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CAICA DIGITAL---3Qも純利益が大幅増、通期連結業績予想において純利益の上方修正を発表
配信日時:2025/09/16 14:57
配信元:FISCO
*14:57JST CAICA DIGITAL---3Qも純利益が大幅増、通期連結業績予想において純利益の上方修正を発表
CAICA DIGITAL<2315>は12日、2025年10月期第3四半期(24年11月-25年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%減の38.40億円、営業利益が同33.8%減の0.66億円、経常利益が同26.7%減の0.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.88億円(前年同期は0.11億円の損失)となった。
当第3四半期累計期間における売上高は、ITサービス事業であるCAICAテクノロジーズにおいて、利益率向上を目的とした高単価案件の選別受注を継続的に行っている影響に加え、新規案件の獲得不足や、想定していた大型案件の引き合い獲得に遅れが生じたこと等により、弱含んで推移している。利益面については、売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益は減益となったが、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益の計上により増益となり、中間連結会計期間に引続き当第3四半期累計期間においても各段階利益で黒字となった。
ITサービス事業の売上高は前年同期比8.5%減の38.38億円、営業利益は同12.2%減の4.33億円となった。金融機関向けのシステム開発分野は、銀行向け案件において想定していた大型案件の引き合い獲得に遅れが生じ、来期向けの案件に切り替わったことに加え、証券・保険向け案件において、新規案件の獲得が不足しており弱含んで推移した。非金融向けシステム開発分野は、堅調に推移したものの、旅行業を中心にオンサイト型のプロジェクトが増加傾向にあり、これに対応できる人員確保が課題となっている。フィンテック関連のシステム開発分野は、一部案件の顧客都合による終了があり、想定を下回って推移した。一方、新規ビジネスであるDXソリューションサービスは好調であり、当第3四半期累計期間においても概ね期初の想定どおりに伸長している。2025年7月には、各製品に関する情報を発信するランディングページ(LP)を新たに公開したことに加え、製品を利用中の顧客を対象とした研修サービスを開始する等、販売強化に取り組んでいる。
金融サービス事業の売上高は同77.9%減の0.08億円、営業損失は0.71億円(前年同期は1.32億円の損失)となった。暗号資産の投資・運用においては、市場が上昇トレンドにあり堅調に推移した。カイカフィナンシャルホールディングスが運営する審査制NFT販売所、Zaif INOの売上高は、NFTの販売高に応じた販売手数料を収益源としている。当第3四半期累計期間は、読者と漫画家が共に出版を目指す、NFT漫画プロジェクト第4弾及び第5弾の実施などゲーム分野だけにとどまらず、NFTと親和性が高い分野でのサービスラインナップの拡充を図っている。また、カスタマーディベロップメントのサービスは、暗号資産や金融業界をはじめとした様々な業界に適応可能な顧客対応を行っており、高水準のカスタマーサポートチームを提供するほか、顧客との友好な関係構築を支援している。
2025年10月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比3.5%減(前回予想比13.0%減)の54.09億円、営業利益が同15.1%増(同38.6%減)の1.32億円、経常利益が同1.7%増(同34.4%減)の1.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.06億円(同25.0%増)としている。
<AK>
当第3四半期累計期間における売上高は、ITサービス事業であるCAICAテクノロジーズにおいて、利益率向上を目的とした高単価案件の選別受注を継続的に行っている影響に加え、新規案件の獲得不足や、想定していた大型案件の引き合い獲得に遅れが生じたこと等により、弱含んで推移している。利益面については、売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益は減益となったが、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益の計上により増益となり、中間連結会計期間に引続き当第3四半期累計期間においても各段階利益で黒字となった。
ITサービス事業の売上高は前年同期比8.5%減の38.38億円、営業利益は同12.2%減の4.33億円となった。金融機関向けのシステム開発分野は、銀行向け案件において想定していた大型案件の引き合い獲得に遅れが生じ、来期向けの案件に切り替わったことに加え、証券・保険向け案件において、新規案件の獲得が不足しており弱含んで推移した。非金融向けシステム開発分野は、堅調に推移したものの、旅行業を中心にオンサイト型のプロジェクトが増加傾向にあり、これに対応できる人員確保が課題となっている。フィンテック関連のシステム開発分野は、一部案件の顧客都合による終了があり、想定を下回って推移した。一方、新規ビジネスであるDXソリューションサービスは好調であり、当第3四半期累計期間においても概ね期初の想定どおりに伸長している。2025年7月には、各製品に関する情報を発信するランディングページ(LP)を新たに公開したことに加え、製品を利用中の顧客を対象とした研修サービスを開始する等、販売強化に取り組んでいる。
金融サービス事業の売上高は同77.9%減の0.08億円、営業損失は0.71億円(前年同期は1.32億円の損失)となった。暗号資産の投資・運用においては、市場が上昇トレンドにあり堅調に推移した。カイカフィナンシャルホールディングスが運営する審査制NFT販売所、Zaif INOの売上高は、NFTの販売高に応じた販売手数料を収益源としている。当第3四半期累計期間は、読者と漫画家が共に出版を目指す、NFT漫画プロジェクト第4弾及び第5弾の実施などゲーム分野だけにとどまらず、NFTと親和性が高い分野でのサービスラインナップの拡充を図っている。また、カスタマーディベロップメントのサービスは、暗号資産や金融業界をはじめとした様々な業界に適応可能な顧客対応を行っており、高水準のカスタマーサポートチームを提供するほか、顧客との友好な関係構築を支援している。
2025年10月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比3.5%減(前回予想比13.0%減)の54.09億円、営業利益が同15.1%増(同38.6%減)の1.32億円、経常利益が同1.7%増(同34.4%減)の1.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.06億円(同25.0%増)としている。
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