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GMO-GS Research Memo(3):インターネットセキュリティ分野のグローバルトップ・ブランド企業(2)
配信日時:2025/09/09 16:32
配信元:FISCO
*16:32JST GMO-GS Research Memo(3):インターネットセキュリティ分野のグローバルトップ・ブランド企業(2)
■会社概要
3. 事業内容
GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>は、電子認証・印鑑事業、クラウドインフラ事業、DX事業の3領域を中心に事業を展開している。社会のデジタル化や企業活動のオンラインシフトが加速するなかで、安全性・信頼性を担保する認証サービス、基盤となるクラウドインフラ、そして顧客企業の業務効率化や新たな付加価値創出を支援するDXサービスを一体的に提供している。
(1) 電子認証・印鑑事業
電子認証・印鑑事業では、電子証明書の発行や電子契約に関する各種サービスを提供している。具体的には、情報を安全に送受信可能とするSSLサーバ証明書発行サービス、Webサイトの運営主体の実在性を証明する企業実在性認証サービス、ユーザデバイスを認証するクライアント証明書発行サービスを展開している。さらに、電子文書の真正性を担保する電子署名サービス、従来の紙と印鑑に代わる電子契約サービスを提供しており、これにより企業はコスト削減と業務効率化を実現できる。近年は電子契約の普及が加速しており、同社の成長ドライバーの1つとなっている。主要なサービス及び直近のトピックスは次のとおりである。
インターネット上の身元証明機関「電子認証局」を自社運営しており、有償SSLシェア国内1位、世界第4位のシェアを誇る。国内SSL発行枚数はシェア42.6%に成長しており圧倒的な存在。
立会人型・当事者型すべての署名を提供する電子契約サービスであり、契約送信件数国内1位。
当事者型サインでは一度署名すると同種の文書すべてに適用することが可能であるため、顧客の利便性が高い。立会人型・当事者型ともに提供できるのは電子認証局を自社運営しているから実現できている。国内上場企業の約75%が利用しているほか、電子公印とセキュリティ認証で神奈川県、大阪府など主要自治体も導入済み。
8,000以上のSaasサービスと連携したSSOでID・パスワードを一元管理してログインデバイスを制限。連携アプリ数国内1位。
「奉行クラウド」をはじめとする基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント<4733>と協業しており、顧客獲得への仕組みづくりを推進。
国内外でVMC(企業ロゴ所有証明書)の受注を開始した。メールにロゴを表示させるために必須である「DMARC」設定を、国内では自社、海外ではValimailと連携して提供。
eシール(電子文書発行元証明書)を国産マウスピース矯正ブランド製造数No.1、(株)Oh my teethの矯正サービス電子同意書締結時に採用した。D2C領域におけるユーザー同意管理にeシールを活用した国内初の先進的な取り組みを実施。
【実証実験】PQC(耐量子計算機暗号)対応テスト用電子証明書
現在各国政府が量子コンピューターに巨額投資している。従来なら数千年かかる計算をわずか数分で処理可能で、現在広く利用されているRSAやECCと呼ばれる公開鍵暗号が破られる可能性が高い。そこで、量子コンピューターでも解読が困難な「PQC(耐量子計算機暗号)」を採用したテスト用電子証明書の発行を開始し、官公庁や金融、製造、医療など機密性の高いデータを扱う分野を中心に、将来的なセキュリティ脅威への備えを支援。
【トピックス】
2025年「Fortress Cybersecurity Award」暗号技術部門を受賞
世界的に権威あるサイバーセキュリティ分野の表彰制度。多様化するサイバー脅威からお客さまのシステムとデータを守るソリューションを提供し続けている点が、業界から高く評価。
耐量子暗号ソリューション加速のための戦略的パートナーシップを発表
米国Quantum PKIと戦略的パートナーシップを締結。PQCソリューションの提供をさらに加速。
(2) クラウドインフラ事業
クラウドインフラ事業では、Webサイトの公開や電子メールの利用に不可欠なサーバ群をインターネット経由で提供している。顧客は独自のドメイン名を用いたWebサイト運営や電子メールの送受信を可能とし、スモールビジネスから中堅企業まで幅広い利用ニーズに応えている。高い安定性と拡張性を備えたインフラ基盤は、同社グループの電子認証・DX事業とのシナジーも期待できる。
暗号化・脆弱性診断・データ保護、あらゆるセキュリティ課題に対応した、安全なクラウド・レンタルサーバー。
多様化するクラウド環境に柔軟に対応。AWSのスムーズな導入支援から設計・構築、監視・運用に至るすべてのフェーズで、顧客の要件に沿ったきめ細かいサポートを実施。
国内最安級のパブリッククラウド。初めてのクラウド導入から大規模な案件まで幅広いニーズに応える。
【トピックス】
AWS Summit Japan 2025に出展
ブロンズスポンサーとして出展。会期中に多数のリードを獲得して来期の売上増加に大きく貢献する。
