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【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米ハイテク株高好感も終盤伸び悩む (10月7日)
配信日時:2025/10/07 18:26
配信元:MINKABU
日経平均株価
始値 48281.12
高値 48527.33
安値 47904.38
大引け 47950.88(前日比 +6.12 、 +0.01% )
売買高 25億852万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆6084億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら4日続伸、朝高後に伸び悩む展開
2.前日の2000円超の上昇受け、目先スピード警戒感を意識
3.高市トレード一巡感、半導体関連などに売り圧力も浮上
4.値上がり数は5割止まり、日経平均は引け際プラス転換
5.売買代金は6兆6000億円台、前日に続いて高水準を維持
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比63ドル安と7日ぶりに反落した。連日の最高値更新を受けて利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、前場はリスク選好の地合いだったが、後場に入り半導体関連などに値を消す銘柄が多くなった。ただ、日経平均株価は小幅ながら高く引けている
7日の東京市場は、前日の米ハイテク株高や外国為替市場でドル高・円安が進んだことなどを受け、朝方は大きく買い優勢でスタートしたものの、その後は漸次利益確定売り圧力が上値を押さえる格好となった。前日に日経平均は高市新総裁誕生を好感し、2000円を超える大幅上昇をみせていたことで、目先スピード警戒感も拭えなかった。日経平均寄与度の高いハイテク系値がさ株が伸び悩んだことで、日経平均は取引終盤に小幅ながら下げに転じる場面もあったが、引け際の大口買いによってかろうじてプラス圏で着地した。ただ、値上がり銘柄数は800でプライム市場のほぼ5割を占めるにとどまった。売買代金については引け際に急増する形で6兆6000億円台と膨らみ、前日のレベルには届かなかったものの高水準だった。
個別では、断トツの売買代金をこなしたアドバンテスト<6857>が上昇、売買代金上位のソフトバンクグループ<9984>やフジクラ<5803>も高い。IHI<7013>がしっかり、トヨタ自動車<7203>が頑強。住友不動産<8830>も値を上げた。Link-Uグループ<4446>はストップ高で値上がり率トップとなり、ネクステージ<3186>、サムコ<6387>も急騰した。フィックスターズ<3687>は活況高。日清紡ホールディングス<3105>、日本電波工業<6779>も買われた。
半面、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が売りに押され、JX金属<5016>も後場に入り利益確定売りを浴びた。川崎重工業<7012>が安く、キオクシアホールディングス<285A>が大きく水準を切り下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。インターメスティック<262A>が急落、オイシックス・ラ・大地<3182>、アステリア<3853>なども大幅安に売り込まれた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、フジクラ <5803>、KDDI <9433>、日東電 <6988>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約131円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、TDK <6762>、レーザーテク <6920>、ベイカレント <6532>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約137円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)空運業、(3)ゴム製品、(4)非鉄金属、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)その他金融業、(2)小売業、(3)保険業、(4)サービス業、(5)銀行業。
■個別材料株
△ネクステージ <3186> [東証P]
12~8月期営業益は27%増。
△ゼンムテック <338A> [東証G]
次世代ファイル交換システムをジェイズが販売へ。
△リンクユーG <4446> [東証P]
需給相場の思惑強まるなか上値追い再開へ。
△ステラファ <4888> [東証G]
「東大と次世代がん治療法の効果高める技術開発」との報道。
△レナサイエンス <4889> [東証G]
サウジアラビア政府の医療研究機関と基本合意書締結。
△フジクラ <5803> [東証P]
AMDの急伸など電線株の刺激材料に。
△サムコ <6387> [東証P]
次世代パワー半導体装置分野の雄でペロブスカイト太陽電池向けでも活躍期待。
△太洋テクノ <6663> [東証S]
和歌山県の「宇宙まちづくり推進事業」に参画。
△日電波 <6779> [東証P]
AIデータセンター向け水晶製品で商機捉える。
△フォスター <6794> [東証P]
アクシウムによる株式買い増しで思惑。
▼インターメス <262A> [東証P]
9月既存店売上高は33ヵ月連続前年上回るも伸び率鈍化。
▼メディ一光G <3353> [東証S]
6~8月経常益が8%減。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)リンクユーG <4446>、(2)ネクステージ <3186>、(3)サムコ <6387>、(4)古野電 <6814>、(5)Fスターズ <3687>、(6)エンプラス <6961>、(7)ユナイテド海 <9110>、(8)セグエG <3968>、(9)フジクラ <5803>、(10)日清紡HD <3105>。
値下がり率上位10傑は(1)インターメス <262A>、(2)キオクシア <285A>、(3)オイシックス <3182>、(4)アステリア <3853>、(5)ビジョナル <4194>、(6)JX金属 <5016>、(7)GMO-FG <4051>、(8)日本コークス <3315>、(9)レーザーテク <6920>、(10)Jディスプレ <6740>。
【大引け】
日経平均は前日比6.12円(0.01%)高の4万7950.88円。TOPIXは前日比1.85(0.06%)高の3227.91。出来高は概算で25億852万株。東証プライムの値上がり銘柄数は800、値下がり銘柄数は747となった。東証グロース250指数は752.52ポイント(0.72ポイント高)。
[2025年10月7日]
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