、配当停止はありませんでした。
○10月の増配率の中央値は、9月の4.63%から5.26%に上昇しました(8月は6.76%でした)。年初来では6.25%(9月末時点は6.45%、8月末時点は6.76%)となっています。10月の平均増配率は9月の7.66%から7.91%に上昇し(8月は7.15%)、年初来では8.26%(9月末時点は8.30%。いずれも2倍以上になった銘柄を除く)となりました。2023年の年間の増配率の中央値は7.01%(2022年と2021年はともに8.33%)、平均値は8.68%(同11.80%、同11.76%)でした。
○2024年の配当に関して、予想は引き続き増加となっており、年間の増配率は1936年以降の平均である5.79%を上回る見通しです。この予想では、アルファベットによる最近の配当開始(年間配当額を87億ドル押し上げ)、米銀による6月と7月の増配(FRBが6月にストレステストを通じて認可)、FOMCによる年内もう2回の0.25%の追加利下げの可能性に加えて、景気の大幅な減速は回避され、インフレ再燃への懸念は限定的(だが高まりつつある)で、政府の財政政策の大きな調整はない(政策とインセンティブの継続を予想)ことを織り込んでおり、2024年の実際の1株当たり配当支払額は、2023年から約6%増加すると予想しています(2023年は前年比5.05%増、2022年は同10.80%増)。これにより2024年の現金配当は、15年連続の増加と13年連続の過去最高の更新が見込まれます。
⇒注目すべき点として、予想によれば、2024年第4四半期の配当支払額も再度過去最高を更新する見通しで、2024年通年でも過去最高の更新が見込まれます。
●インデックス・レビュー
◇S&P 500指数
歴史的に株価の暴落が見られた10月に対する期待感は低かったものの(10月は、S&P500指数の歴史において、1日の下落率が大きかった上位25日のうち32%を占める)、市場はマグニフィセント・セブンのパフォーマンスを追い風に(10月30日時点で、S&P500指数の月初来トータルリターンはプラス0.96%であったのに対して、マグニフィセント・セブンを除くとマイナス0.36%)、月の大半の期間で上昇しました。しかし、ハロウィンの日に当たる月の最終取引日に、これら7銘柄が月の上昇分の大半を失ったことで、S&P500指数の10月のリターンはマイナスに落ち込み(0.99%下落)、月間で今年2度目の下落を記録しました(もう一つは4月の4.16%下落)。年初来では、S&P500指数はなお19.62%上昇と好調を維持しています。
企業業績も市場の下支え材料となりました。S&P500指数の72%超の企業が決算を終えた段階で、第3四半期の利益と売上高は、ともに四半期として過去最高を更新する見通しです。足元の予想では、2025年末までの各四半期でも過去最高の更新が見込まれています。S&P500指数の12ヵ月実績株価収益率(PER)は25倍、2025年予想PERは21倍となっており、割高であるものの、楽観論は新たな拠り所を見出しています。
10月にS&P500指数は0.99%下落しました(配当込みのトータルリターンはマイナス0.91%)。9月は2.02%上昇(同プラス2.14%)、8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)でした。過去3ヵ月間のS&P500指数の騰落率は3.32%の上昇となりました(同プラス3.66%)。年初来では19.62%上昇(同プラス20.97%)となり、年率換算すると23.75%上昇(同プラス25.42%)に相当します。過去1年間では36.04%上昇(同プラス38.02%)となっています。10月は23営業日中11日で上昇しました(9月は20営業日中12日)。
10月は値上がり銘柄数が199銘柄、値下がり銘柄数が304銘柄と、値上がり銘柄数が減少し、値下がり銘柄数を下回りました(9月は値上がり銘柄数が324銘柄、値下がり銘柄数が179銘柄)。10月の出来高は前月比10%減少、前年同月比では1%減少となりました。
マグニフィセント・セブンは引き続き市場に大きな影響を及ぼしたものの、月末に反落したことで、10月のS&P500指数への影響は限られました。同指数の10月のトータルリターンはマグニフィセント・セブンを含めるとマイナス0.91%、除いてもマイナス0.90%でした。年初来では、これら7銘柄のS&P500指数のリターンへの影響度はなお大きく、リターンの47%を占めています。S&P500指数の年初来トータルリターンはプラス20.97%ですが、これら7銘柄を除くと10.00%に低下します。10月は、7銘柄の株価が平均で0.23%上昇したのに対し、指数構成銘柄の平均騰落率は1.74%の下落でした。
10月は11セクターのうち3セクターが上昇しました。9月は8セクターが上昇、8月は9セクターが上昇しました。10月のパフォーマンスが最高となったのは金融で、2.55%上昇しました(年初来では23.48%上昇、2021年末比では18.98%上昇)。パフォーマンスが最低だったのはヘルスケアで、4.73%下落しました(同7.62%上昇、同4.11%上昇)。
10月の日中ボラティリティ(日中の値幅を安値で除して算出)は0.81%と、9月の1.08%から低下し(8月は1.32%)、年初来では0.91%となっています。なお、2023年通年は1.04%、2022年は1.83%、2021年は0.97%、2020年は1.51%でした(長期平均は1.42%)。
10月の出来高は、9月に前月比8%増加した後に、同10%減少し(営業日数調整後)、前年同月比では1%減少となりました。2024年10月までの12ヵ月間では前年同期比4%減少しています。2023年通年では前年比1%減で、2022年通年では同6%増でした。
10月は1%以上変動した日数は23営業日中1日(下落)で、2%以上変動した日はありませんでした。9月は1%以上変動した日数は20営業日中5日(上昇が3日、下落が2日)、2%以上変動した日数は1日(下落)でした。年初来では、1%以上変動した日数は42日(上昇が27日、下落が15日)で、2%以上変動した日数は5日(上昇が2日、下落が3日)でした。2023年通年は、1%以上変動した日数が250営業日中63日(上昇が37日、下落が26日)、2%以上変動した日数が2日(上昇が1日、下落が1日)でした。
10月は23営業日中5日で日中の変動率が1%以上となり、日中の変動率が2%以上となった日はありませんでした。対して9月は1%以上の変動が20営業日中9日で、2%以上変動した日が3日ありました。年初来では、70日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日数は9日ありました。2023年通年では1%以上の変動が113日、2%以上の変動が13日で、3%以上の変動はありませんでした(直近で3%以上の変動があったのは2022年11月30日)。2022年は1%以上の変動が219日、2%以上の変動が89日、3%以上の変動が20日でした(4%以上の変動が4日、5%以上の変動が1日)。
