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個人投資家・有限亭玉介:【国策銘柄に注目】決算通過で強含む強力テーマ株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
配信日時:2025/08/16 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【国策銘柄に注目】決算通過で強含む強力テーマ株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年8月11日10時に執筆
不確実性が高まる昨今、やはり「国策に売りなし」の傾向が強まっているようにも感じます。石破政権の進退や関税交渉の結末がどうなるのかわからないまま、投資家の思惑が市場で交錯しているようですねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
どうもトランプ&防衛関連銘柄という親和性が良いようで、目に見えて好調ですな。防衛関連が直近の決算で業績が急拡大しているかというと特別にそんな事はないのですが、市場期待が高い事もあってか、買いが買いを呼んでいるように見えます。
造船に関しては、造船最大手の今治造船の子会社であるジャパンマリンユナイテッドが政府から特殊船分野の技術協力を打診された、という報道もありました。これから本格的に日米政府協力のもとで造船分野へ注力していくのであれば、造船関連銘柄だけでなく船に必要な材料を作る企業まで隈なくチェックしておきたいところです。
毎年話題になる夏の電力不足も、AIデータセンターが新設されたら更に深刻化するかもしれませんな。ただ、原発再稼働へ向けた真っ当な理由ができたようにも思えます。東日本大震災から10年以上経ちますが、より安全で効率の良い送配電の研究開発も進んでいるのではないでしょうか。そうともなれば、核融合の新技術も待ち遠しいですな。
石破首相は防災庁を新設するつもりなら、データセンターを含むインフラなどの国土強靭化へ向け公共投資を行っても良いと思いますが…もはや政権にその余力は残されていないかもしれません…さて、それでも今回は気になる国策関連銘柄をチェックです。
直近で下値を切り上げている東京電力HD<9501>は、7月31日に燃料デブリの取り出し作業等で新たに特別損失9030億円を計上すると発表しました。これで暴落かと思いきや上昇トレンドが崩れていませんので、もはや怖いもの無しの強気に見えます。データセンターの電力需要の拡大や、柏崎刈羽原発の再稼働を期待した思惑買いが流入しているようです。
同様にラピダスやデータセンターで電力需要が拡大している北海道電力<9509>も泊原発再稼働へ向けた思惑がある模様。大台の1000円を突破した後もPER・PBRは割安水準で、要注視です。
放送用や音響用ケーブルを手掛けるカナレ電気<5819>は、NHK 新放送センター建替工事案件などが業績寄与し予想を上回ったとの事。海外向けも好調で、電設・インフラ関連の思惑から物色される可能性もあるか監視中です。
7月31日の決算と併せて上方修正も発表した平河ヒューテック<5821>は、下値を切り上げて年初来高値を更新しました。車載ケーブルの新規量産品効果が見られ、中長期で上昇トレンドに乗るか監視を強めております。
最後は期待の高い防衛関連として、菱友システムズ<4685>も年初来高値を更新してきましたな。ソフト開発や情報処理が主力の同社は、生成AIの市場拡大や防衛分野で収益機会が拡大している様子。武器や重工業分野だけでなく、今や情報処理やサイバーセキュリティなども立派な防衛関連ですからねぇ。1株を2株とする株式分割も好感されておりますな。防衛関連のなかでも船舶・航空計器大手である東京計器<7721>は、造船関連銘柄として物色されているようです。2年前からおよそ株価は約4倍に拡大している同社は、引き続き注視しております。魚群探知機など船舶用電子機器で世界高シェアを誇る古野電気<6814>も同じく造船関連として要チェックですよ。防衛装備品事業で新たな生産システムの導入も行い、鮮やかな上昇トレンドが中長期で続くか監視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2025年8月11日10時に執筆
不確実性が高まる昨今、やはり「国策に売りなし」の傾向が強まっているようにも感じます。石破政権の進退や関税交渉の結末がどうなるのかわからないまま、投資家の思惑が市場で交錯しているようですねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
どうもトランプ&防衛関連銘柄という親和性が良いようで、目に見えて好調ですな。防衛関連が直近の決算で業績が急拡大しているかというと特別にそんな事はないのですが、市場期待が高い事もあってか、買いが買いを呼んでいるように見えます。
造船に関しては、造船最大手の今治造船の子会社であるジャパンマリンユナイテッドが政府から特殊船分野の技術協力を打診された、という報道もありました。これから本格的に日米政府協力のもとで造船分野へ注力していくのであれば、造船関連銘柄だけでなく船に必要な材料を作る企業まで隈なくチェックしておきたいところです。
毎年話題になる夏の電力不足も、AIデータセンターが新設されたら更に深刻化するかもしれませんな。ただ、原発再稼働へ向けた真っ当な理由ができたようにも思えます。東日本大震災から10年以上経ちますが、より安全で効率の良い送配電の研究開発も進んでいるのではないでしょうか。そうともなれば、核融合の新技術も待ち遠しいですな。
石破首相は防災庁を新設するつもりなら、データセンターを含むインフラなどの国土強靭化へ向け公共投資を行っても良いと思いますが…もはや政権にその余力は残されていないかもしれません…さて、それでも今回は気になる国策関連銘柄をチェックです。
直近で下値を切り上げている東京電力HD<9501>は、7月31日に燃料デブリの取り出し作業等で新たに特別損失9030億円を計上すると発表しました。これで暴落かと思いきや上昇トレンドが崩れていませんので、もはや怖いもの無しの強気に見えます。データセンターの電力需要の拡大や、柏崎刈羽原発の再稼働を期待した思惑買いが流入しているようです。
同様にラピダスやデータセンターで電力需要が拡大している北海道電力<9509>も泊原発再稼働へ向けた思惑がある模様。大台の1000円を突破した後もPER・PBRは割安水準で、要注視です。
放送用や音響用ケーブルを手掛けるカナレ電気<5819>は、NHK 新放送センター建替工事案件などが業績寄与し予想を上回ったとの事。海外向けも好調で、電設・インフラ関連の思惑から物色される可能性もあるか監視中です。
7月31日の決算と併せて上方修正も発表した平河ヒューテック<5821>は、下値を切り上げて年初来高値を更新しました。車載ケーブルの新規量産品効果が見られ、中長期で上昇トレンドに乗るか監視を強めております。
最後は期待の高い防衛関連として、菱友システムズ<4685>も年初来高値を更新してきましたな。ソフト開発や情報処理が主力の同社は、生成AIの市場拡大や防衛分野で収益機会が拡大している様子。武器や重工業分野だけでなく、今や情報処理やサイバーセキュリティなども立派な防衛関連ですからねぇ。1株を2株とする株式分割も好感されておりますな。防衛関連のなかでも船舶・航空計器大手である東京計器<7721>は、造船関連銘柄として物色されているようです。2年前からおよそ株価は約4倍に拡大している同社は、引き続き注視しております。魚群探知機など船舶用電子機器で世界高シェアを誇る古野電気<6814>も同じく造船関連として要チェックですよ。防衛装備品事業で新たな生産システムの導入も行い、鮮やかな上昇トレンドが中長期で続くか監視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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