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はてな---25年7月期は2ケタ増収・大幅な増益、テクノロジーソリューションサービスの売上高が順調に推移
配信日時:2025/09/16 18:55
配信元:FISCO
*18:55JST はてな---25年7月期は2ケタ増収・大幅な増益、テクノロジーソリューションサービスの売上高が順調に推移
はてな<3930>は12日、2025年7月期決算を発表した。売上高が前期比14.7%増の37.94億円、営業利益が同398.0%増の3.39億円、経常利益が同272.3%増の3.39億円、当期純利益が同270.2%増の2.30億円となった。
テクノロジーソリューションサービスの売上高は前期比23.0%増の28.39億円となった。受託サービスについては、複数の受託開発案件で成果物の納品及び検収が完了した。保守運用サービスは、特にマンガビューワ「GigaViewer」搭載の案件について、運用案件数の積上げやレベニューシェア(広告・課金収益など)の増加により、堅調な売上成長に繋がった。「GigaViewer for Web」・「GigaViewer for Apps」の利便性や広告運用を含めたソリューションは、顧客から評価され、2025年7月末現在でアプリ版・Web版合計16社、搭載累計24サービスと多くのシェアを有している。システム運用者向けのサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」については、その役割をサーバー監視のみならず、システム全体に対するオブザーバビリティプラットフォームに拡大すべく開発を進め、2025年4月にアプリケーション・パフォーマンス・モニタリング(APM)機能のベータ版をリリースし、5月に正式リリースした。
コンテンツマーケティングサービスの売上高は同2.5%減の6.20億円となった。ストック型ビジネスとして、2025年2月に「はてなCMS」を活用したオウンドメディアの構築・運用支援サービスや、「はてなブログ」などのUGCサービスを活用したネイティブ広告、バナー広告、タイアップ広告などを展開している。フルサービスを提供する「レギュラープラン」はもとより、廉価版としての位置づけである「ライトプラン」、採用マーケティングの一環として、素早く安価にオウンドメディアを立ち上げられる「採用オウンドメディアプラン」を新たな軸として、サービス訴求してきた。一方で、一部の個別案件では広告出稿の手控えにより、継続的な受注に至らなかったことなどから、厳しい販売環境となった。その結果、「はてなCMS」の運用数合計は152件(前年同期末比10件の増加)となった。「はてなCMS」は、2025年2月に「はてなブログMedia」のブランドを刷新し、コンテンツマーケティングを含むデジタルマーケティング活動における Web サイト制作の幅広いニーズに対応できるようにしている。また、新規事業として2024年10月に正式にサービス提供を開始した、生成AIを活用した発話分析ソリューションサービス「toitta(トイッタ)」は、AIを活用してインタビュー内容を的確かつ安価に整理・共有できるようになると多くの顧客候補から高い評価を受け始めており、順調に立ち上がりつつある。
コンテンツプラットフォームサービスの売上高は同9.8%減の3.28億円となった。主力サービス「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加した。一方、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などは、各種SNSの普及による競争激化も相まって、「はてなブログPro」の契約件数が減少し、課金売上は低調に推移した。アドネットワーク広告については、広告単価の下落などを主な要因として売上は伸び悩んだ。
2026年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.7%増の38.59億円、営業利益が同59.7%減の1.36億円、経常利益が同56.8%減の1.46億円、当期純利益が同56.1%減の1.01億円を見込んでいる。 <ST>
テクノロジーソリューションサービスの売上高は前期比23.0%増の28.39億円となった。受託サービスについては、複数の受託開発案件で成果物の納品及び検収が完了した。保守運用サービスは、特にマンガビューワ「GigaViewer」搭載の案件について、運用案件数の積上げやレベニューシェア(広告・課金収益など)の増加により、堅調な売上成長に繋がった。「GigaViewer for Web」・「GigaViewer for Apps」の利便性や広告運用を含めたソリューションは、顧客から評価され、2025年7月末現在でアプリ版・Web版合計16社、搭載累計24サービスと多くのシェアを有している。システム運用者向けのサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」については、その役割をサーバー監視のみならず、システム全体に対するオブザーバビリティプラットフォームに拡大すべく開発を進め、2025年4月にアプリケーション・パフォーマンス・モニタリング(APM)機能のベータ版をリリースし、5月に正式リリースした。
コンテンツマーケティングサービスの売上高は同2.5%減の6.20億円となった。ストック型ビジネスとして、2025年2月に「はてなCMS」を活用したオウンドメディアの構築・運用支援サービスや、「はてなブログ」などのUGCサービスを活用したネイティブ広告、バナー広告、タイアップ広告などを展開している。フルサービスを提供する「レギュラープラン」はもとより、廉価版としての位置づけである「ライトプラン」、採用マーケティングの一環として、素早く安価にオウンドメディアを立ち上げられる「採用オウンドメディアプラン」を新たな軸として、サービス訴求してきた。一方で、一部の個別案件では広告出稿の手控えにより、継続的な受注に至らなかったことなどから、厳しい販売環境となった。その結果、「はてなCMS」の運用数合計は152件(前年同期末比10件の増加)となった。「はてなCMS」は、2025年2月に「はてなブログMedia」のブランドを刷新し、コンテンツマーケティングを含むデジタルマーケティング活動における Web サイト制作の幅広いニーズに対応できるようにしている。また、新規事業として2024年10月に正式にサービス提供を開始した、生成AIを活用した発話分析ソリューションサービス「toitta(トイッタ)」は、AIを活用してインタビュー内容を的確かつ安価に整理・共有できるようになると多くの顧客候補から高い評価を受け始めており、順調に立ち上がりつつある。
コンテンツプラットフォームサービスの売上高は同9.8%減の3.28億円となった。主力サービス「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加した。一方、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などは、各種SNSの普及による競争激化も相まって、「はてなブログPro」の契約件数が減少し、課金売上は低調に推移した。アドネットワーク広告については、広告単価の下落などを主な要因として売上は伸び悩んだ。
2026年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.7%増の38.59億円、営業利益が同59.7%減の1.36億円、経常利益が同56.8%減の1.46億円、当期純利益が同56.1%減の1.01億円を見込んでいる。 <ST>
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