10月は値上がり銘柄数が再び減少し、値下がり銘柄数を下回りました。10月の値上がり銘柄数は199銘柄(平均上昇率は5.31%)と、9月の324銘柄(同5.26%)から減少しました。10月の10%以上上昇した銘柄数は30銘柄(同15.27%)と、9月の32銘柄(同16.34%)から減少し、2銘柄(9月は5銘柄)が25%以上上昇しました。一方、10月の値下がり銘柄数は304銘柄(平均下落率は6.35%)と、9月の179銘柄(同3.58%)から増加しました。10月の10%以上下落した銘柄数は54名柄(同15.90%)と9月の11銘柄(同12.66%)か増加し、5銘柄が25%以上下落しました(9月はゼロ)。
年初来では、値上がり銘柄数が減少しましたが、なお値下がり銘柄数を大幅に上回っています。値上がり銘柄数は359銘柄(平均上昇率は24.02%)で、275銘柄(同29.84%)が10%以上上昇し、131銘柄が25%以上上昇しました。一方、値下がり銘柄数は140銘柄(平均下落率は14.71%)で、73銘柄(同24.13%)が10%以上下落し、27銘柄が25%以上下落しました。2023年通年では、値上がり銘柄数は322銘柄で、値下がり銘柄数は179銘柄でした。10%以上上昇した銘柄数は248銘柄、10%以上下落した銘柄数は85銘柄でした。143銘柄が25%以上上昇し、20銘柄が25%以上下落しました。
[執筆者]
ハワード・シルバーブラット
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス
シニア・インデックス・アナリスト
※このレポートは、英文原本から参照用の目的でS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(SPDJI)が作成したものです。SPDJIは、翻訳が正確かつ完全であるよう努めましたが、その正確性ないし完全性につきこれを保証し表明するものではありません。英文原本についてはサイトをご参照ください。
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株探ニュース
2024/11/14 11:41
みんかぶニュース 市況・概況
10月は最高値更新も月末に上昇分消す (3) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
●米国経済
○9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、事前予想の47.0に対して47.3となりました。8月は当初発表の47.9から47.0に下方修正されました。
○9月のISM製造業景気指数は、事前予想の47.6に対し、8月から横ばいの47.2となりました。
○9月のサービス業PMIは55.2となり、8月の55.7から低下しました。
○9月のISM非製造業景気指数は54.9となりました。事前予想は8月から横ばいの51.5でした。
○10月のPMI速報値は、製造業は9月の47.3から上昇して47.8、サービス業は9月の55.2から上昇して55.3となりました。
○2024年第3四半期のGDP成長率速報値は前期比年率2.8%でした。事前予想は同3.0%、第2四半期は同3.0%でした。2024年第1四半期は同1.6%、2023年第3四半期は同4.9%でした。個人消費支出(PCE)は前期比3.7%増でした。事前予想は同3.0%増でした(第2四半期は同2.8%増)。
○9月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇となりました。事前予想は同0.1%上昇でした(8月は同0.2%上昇)。前年同月比では2.4%上昇となり、8月の同2.5%から低下しました。食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比では0.3%上昇、前年同月比では3.3%上昇となりました(8月は同3.2%上昇)。
○9月の生産者物価指数(PPI)は前月比横ばいとなりました。8月は同0.2%上昇でした(7月は同0.1%上昇)。前年同月比では1.8%上昇となり、8月の同1.7%上昇から加速しました。コアPPIは前月比0.2%上昇(8月は同0.3%上昇)、前年同月比では3.0%上昇しました(8月は同2.4%上昇)。
○9月の個人所得は前月比0.3%増となりました。事前予想は同0.4%増でした(8月は同0.2%増)。個人消費支出は事前予想の前月比0.4%増に対して、同0.5%増となりました(8月は同0.3%増)。9月のPCE価格指数は、事前予想通り前月比0.2%上昇となりました(8月は同0.1%上昇)。前年同月比では8月の2.3%上昇から鈍化して2.1%上昇となりました。
○2024年第3四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比0.8%上昇しました。事前予想は同1.0%上昇でした(第2四半期は同0.9%上昇)。前年同期比では3.9%上昇となり、前期と同じだと予想されていた同4.1%上昇を下回りました。
○8月の建設支出は市場では前月比0.3%減が見込まれていたのに対し、同0.1%減となりました。7月分は当初発表の同0.3%減から同0.5%減に下方修正されました。8月の前年同月比は4.1%増となり、7月改定値の同5.3%を下回りました。
○9月の鉱工業生産指数は事前予想の前月比0.1%低下に対し、同0.3%低下となりました。8月は当初発表の同0.8%上昇から同0.3%上昇に下方修正されました。設備稼働率は77.5%となり、8月の77.8%から低下しました。
○9月の自動車販売台数(年率換算)は、事前予想の1530万台に対して、8月の1510万台を上回る1580万台となりました。このうち、北米で生産された自動車の販売台数は1220万台(8月は1150万台)でした。
○9月の小売売上高は前月比0.4%増となりました。事前予想は同0.3%増、8月は同0.1%増でした。
○8月の卸売在庫は事前予想の前月比0.2%増に対し、同0.1%増となりました。7月は同0.2%増でした。
○8月の企業在庫は市場予想通りに前月比0.3%増となりました。7月は当初発表の同0.4%増から同0.3%増に下方修正されました。
○9月の小売在庫は前月比0.4%増となりました。8月分も当初発表の同0.5%増から同0.7%増に上方修正されました。
○9月の卸売在庫は事前予想の前月比0.1%増に対し、同0.1%減となりました(8月は同0.2%増)。
○8月の製造業受注は市場予想が前月比0.2%増であったのに対し、同0.2%減となりました。7月は当初発表の同5.0%増から同4.9%増に下方修正されました。
○9月の耐久財受注は事前予想の前月比0.5%減に対し、同0.8%減となりました。8月は当初発表では同横ばいから、同0.8%減に下方修正されました。
○8月の貿易収支の赤字額は704億ドルとなりました。7月は899億ドルの赤字でした。
⇒9月の財の貿易収支の速報値は958億ドルの赤字が見込まれていたのに対し、1082億ドルの赤字となりました。輸入は前月比3.8%増(8月は同1.4%減)、輸出は同2.0%減(8月は同2.9%増)でした。
