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インテリックス Research Memo(8):配当性向30%を目安としながらも安定配当を継続する方針

配信日時:2025/09/01 13:08 配信元:FISCO
*13:08JST インテリックス Research Memo(8):配当性向30%を目安としながらも安定配当を継続する方針 ■株主還元策

インテリックス<8940>は配当方針として、従来は連結配当性向30%以上を目安に業績連動型の配当を実施してきたが、2025年5月期より、中長期的に安心して株式を保有してもらえるよう配当性向30%前後を目指しながらも安定した形での配当を行う方針とした。同方針に基づき、2025年5月期の1株当たり配当金は創立30周年記念配当14.0円を加えて前期比27.0円増の46.0円(配当性向22.3%)と大幅増配を実施した。2026年5月期は記念配当が剥落するものの、同額の46.0円(同27.7%)を予定しており、年間配当利回りで約5%の水準※となる。

※ 2025年7月22日終値874円で換算。

また、同社は経営環境の変化に応じて機動的な資本政策を行うため、自己株式の取得についても適宜実施している。直近では2024年1月から4月にかけて取得株数352千株、取得総額199百万円の自己株式取得を実施した。今後の課題は、PBR(株価純資産倍率)で0.5倍水準にとどまっている企業価値の向上が挙げられ、ROEの向上やさらなる収益成長を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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