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CAICAD Research Memo(3):ブロックチェーン技術者集団として、高度な技術とノウハウに強みを有する
配信日時:2025/07/18 12:03
配信元:FISCO
*12:03JST CAICAD Research Memo(3):ブロックチェーン技術者集団として、高度な技術とノウハウに強みを有する
■企業特長
CAICA DIGITAL<2315>は金融業界をはじめ、流通・小売業、情報通信業などでシステムを構築し、高品質なサービスを提供してきた実績を基に、その業務経験を通じて蓄積してきた高度な技術やノウハウに強みを持つ。特に、金融機関向けインターネットバンキングなどの金融戦略支援システム、流通・小売業向けのインターネットを利用した購買調達システムやネットワーク監視システム、情報通信業向けの各種業務パッケージソフトの開発など、システムダウンの許されない大規模かつ高レスポンスが要求される情報処理システムを手掛けてきた。これらのシステムには、高い信頼性と耐障害性、高トランザクション処理とともに、障害発生時の迅速な復旧を保証する機能が要求され、高度なシステム構築技術が必要となる。同社が長い間、この分野で実績を積み上げ、高い受注継続率を維持できているのは、参入障壁の高さと同社の実力を示すものと評価できる。また、暗号資産関連システムやWeb3ビジネスにおいても、高度な技術要素が求められており、同社にとっては大きなアドバンテージとなっている。
・独自のオフショア開発体制
同社は、高い技術力とコストパフォーマンスの優れたサービスを提供するため、海外の現地パートナー企業と連携し、日本と海外で各開発工程における最適な分業体制を実現している。特に、同社のオフショア開発は、高い品質をはじめ、その動員力の高さによって案件ごとに柔軟に最適な体制を提供できるところに特長があり、長年業界から高い評価を受けてきた。
・ブロックチェーン技術者集団を形成
FinTech分野はもちろん、様々な社会インフラでの活用が期待されているブロックチェーン技術については、暗号資産交換所システムやNFT関連サービスの構築など、様々な実績を積み上げるとともに、同社グループ全技術者(約327名)をブロックチェーン技術者に育成中である。
・カイカコイン(CICC)の価値向上
カイカコインとは、同社が発行した暗号資産であり、国内の「Zaif」と海外の暗号資産交換所に上場している。同社はカイカコインを3億CICC(2025年6月11日時点の時価総額は2.7億円)発行しており、そのうち約73%を自社保有している。同社では、これまでカイカコインの価値向上を図ってきた。その一環として、2024年2月9日から初心者向けのウェビナーを実施している。また同年5月7日にはカイカコインのレンディングサービスを再開した。今後も、カイカコインプロジェクトの推進や他社との連携を通じて、サービスの拡充、保有者の拡大、流通の促進に取り組み、NFTやWeb3ビジネスの拡大に利用していく考えである。なお、カイカコインの情報については、専用のポータルサイトに掲載されているホワイトペーパー及びライトペーパーで知ることができる。
■過年度決算の訂正について
同社は、2025年6月9日付けで過年度決算の訂正を公表した。2024年10月期第2四半期で実施した保有する暗号資産の評価の切り下げについて、2023年10月期末での評価の切り下げをすることが適切であると判断し、過年度決算の訂正を行った。本件は、クシム<2345>における保有する暗号資産の評価に関する調査報告書(同年4月4日及び23日公表)、及びそれに基づくクシムの過年度決算の訂正(同年4月28日公表)を受け、同社内での検討及び監査法人との協議等により実施したものである。現在の財務内容や今後の業績に影響を及ぼすものではない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
CAICA DIGITAL<2315>は金融業界をはじめ、流通・小売業、情報通信業などでシステムを構築し、高品質なサービスを提供してきた実績を基に、その業務経験を通じて蓄積してきた高度な技術やノウハウに強みを持つ。特に、金融機関向けインターネットバンキングなどの金融戦略支援システム、流通・小売業向けのインターネットを利用した購買調達システムやネットワーク監視システム、情報通信業向けの各種業務パッケージソフトの開発など、システムダウンの許されない大規模かつ高レスポンスが要求される情報処理システムを手掛けてきた。これらのシステムには、高い信頼性と耐障害性、高トランザクション処理とともに、障害発生時の迅速な復旧を保証する機能が要求され、高度なシステム構築技術が必要となる。同社が長い間、この分野で実績を積み上げ、高い受注継続率を維持できているのは、参入障壁の高さと同社の実力を示すものと評価できる。また、暗号資産関連システムやWeb3ビジネスにおいても、高度な技術要素が求められており、同社にとっては大きなアドバンテージとなっている。
・独自のオフショア開発体制
同社は、高い技術力とコストパフォーマンスの優れたサービスを提供するため、海外の現地パートナー企業と連携し、日本と海外で各開発工程における最適な分業体制を実現している。特に、同社のオフショア開発は、高い品質をはじめ、その動員力の高さによって案件ごとに柔軟に最適な体制を提供できるところに特長があり、長年業界から高い評価を受けてきた。
・ブロックチェーン技術者集団を形成
FinTech分野はもちろん、様々な社会インフラでの活用が期待されているブロックチェーン技術については、暗号資産交換所システムやNFT関連サービスの構築など、様々な実績を積み上げるとともに、同社グループ全技術者(約327名)をブロックチェーン技術者に育成中である。
・カイカコイン(CICC)の価値向上
カイカコインとは、同社が発行した暗号資産であり、国内の「Zaif」と海外の暗号資産交換所に上場している。同社はカイカコインを3億CICC(2025年6月11日時点の時価総額は2.7億円)発行しており、そのうち約73%を自社保有している。同社では、これまでカイカコインの価値向上を図ってきた。その一環として、2024年2月9日から初心者向けのウェビナーを実施している。また同年5月7日にはカイカコインのレンディングサービスを再開した。今後も、カイカコインプロジェクトの推進や他社との連携を通じて、サービスの拡充、保有者の拡大、流通の促進に取り組み、NFTやWeb3ビジネスの拡大に利用していく考えである。なお、カイカコインの情報については、専用のポータルサイトに掲載されているホワイトペーパー及びライトペーパーで知ることができる。
■過年度決算の訂正について
同社は、2025年6月9日付けで過年度決算の訂正を公表した。2024年10月期第2四半期で実施した保有する暗号資産の評価の切り下げについて、2023年10月期末での評価の切り下げをすることが適切であると判断し、過年度決算の訂正を行った。本件は、クシム<2345>における保有する暗号資産の評価に関する調査報告書(同年4月4日及び23日公表)、及びそれに基づくクシムの過年度決算の訂正(同年4月28日公表)を受け、同社内での検討及び監査法人との協議等により実施したものである。現在の財務内容や今後の業績に影響を及ぼすものではない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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