○9月の輸入物価指数は前月比0.3%低下の予想に対し、同0.4%の低下となりました。8月は当初発表の同0.3%低下から同0.2%低下に上方修正されました。9月の前年同月比は0.1%低下と、8月の同0.8%上昇を下回りました。9月の輸出物価指数は市場予想の前月比0.4%低下に対し、同0.7%低下となりました。8月は当初発表の同0.3%低下から同0.9%低下に下方修正されました。9月の前年同月比は2.1%低下と、8月の0.9%低下を下回りました。
○10月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は68.9と、前月の70.1から低下しました。1年先のインフレ期待は2.9%と、前月の2.7%から上昇しました。
⇒10月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は70.5で、速報値の68.9から上方修正されました。1年先のインフレ期待は2.7%で、速報値の2.9%から下方修正されました。
○民間調査機関コンファレンスボードが発表した10月の消費者信頼感指数は事前予想の99.1を上回る108.7となりました。9月は当初発表の98.7から99.2に上方修正されました。
○9月の景気先行指数は市場予想の前月比0.3%低下に対して、同0.5%の低下となりました。8月は当初発表の同0.2%低下から同0.3%低下に下方修正されました。
●雇用関係
○9月のADP全米雇用統計では民間部門雇用者数が14万3000人増となり、市場予想の12万1500人増を上回りました。8月は当初発表の9万9000人増から10万3000人増に上方修正されました。
⇒10月のADP全米雇用統計では、民間部門雇用者数が23万3000人増と、市場予想の11万5500人増を大幅に上回りました。9月は当初発表の14万3000人増から15万9000人増へと上方修正されました。
○9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想の13万2500人増を大幅に上回る25万4500人増となりました。8月は当初発表の14万2000人増から15万9000人増に上方修正されました。
⇒9月の失業率は、予想が8月から横ばいの4.2%だったのに対し、4.1%に低下しました(7月は4.3%、6月は4.1%、5月は4.0%、4月は3.9%、3月は3.8%、2月は3.9%、1月と2023年12月、11月は3.7%、10月は3.9%、9月は3.8%でした。2020年2月は3.5%でしたが、同年5月は13.3%となりました)。
⇒労働参加率は8月から横ばいの62.7%となりました(7月も62.7%、6月は62.6%、5月は62.5%、4月と3月は62.7%、2月、1月と2023年12月は62.5%、11月は62.8%、10月は62.7%、9月は62.8%)。
⇒9月の週平均労働時間は、予想が8月から横ばいの34.3時間だったのに対し、34.2時間に減少しました(7月は34.2時間、6月は34.3時間、5月は34.3時間、4月は34.3時間、3月は34.4時間、2月は34.3時間、1月は34.2時間、2023年12月は34.3時間、11月は34.4時間、10月は34.3時間、9月は34.4時間)。
⇒9月の平均時給は前月比0.3%増の予想に対し、同0.43%増(前月の35.21ドルから35.36ドルに増加)となりました(8月は同0.4%増、7月は同0.2%増、6月は同0.3%増、5月は同0.2%増、4月は同0.2%増、3月は同0.3%増、2月は同0.2%増、1月は同0.5%増、2023年12月、11月は同0.4%増、10月は同0.2%増、9月は同0.3%増)。
⇒前年同月比では4.0%増に伸びが加速し、8月は当初発表の同3.8%増から同3.9%増に上方修正されました(7月は同3.6%増、5月は同4.1増、4月は同4.0%増、3月は同4.1%増、2月は同4.3%増、1月は同4.4%増、2023年12月は同4.0%増、11月は同4.0%増、10月は同4.0%増、9月は同4.2%増)。
○8月のJOLTS(求人労働異動調査)によると、求人件数は、市場予想が770万件だったのに対し、804万件となりました。7月は771万1000件でした。
⇒9月のJOLTSでは、求人件数は市場予想の790万件に対し、744万3000件でした。8月は当初発表の804万件から786万1000件に下方修正されました。
○失業保険継続受給件数(季節調整済み)は、前月の183万4000件から186万2000件に増加しました。
⇒週間新規失業保険申請件数(当初報告通り):
→2024年10月3日発表の週間新規失業保険申請件数:22万5000件
→2024年10月10日発表の週間新規失業保険申請件数:25万8000件
→2024年10月17日発表の週間新規失業保険申請件数:24万1000件
→2024年10月24日発表の週間新規失業保険申請件数:22万7000件
→2024年10月31日発表の週間新規失業保険申請件数:21万6000件
※「10月は最高値更新も月末に上昇分消す (4)」へ続く
株探ニュース
2024/11/14 11:41
みんかぶニュース 市況・概況
10月は最高値更新も月末に上昇分消す (2) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
●主なポイント
○10月の株式市場は終値での最高値を4回更新しましたが、月末の日に値を下げ、それまでの上昇分を失う展開となりました。結局、10月は0.99%の下落となりました(配当込みのトータルリターンはマイナス0.91%)。9月は2.02%上昇(同プラス2.14%)、8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)、7月は辛うじて1.13%上昇(同プラス1.22%)、6月と5月はそれぞれ3.47%上昇(同プラス3.59%)、4.80%上昇(同プラス4.96%)と力強い上昇を見せていました。これにより、過去3ヵ月間では3.32%上昇(同プラス3.66%)、年初来では19.62%上昇(同プラス20.97%)となり、年率換算すると23.75%上昇(同プラス25.42%)に相当します。過去1年間では36.04%上昇(同プラス38.02%)となっています。
⇒マグニフィセント・セブンのS&P500指数 の10月のトータルリターンに占める割合は若干低下しました(9月のリターンに占める割合は55.2%)。これら7銘柄のS&P500指数の年初来のリターンに占める割合は47.7%となりました(エヌビディアの同指数のトータルリターンに占める割合は25.2%)。10月は7銘柄の株価が平均して0.23%上昇したのに対して、指数構成銘柄の平均騰落率は1.74%の下落となりました。
○10月の主なデータ