国内企業としては3社目となる「AWS SMBコンピテンシー」認定を取得した。中小企業向けに信頼できるソリューション提供の証明となり、新規顧客獲得の好材料となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中西 哲)
<NH>
3. 事業内容
GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>は、電子認証・印鑑事業、クラウドインフラ事業、DX事業の3領域を中心に事業を展開している。社会のデジタル化や企業活動のオンラインシフトが加速するなかで、安全性・信頼性を担保する認証サービス、基盤となるクラウドインフラ、そして顧客企業の業務効率化や新たな付加価値創出を支援するDXサービスを一体的に提供している。
(1) 電子認証・印鑑事業
電子認証・印鑑事業では、電子証明書の発行や電子契約に関する各種サービスを提供している。具体的には、情報を安全に送受信可能とするSSLサーバ証明書発行サービス、Webサイトの運営主体の実在性を証明する企業実在性認証サービス、ユーザデバイスを認証するクライアント証明書発行サービスを展開している。さらに、電子文書の真正性を担保する電子署名サービス、従来の紙と印鑑に代わる電子契約サービスを提供しており、これにより企業はコスト削減と業務効率化を実現できる。近年は電子契約の普及が加速しており、同社の成長ドライバーの1つとなっている。主要なサービス及び直近のトピックスは次のとおりである。
インターネット上の身元証明機関「電子認証局」を自社運営しており、有償SSLシェア国内1位、世界第4位のシェアを誇る。国内SSL発行枚数はシェア42.6%に成長しており圧倒的な存在。
立会人型・当事者型すべての署名を提供する電子契約サービスであり、契約送信件数国内1位。
当事者型サインでは一度署名すると同種の文書すべてに適用することが可能であるため、顧客の利便性が高い。立会人型・当事者型ともに提供できるのは電子認証局を自社運営しているから実現できている。国内上場企業の約75%が利用しているほか、電子公印とセキュリティ認証で神奈川県、大阪府など主要自治体も導入済み。
8,000以上のSaasサービスと連携したSSOでID・パスワードを一元管理してログインデバイスを制限。連携アプリ数国内1位。
「奉行クラウド」をはじめとする基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント<4733>と協業しており、顧客獲得への仕組みづくりを推進。
国内外でVMC(企業ロゴ所有証明書)の受注を開始した。メールにロゴを表示させるために必須である「DMARC」設定を、国内では自社、海外ではValimailと連携して提供。
eシール(電子文書発行元証明書)を国産マウスピース矯正ブランド製造数No.1、(株)Oh my teethの矯正サービス電子同意書締結時に採用した。D2C領域におけるユーザー同意管理にeシールを活用した国内初の先進的な取り組みを実施。
【実証実験】PQC(耐量子計算機暗号)対応テスト用電子証明書
現在各国政府が量子コンピューターに巨額投資している。従来なら数千年かかる計算をわずか数分で処理可能で、現在広く利用されているRSAやECCと呼ばれる公開鍵暗号が破られる可能性が高い。そこで、量子コンピューターでも解読が困難な「PQC(耐量子計算機暗号)」を採用したテスト用電子証明書の発行を開始し、官公庁や金融、製造、医療など機密性の高いデータを扱う分野を中心に、将来的なセキュリティ脅威への備えを支援。
【トピックス】
2025年「Fortress Cybersecurity Award」暗号技術部門を受賞
世界的に権威あるサイバーセキュリティ分野の表彰制度。多様化するサイバー脅威からお客さまのシステムとデータを守るソリューションを提供し続けている点が、業界から高く評価。
耐量子暗号ソリューション加速のための戦略的パートナーシップを発表
米国Quantum PKIと戦略的パートナーシップを締結。PQCソリューションの提供をさらに加速。
(2) クラウドインフラ事業
クラウドインフラ事業では、Webサイトの公開や電子メールの利用に不可欠なサーバ群をインターネット経由で提供している。顧客は独自のドメイン名を用いたWebサイト運営や電子メールの送受信を可能とし、スモールビジネスから中堅企業まで幅広い利用ニーズに応えている。高い安定性と拡張性を備えたインフラ基盤は、同社グループの電子認証・DX事業とのシナジーも期待できる。
暗号化・脆弱性診断・データ保護、あらゆるセキュリティ課題に対応した、安全なクラウド・レンタルサーバー。
多様化するクラウド環境に柔軟に対応。AWSのスムーズな導入支援から設計・構築、監視・運用に至るすべてのフェーズで、顧客の要件に沿ったきめ細かいサポートを実施。
国内最安級のパブリッククラウド。初めてのクラウド導入から大規模な案件まで幅広いニーズに応える。
【トピックス】
AWS Summit Japan 2025に出展
ブロンズスポンサーとして出展。会期中に多数のリードを獲得して来期の売上増加に大きく貢献する。
国内企業としては3社目となる「AWS SMBコンピテンシー」認定を取得した。中小企業向けに信頼できるソリューション提供の証明となり、新規顧客獲得の好材料となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中西 哲)
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