⇒S&P500指数は10月も終値での最高値の更新を続けましたが、月間騰落率の6ヵ月連続での上昇とはなりませんでした。10月の騰落率は0.99%下落となりました。9月は2.02%上昇、8月は2.28%上昇、7月は1.13%上昇、6月は3.47%上昇、そして5月は4.80%上昇していました。10月は23営業日のうち11営業日で上昇しました(9月は20営業日のうち12営業日で上昇)。値上がり銘柄数が減少して、値下がり銘柄数を下回り、値上がり銘柄数が199銘柄だったのに対し、値下がり銘柄数が304銘柄となりました。9月は値上がり銘柄数が324銘柄となったのに対し、値下がり銘柄数は179銘柄でした。10月の出来高は前月比10%減、前年同月比では1%減となりました。
→10月は11セクターのうち3セクターが上昇しました。9月は8セクターが上昇、8月は9セクターが上昇しました。10月のパフォーマンスが最高となったのは金融で、2.55%上昇しました(年初来では23.48%上昇、2021年末比では18.98%上昇)。パフォーマンスが最低だったのはヘルスケアで、4.73%下落しました(同7.62%上昇、同4.11%上昇)。
⇒S&P500指数は10月に0.99%下落(配当込みのトータルリターンはマイナス0.91%)して、5705.45で月を終えました。9月は2.02%上昇(同プラス2.14%)して5762.48、8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)して5648.40でした。過去3ヵ月では3.32%上昇(同プラス3.66%)、年初来では19.62%上昇(同プラス20.97%)、過去1年間では36.04%上昇(同プラス38.02%)となりました。2023年通年は24.23%上昇(同プラス26.29%)、2022年通年は19.44%下落(同マイナス18.11%)でした。
→S&P500指数は10月に初めて終値で5800を突破し(5815.03)、終値での過去最高値を4回更新しました。9月は5回、8月は0回、7月は7回、6月も7回過去最高値をしました(4月は0回、3月は8回、2月は8回、1月は6回)。年初来での最高値更新回数は47回となりました。2023年は0回、2022年は1回、2021年は70回でした(過去最高は1995年の77回)。
→コロナ危機前に付けた2020年2月19日の高値からは68.49%上昇(同プラス81.42%)となっています。
○米国10年国債利回りは9月末の3.78%から4.29%に上昇して月を終えました(2023年末は3.88%、2022年末も3.88%、2021年末は1.51%、2020年末は0.92%、2019年末は1.92%、2018年末は2.69%、2017年末は2.41%)。30年国債利回りは9月末の4.13%から4.48%に上昇して取引を終えました(同4.04%、同3.97%、同1.91%、同1.65%、同2.30%、同3.02%、同3.05%)。
○英ポンドは9月末の1ポンド=1.3374ドルから1.2898ドルに下落し(同1.2742ドル、同1.2099ドル、同1.3525ドル、同1.3673ドル、同1.3253ドル、同1.2754ドル、同1.3498ドル)、ユーロは9月末の1ユーロ=1.1136ドルから1.0883ドルに下落しました(同1.0838ドル、同1.0703ドル、同1.1379ドル、同1.2182ドル、同1.1172ドル、同1.1461ドル、同1.2000ドル)。
円(対米ドル)は9月末の1ドル=143.71円から152.08円に下落し(同141.02円、同132.21円、同115.08円、同103.24円、同108.76円、同109.58円、同112.68円)、人民元は9月末の1ドル=7.0180元から7.1183元に下落しました(同7.1132元、同6.9683元、同6.3599元、同6.6994元、同6.9633元、同6.8785元、同6.5030元)。
○10月末の原油価格は2.5%上昇し、9月末の1バレル=68.86ドルから同70.57ドルとなりました(2023年末は同71.31ドル、2022年末は同80.45ドル)。米国のガソリン価格(EIAによる全等級)は10月に2.5%下落し、1ガロン=3.220ドルとなりました(9月末は3.303ドル、2023年末は同3.238ドル、2022年末は同3.203ドル、2021年末は同3.375ドル)。2020年末から原油価格は45.7%上昇し(2020年末は1バレル=48.42ドル)、ガソリン価格は38.2%上昇しました(2020年末は1ガロン=2.330ドル)
⇒2024年9月時点のEIAの報告によると、ガソリン価格の内訳は、53%が原油、20%が販売・マーケティング費、11%が精製コスト、16%が税金となっています。
○金価格は9月末の1トロイオンス=2654.50ドルから上昇し、2757.80ドルで10月の取引を終えました(2023年末は2073.60ドル、2022年末は1829.80ドル、2021年末は1901.60ドル、2020年末は1520.00ドル、2019年末は1284.70ドル、2018年末は1305.00ドル)。
○VIX恐怖指数は9月末の16.73から23.16に上昇して10月を終えました。月中の最高は23.42、最低は16.61でした(2022年末は21.67、2021年末は17.22、2020年末は22.75、2019年末は13.78、2018年末は16.12)。
⇒同指数の2023年の最高は30.81、最低は11.81でした。
⇒同指数の2022年の最高は38.89、最低は16.34でした。
⇒同指数の2021年の最高は37.51、最低は14.10でした。
⇒同指数の2020年の最高は85.47、最低は11.75でした。
○目標株価は引き続き上昇しています。S&P500指数に対する市場関係者の1年後の目標株価は2023年11月末時点から11ヵ月連続で上昇し、現在値から12.1%上昇の6394となっています(9月末時点では8.7%上昇の6265、8月末時点では6238)。それ以前の目標値は、9カ月連続の低下から11ヵ月連続の上昇を経て、2023年11月まで2ヵ月連続で低下していました。
ダウ平均の目標株価も3ヵ月連続の上昇から2ヵ月連続の下落を経て、10月まで11ヵ月連続して上昇し、現在値から9.4%上昇の4万5704ドルとなっています(9月末時点では5.1%上昇の4万4468ドル、8月末時点では4万4282ドル)。
※「10月は最高値更新も月末に上昇分消す (3)」へ続く
株探ニュース
2024/11/14 11:40
みんかぶニュース 市況・概況
10月は最高値更新も月末に上昇分消す (1) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
S&P500月例レポートでは、S&P500の値動きから米国マーケットの動向を解説します。市場全体のトレンドだけではなく、業種、さらには個別銘柄レベルでの分析を行い、米国マーケットの現状を掘り下げて説明します。
●THE S&P 500 MARKET:2024年10月
個人的見解:企業利益の(市場予想を上回る)好調は続き、株価はわずかに下落し(10月は0.99%下落、年初来では19.62%上昇)、選挙をめぐる懸念で投資家はすぐにも反応する構え(今年はもはやこれまでか?)
10月30日時点において、市場ではすべてが順調に進んでおり、楽勝とは言わないまでも利益は出ていました。S&P500指数 は6ヵ月連続の上昇(10月30日時点で累計15.45%上昇)、また年初来で9回目の月間での上昇(同年初来で21.88%上昇と47回の史上最高値の更新)の間際まで来ていました。ところが、実際にはそうはなりませんでした。ハロウィーンが市場を怖がらせようとしたのでしょうか。実際に、10月は恐ろしい月であり、下落率が過去最悪の25営業日のうち32%が10月に起こっています。
また、ハロウィーンは「スケープゴート」を生み出し(投資委員会の仕事において、スケープゴートを見つけることは極めて重要です)、マグニフィセント・セブンはグループとして10月31日に急落しました。いや、それも少し違います。10月30日時点でS&P500指数の月初来のトータルリターンはプラス0.96%でしたが、マグニフィセント・セブンを除くとマイナス0.38%でした。つまり、10月30日時点でマグニフィセント・セブンは市場を牽引しており、31日のS&P500指数の1.86%下落を含めても、指数の足かせになったわけではなく、単に10月前半の上昇分が失われたにすぎません。
10月のS&P500指数のトータルリターンは、マグニフィセント・セブンを含めるとマイナス0.91%、7銘柄を除いてもマイナス0.90%と、ほとんど差はありません。それどころか、同指数の年初来リターンのうち48%が7銘柄によるものです。市場では、ここで利益を確定して2ヵ月間の休暇に入るのが最善のように思われますが(そのまま市場に戻らない方がもっと良いかもしれません)、勝つためには市場にとどまる必要があります。そのため、われわれは市場に残り、投資を続けますが、非課税資産や繰延税金資産のことを考えると、ポートフォリオを清算して短期金融商品に投資し、保険として価格の高いオプションを活用するのが良い結果につながる可能性があります。
10月の市場には、野獣を殺すほどの美しさはありませんでしたが、マグニフィセント・ワン、すなわちエヌビディアは指数のリターンに0.57%寄与し、10月の損失を抑えるのに貢献しました(エヌビディアは指数の年初来リターンの25%に寄与しています)。10月は値下がり銘柄数(304銘柄)が値上がり銘柄数(199銘柄)を上回りました。
金は引き続き光り輝き、米10年国債利回りは上昇(価格は下落)し、ガソリン価格は下落して、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の動きに寄与しました。米連邦準備制度理事会(FRB)は選挙の翌日から動き始めると予想され、同日に0.25%、さらに12月18日に0.25%の利下げを実施すると見込まれています。
時価総額の72%に相当する銘柄が2024年第3四半期の決算発表を終え、売上高と利益の両方で四半期の過去最高を更新する見通しです。信じられないような話ですが、利益については2025年にかけて毎四半期で四半期ベースでの過去最高の更新が予想され、「素晴らしく偉大で美しい明日」が見込まれます。楽観主義は、従来よりも割高な水準でバリュエーションの新たな定位置を決めたようです。足元で12ヵ月実績株価収益率(PER)は25倍、2025年予想PERは21倍となっています。
11月に関しては、最大の(そして裏話的な面でも)話題は選挙であり、取引に影響を及ぼすことは間違いありません。世論調査に基づくと(2020年は正確ではありませんでしたが)、郵便投票の集計や再集計もあるため、選挙結果が判明するまでに何日か、あるいは裁判所も関与することになれば、さらに時間がかかる可能性があります。いずれにせよ、市場が最も嫌う不確実性が非常に大きくなることは確実です。
誰が大統領になるかによって、金がどこに流れるか、税制や信用はどうなるか、規制政策はどうなるかが左右され、それが明確にならない限り、企業は支出を控えると思われます。重要なのは利益であり、小売り企業はホリデーシーズンのガイダンスを示し始めており、現時点で3%の支出増が見込まれています。そのほか、11月6日-7日と12月17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、雇用データ(ADP全米雇用統計は予想を大幅に上回り、月次の雇用統計は11月1日に発表されます)やインフレ率など、いずれも取引に影響を及ぼす要素です。
筆者はすでに投票を終えているため(執筆時点で期日前投票は6200万人超)、これ以上のメールや電話、郵便箱への投函はご遠慮ください。11月6日からは、2028年11月7日の選挙に向けた準備が始まります。
●インデックスの動き
○10月の株式市場も上昇相場が続き、過去最高値が更新されましたが、S&P500指数は最終日に上昇分がすべて失われるという結末を迎えました。S&P500指数は10月31日に1.86%下落して、月間では0.99%下落となり、今年に入って2回目の月間での下落となりました(1回目は4月の4.16%下落)。指数は終値で5800を突破し、10月中に終値での最高値を4回更新しました(年初来では47回)。
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)も終値で初めて4万3000ドルを超え、10月中に終値での最高値を7回更新しましたが(年初来では40回)、最終的に下落して月を終えました。
⇒10月にS&P500指数は0.99%下落しました(配当込みのトータルリターンはマイナス0.91%)。9月は2.02%上昇(同プラス2.14%)、8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)でした。
⇒過去3ヵ月間のS&P500指数の騰落率は3.32%の上昇となりました(同プラス3.66%)。
⇒年初来では19.62%上昇(同プラス20.97%)となり、年率換算すると23.75%上昇(同プラス25.42%)に相当します。
⇒過去1年間では36.04%上昇(同プラス38.02%)となっています。
⇒10月は値上がり銘柄数が199銘柄、値下がり銘柄数が304銘柄となり、値上がり銘柄数が減少し、値下がり銘柄数を下回りました(9月は値上がり銘柄数が324銘柄に対し、値下がり銘柄数は179銘柄)。
⇒10月は23営業日のうち11営業日で上昇し(9月は20営業日のうち12営業日で上昇、年初来では211営業日のうち119営業日で上昇)、1営業日で1%以上変動しました(9月は5営業日で1%以上変動し、そのうち3営業日が上昇、2営業日が下落)。年初来では42営業日で1%以上変動しました(27営業日が上昇、15営業日が下落)。
⇒11セクターのうち、3セクターが上昇しました(9月は8セクターが上昇)。
○S&P500指数の時価総額は10月に4650億ドル減少して(9月は1兆2630億ドル増加)、48兆2360億ドルとなりました。年初来では8兆1970億ドル増加しました。2023年は7兆9060億ドルの増加、2022年は8兆2240億ドルの減少でした。
⇒ダウ平均は、10月に終値での最高値を7回更新し(年初来では40回)、終値で4万3000ドルを突破しました(終値の最高値は4万3275.19ドル、取引時間中の最高値は4万3325.09ドル)。なお、9月は7回、8月は4回、7月は3回最高値を更新しています。同指数は10月に1.34%下落して(配当込みのトータルリターンはマイナス1.26%)、4万1763.46ドルで月を終えました。9月は1.86%上昇して(同プラス1.96%)4万2330.15ドル、8月は1.76%上昇して(同プラス2.03%)4万1563.08ドルで月を終えました。過去3ヵ月の騰落率は2.25%上昇(同プラス2.72%)、年初来では10.81%上昇(同プラス12.50%)、過去1年間では26.35%上昇(同プラス28.85%)となっています。2023年は13.70%の上昇(同プラス16.18%)、2022年は8.78%の下落(同マイナス6.86%)でした。
○10月の日中ボラティリティ(日中の値幅を安値で除して算出)は、0.81%と9月の1.08%から低下し(8月は1.32%)、年初来では0.91%となっています。なお、2023年通年は1.04%、2022年は1.83%、2021年は0.97%、2020年は1.51%でした(長期平均は1.42%)。
○10月の出来高は、9月に前月比8%増加した後に、同10%減少し(営業日数調整後)、前年同月比では1%減少となりました。2024年10月までの12ヵ月間では前年同期比4%減少しています。2023年通年では前年比1%減で、2022年通年では同6%増でした。
○10月は1%以上変動した日数は23営業日中1日(下落)、2%以上変動した日はありませんでした。9月は1%以上変動した日数は20営業日中5日(上昇が3日、下落が2日)、2%以上変動した日数は1日(下落)でした。年初来では、1%以上変動した日数は42日(上昇が27日、下落が15日)で、2%以上変動した日数は5日(上昇が2日、下落が3日)でした。2023年通年は、1%以上変動した日数が250営業日中63日(上昇が37日、下落が26日)、2%以上変動した日数が2日(上昇が1日、下落が1日)でした。
10月は23営業日中5日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上となった日はありませんでした。対して9月は1%以上の変動が20営業日中9日で、2%以上変動した日が3日ありました。年初来では、70日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日数は9日ありました。2023年通年では1%以上の変動が113日、2%以上の変動が13日で、3%以上の変動はありませんでした(直近で3%以上の変動があったのは2022年11月30日)。2022年は1%以上の変動が219日、2%以上の変動が89日、3%以上の変動が20日でした(4%以上の変動が4日、5%以上の変動が1日)。
過去の実績を見ると、10月は57.3%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は4.25%、下落した月の平均下落率は4.61%、全体の平均騰落率は0.51%の上昇となっています。2024年10月のS&P500指数は0.99%の下落でした。
11月は61.5%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は4.11%、下落した月の平均下落率は4.16%、全体の平均騰落率は0.97%の上昇となっています。
今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)のスケジュールは、2024年は11月6日-7日、12月17日-18日、2025年は1月28日-29日、3月18日-19日、5月6日-7日、6月17日-18日、7月29日-30日、9月16日-17日、10月28日-29日、12月9日-10日となっています。
※「10月は最高値更新も月末に上昇分消す (2)」へ続く
株探ニュース
2024/11/14 11:40
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=14日前引け
14日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 75704 -8.6 26650
2. <1360> 日経ベア2 9055 55.2 299.8
3. <1458> 楽天Wブル 8282 40.9 31480
4. <1321> 野村日経平均 6210 -17.9 40210
5. <1579> 日経ブル2 4484 -18.6 286.1
6. <1459> 楽天Wベア 3615 4.4 493
7. <1306> 野村東証指数 2315 -12.4 2852.5
8. <1365> iF日経Wブ 1941 40.3 40980
9. <2621> iS米20H 1928 43.3 1164
10. <1540> 純金信託 1772 23.7 12090
11. <1357> 日経Dインバ 1542 -60.3 123
12. <1655> iS米国株 1348 -24.5 673.3
13. <1568> TPXブル 1098 -23.3 462.5
14. <1320> iF日経年1 917 69.8 40070
15. <2558> MX米株SP 888 47.8 26895
16. <2563> iS米国株H 783 -37.6 339.1
17. <1343> 野村REIT 754 -1.6 1782.5
18. <2644> GX半導日株 716 112.5 1783
19. <1329> iS日経 643 -61.4 40290
20. <1580> 日経ベア 634 59.3 1555.0
21. <2869> iFナ百Wブ 587 112.7 47780
22. <1545> 野村ナスH無 560 -42.3 33120
23. <1356> TPXベア2 545 18.0 324.8
24. <1346> MX225 535 -7.6 40260
25. <1489> 日経高配50 533 60.5 2258
26. <1326> SPDR 515 38.4 36880
27. <1330> 日興日経平均 484 -48.3 40220
28. <1678> 野村インド株 477 72.8 363.6
29. <2248> iFSP有 462 550.7 46090
30. <1615> 野村東証銀行 437 18.1 370.6
31. <1358> 日経2倍 435 12.1 50020
32. <2244> GXUテック 402 44.6 2392
33. <2017> iFプ150 338 40.2 1073
34. <1557> SPDR5百 320 13.5 93150
35. <2243> GX半導体 304 32.2 1868
36. <2631> MXナスダク 280 0.7 23530
37. <1547> 日興SP5百 274 12.8 10195
38. <2634> 野村SPH有 259 1750.0 2641.5
39. <2840> iFEナ百無 258 200.0 30300
40. <1366> iF日経Wベ 257 -1.9 308
41. <2036> 金先物Wブル 255 82.1 66120
42. <2516> 東証グロース 222 33.7 489.4
43. <1475> iSTPX 206 -6.8 280.9
44. <2038> 原油先Wブル 205 3.0 1778
45. <2865> GXNカバコ 204 36.9 1257
46. <1546> 野村ダウH無 181 31.2 66680
47. <1456> iF日経ベ 172 49.6 2494
48. <1367> iFTPWブ 156 88.0 35780
49. <1597> MXJリート 155 210.0 1709.5
50. <2870> iFナ百Wベ 154 234.8 17590
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2024/11/14 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(前引け)=値下がり優勢、アスア、アズームがS高
14日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数325と、値下がりが優勢だった。
個別ではアスア<246A>、アズーム<3496>、THECOO<4255>、INFORICH<9338>がストップ高。Aiロボティクス<247A>、フィスコ<3807>、ネクストジェン<3842>、プレイド<4165>、Rebase<5138>は年初来高値を更新。ROXX<241A>、STG<5858>、ピクスタ<3416>、マイクロ波化学<9227>、網屋<4258>は値上がり率上位に買われた。
一方、カオナビ<4435>がストップ安。yutori<5892>は一時ストップ安と急落した。マテリアルグループ<156A>、PRISM BioLab<206A>、タイミー<215A>、ゼネラル・オイスター<3224>、JIG-SAW<3914>など15銘柄は年初来安値を更新。サイバー・バズ<7069>、FFRIセキュリティ<3692>、EduLab<4427>、旅工房<6548>、フーディソン<7114>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/11/14 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・14日>(前引け)=Lドリンク、TOYO、インフォR
ライフドリンク カンパニー<2585.T>=物色の矛先向かいストップ高。13日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%増の240億8700万円、最終利益が同5.6%増の20億8300万円となった。同社は4~6月期において最終利益は同10%減となっていたが、7~9月期の最終利益は同20%増となっており、好感されたようだ。既存工場の稼働率が向上したほか、御殿場工場の生産が始まったことなどが寄与し、生産数量が増加した。価格改定の効果もあって、同工場の固定費やM&Aに関連した費用を補って増益につなげた。あわせて同社は、連結子会社の0ビバレッジが、富士山の天然水山中湖(山梨県山中湖村)などと、ナチュラルミネラルウォーター製造事業の譲り受けに合意したと発表している。対象事業の直近の業績や取得価格は非開示としている。
TOYO TIRE<5105.T>=もみ合い上放れ。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想と配当計画を修正したことが買い手掛かりとなっているようだ。通期の売上高予想は従来通り5600億円(前期比1.3%増)で据え置いた一方、営業利益予想は従来の810億円から860億円(同11.8%増)に上方修正。主力のタイヤ事業が堅調に推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の60円にすることも発表。これにより、中間配50円とあわせた年間配当は110円(前期は100円)となる。
INFORICH<9338.T>=ストップ高。スマートフォン向けモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開しており、国内で約8割とニッチトップの実力をいかんなく発揮し、足もとの業績も急速な伸びを示している。バッテリースタンドはコンビニエンスストアや携帯ショップ、駅、空港などに設置されるが、国内では4万5000台強に達している。また、グローバル展開にも余念がなく、海外での売り上げも増加している。13日取引終了後に発表した24年12月期第3四半期決算は営業利益が前年同期比4.3倍の11億1200万円と急拡大しており、これをサプライズ視する買いを呼びこんだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=14日前引け、野村米ESG、米国配当貴族が新高値
14日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.9%減の1398億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同5.5%減の1151億円だった。
個別では上場インデックスファンド(ダウ平均)為替ヘッジなし <2235> 、NEXT FUNDSS&P500 ESG指数 <2635> 、MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 <1550> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2513> 、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> など16銘柄が新高値。iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> 、iシェアーズユーロ建て投資適格社債ETF(為替ヘッジあり) <2623> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> 、iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) <2621> 、グローバルX ホテル&リテール・J-REIT <2098> など16銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではNEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> は7.07%安、NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> は5.75%安、NEXT FUNDS タイ株式SET50指数 <1559> は5.45%安と大幅に下落。
日経平均株価が39円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金757億400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均873億3800万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が90億5500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が82億8200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が62億1000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が44億8400万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が36億1500万円の売買代金となった。
株探ニュース
2024/11/14 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、セーラー広告がS高
14日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数585、値下がり銘柄数722と、値下がりが優勢だった。
個別ではセーラー広告<2156>がストップ高。トミタ<8147>、イー・ロジット<9327>は一時ストップ高と値を飛ばした。日本ドライケミカル<1909>、ハウスコム<3275>、マツオカコーポレーション<3611>、IGポート<3791>、ショーケース<3909>など14銘柄は年初来高値を更新。アビックス<7836>、メタプラネット<3350>、アグロ カネショウ<4955>、カワセコンピュータサプライ<7851>、リベルタ<4935>は値上がり率上位に買われた。
一方、グッドライフカンパニー<2970>が一時ストップ安と急落した。ケア21<2373>、リスクモンスター<3768>、南海化学<4040>、ロブテックス<5969>、一蔵<6186>など16銘柄は年初来安値を更新。寺崎電気産業<6637>、タツミ<7268>、TVE<6466>、ウェルディッシュ<2901>、日本調理機<2961>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/11/14 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均14日前引け=3日ぶり反発、39円高の3万8761円
14日前引けの日経平均株価は3日ぶり反発。前日比39.36円(0.10%)高の3万8761.02円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は822、値下がりは752、変わらずは65。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を34.62円押し上げ。次いでファナック <6954>が19.73円、KDDI <9433>が10.06円、NTTデータ <9613>が9.78円、中外薬 <4519>が8.98円と続いた。
マイナス寄与度は65.6円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、SBG <9984>が32.75円、アドテスト <6857>が27.88円、レーザーテク <6920>が9.93円、第一三共 <4568>が7円と並んだ。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、卸売、機械、輸送用機器が続いた。値下がり上位には電気・ガス、石油・石炭、金属製品が並んだ。
株探ニュース
2024/11/14 11:31
みんかぶニュース 市況・概況
◎14日前場の主要ヘッドライン
・LドリンクがS高、生産数量拡大と価格改定寄与し上期は最終増益確保
・ディスコは売買代金首位確保も下値模索の展開、米アプライドMの決算目前で買い見送り
・ROXXが急伸、25年9月期は戦略投資除けば営業黒字へ
・ロートが急落、原価率上昇や費用増で4~9月期営業減益
・インフォRは集中人気で気配値のまま急浮上、1~9月期営業益4.3倍化でサプライズ
・ビジョンがS高カイ気配、第3四半期2ケタ営業増益と株主優待制度の拡充を好感
・TOYOは大幅続伸、24年12月期営業益予想と期末配当計画を上方修正
・東映が3日ぶり反発、アニメ配信権販売・版権好調で25年3月期業績予想を上方修正
※ヘッドラインは記事配信時点のものです
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 11:30
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は747、値下がり銘柄数は833、変わらずは61銘柄だった。業種別では33業種中15業種が上昇。値上がり上位に非鉄、卸売、倉庫・運輸など。値下がりで目立つのは電気・ガス、金属、石油・石炭、陸運など。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 11:03
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均がマイナス転換
日経平均株価がマイナス転換。11時1分現在、60.56円安の3万8661.1円まで下落している。
株探ニュース
2024/11/14 11:02
みんかぶニュース 市況・概況
11時の日経平均は37円高の3万8759円、ファストリが37.29円押し上げ
14日11時現在の日経平均株価は前日比37.62円(0.10%)高の3万8759.28円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は746、値下がりは830、変わらずは63。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を37.29円押し上げている。次いでファナック <6954>が23.02円、KDDI <9433>が10.46円、NTTデータ <9613>が9.62円、テルモ <4543>が8.68円と続く。
マイナス寄与度は63.13円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、SBG <9984>が33.93円、アドテスト <6857>が13.42円、レーザーテク <6920>が10.65円、第一三共 <4568>が7.4円と続いている。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、卸売、倉庫・運輸、輸送用機器と続く。値下がり上位には電気・ガス、金属製品、石油・石炭が並んでいる。
※11時0分2秒時点
株探ニュース
2024/11/14 11:01
みんかぶニュース 市況・概況
14日中国・上海総合指数=寄り付き3429.5054(-9.7724)
14日の中国・上海総合指数は前営業日比9.7724ポイント安の3429.5054で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 11:00
みんかぶニュース 市況・概況
14日香港・ハンセン指数=寄り付き19626.26(-197.19)
14日の香港・ハンセン指数は前営業日比197.19ポイント安の19626.26で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 10:48
みんかぶニュース 市況・概況
14日韓国・KOSPI=寄り付き2430.26(+13.18)
14日の韓国・KOSPIは前営業日比13.18ポイント高の2430.26で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 10:47
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にミナトHD
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の14日午前10時現在で、ミナトホールディングス<6862.T>が「買い予想数上昇」で2位となっている。
14日の東京市場で、ミナトHDは朝方に一時939円まで上昇したあと失速。足もとでの急ピッチな株価上昇が警戒されているもよう。ただ、第2四半期累計(4~9月)連結営業利益の高進捗から先高観は根強いようで、これが買い予想数上昇につながっているようだ。
同社は11日取引終了後、第2四半期累計の連結決算を発表。営業利益は前年同期比48.3%減の4億6500万円となったものの、通期計画7億3500万円に対する進捗率は63%に達した。テレワークソリューション事業での需要の減少やROM書込みサービス事業での書込み数量の減少などがあった半面、大型スポット案件を含むデジタルデバイスは好調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 10:45
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は976、値下がり銘柄数は607、変わらずは57銘柄だった。業種別では33業種中27業種が上昇。値上がり上位に卸売、輸送用機器、非鉄、倉庫・運輸、銀行など。値下がりで目立つのは電気・ガス、石油・石炭など。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 10:05
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は311円高の3万9032円、ファストリが65.70円押し上げ
14日10時現在の日経平均株価は前日比311.22円(0.80%)高の3万9032.88円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は977、値下がりは604、変わらずは57と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を65.70円押し上げている。次いでファナック <6954>が21.37円、リクルート <6098>が16.57円、中外薬 <4519>が14.30円、テルモ <4543>が13.68円と続く。
マイナス寄与度は18.15円の押し下げでアドテスト <6857>がトップ。以下、SBG <9984>が15.39円、東エレク <8035>が9.37円、レーザーテク <6920>が6.44円、ディスコ <6146>が6.31円と続いている。
業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は卸売で、以下、輸送用機器、非鉄金属、倉庫・運輸と続く。値下がり上位には電気・ガス、石油・石炭、金属製品が並んでいる。
※10時0分11秒時点
株探ニュース
2024/11/14 10:01
みんかぶニュース 市況・概況
アウトルックはS高カイ気配、マネフォ傘下入りを好感◇
アウトルックコンサルティング<5596.T>はストップ高カイ気配。13日取引終了後、マネーフォワード<3994.T>子会社のマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングから連結子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。マネフォ傘下に入ることを好感した買いが膨らんでいる。
TOB価格は1株1656円。買い付け予定数は219万7400株(下限183万4800株、上限は買い付け予定数と同じ)、買い付け期間は11月14日から12月11日まで。TOB成立後もアウトルック株の上場は維持される見通し。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 09:29
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=14日寄り付き、日経レバの売買代金は162億円と低調
14日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比8.1%増の315億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同10.2%増の242億円となっている。
個別ではグローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジなし) <2633> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2513> 、iFreeETF S&P500(ヘッジなし) <2247> など16銘柄が新高値。iFree 米債 7-10年(為替ヘッジあり) <2016> 、iシェアーズ・コア米国債7-10年 <1482> 、グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> 、NEXT FUNDSFTSE世界国債 <2512> 、iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) <2621> など13銘柄が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きではNEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> は6.15%安、NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> は5.86%安、NEXT FUNDS タイ株式SET50指数 <1559> は4.58%安と大幅に下落。
日経平均株価が192円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金162億200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均199億800万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が18億600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が14億1300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億9300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が10億5500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が6億3800万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2024/11/14 09:16
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が300円突破
日経平均株価の上げ幅が300円を突破。9時5分現在、302.65円高の3万9024.31円まで上昇している。
株探ニュース
2024/11/14 09:06
みんかぶニュース 市況・概況
三菱UFJなどメガバンクは強弱観対立、日米金利上昇は追い風も決算発表目前で思惑錯綜◇
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクは頑強な値動きながら上値も重い展開。前日の米債券市場では長期債が売られ、米10年債利回りは4.4%台後半に上昇、国内でも新発10年債利回りが前日は1.04%台まで上昇するなど日米で金利上昇傾向が強まっている。メガバンクにとっては運用環境の改善が追い風材料となる。一方、メガバンク3社はきょう決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から強弱観が対立し上値を積極的に買い進む動きもみられない。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 09:05
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=反発、前日急落の反動で買い戻し優勢
14日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比189円高の3万8911円と反発。
日経平均は前日の急落の反動で買い戻しが優勢。前日の米国株市場では現地時間取引開始前に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が事前コンセンサスと一致したことでインフレに対する警戒感が後退し、12月のFOMCでは3会合連続の利下げを決める可能性が改めて意識されている。ただ、NYダウの上げ幅は限定的でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の方はマイナス圏で引けたほか、米国株市場に先立って欧州株市場も総じて軟調だったことで、東京市場でも上値の重い展開が想定される。一方、外国為替市場で一段と進むドル高・円安を株式市場が好感すれば、日経平均の3万9000円台回復も視野に入りそうだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均14日寄り付き=189円高、3万8911円
14日の日経平均株価は前日比189.38円高の3万8911.04円で寄り付いた。
株探ニュース
2024/11/14 09:02
みんかぶニュース 市況・概況
14日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万8945円(+275円)
14日のシンガポール・日経平均先物12月物は前営業日清算値比275円高の3万8945円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 08:41
みんかぶニュース 市況・概況
13日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=68.43ドル(+0.31ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=2586.5ドル(-19.8ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3059.0セント(-9.6セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=541.00セント(-11.25セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=426.50セント(-2.00セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1004.25セント(+0.75セント)
・CRB指数
280.28(+0.89)
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 08:21
みんかぶニュース 市況・概況
13日の米株式市場の概況、NYダウ反発 利下げ観測が支援
13日の米株式市場では、NYダウが前日比47.21ドル高の4万3958.19ドルと反発した。10月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比で0.2%の上昇となった。変動の大きい食品やエネルギーを除いたコアCPIは同0.3%上昇。市場のコンセンサスに沿った結果となり、イベント通過に伴って安心感が広がった。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの確度が高まったとの見方も広がり、買い戻しを誘った。
シェブロン<CVX>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ホーム・デポ<HD>がしっかり。カバ・グループ<CAVA>が買われ、スポティファイ・テクノロジー<SPOT>が急伸した。一方、ボーイング<BA>が下値を探る展開。キャタピラー<CAT>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が株価水準を切り下げたほか、ロケット・カンパニーズ<RKT>とドール<DOLE>が大幅安となった。
ナスダック総合株価指数は50.676ポイント安の1万9230.725と続落した。アルファベット<GOOG>やメタ・プラットフォームズ<META>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が軟調推移。エヌビディア<NVDA>が冴えない展開となり、コインベース・グローバル<COIN>やメイプルベア<CART>が急落した。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が上伸し、テスラ<TSLA>とアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が堅調。ロケット・ラボUSA<RKLB>が急伸した。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 08:16
みんかぶニュース 市況・概況
13日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 43958.19(+47.21)
高値 44141.33
安値 43829.98
・S&P500 5985.38(+1.39)
・ナスダック総合指数 19230.725(-50.676)
出所:MINKABU PRESS
2024/11/14 08:16