注目トピックス 日本株

新興市場銘柄ダイジェスト:インフォメティスは反落、コンヴァノが急騰

配信日時:2025/07/18 16:24 配信元:FISCO
*16:24JST 新興市場銘柄ダイジェスト:インフォメティスは反落、コンヴァノが急騰 <4419> Finatext  1107  -20
反落。SaaS型デジタル保険システム「Inspire(インスパイア)」が、楽天少額短期保険が「楽天ペイ」アプリ内で提供する各種保険の販売プラットフォームとして導入され、楽天少短が提供を開始した「熱中症のほけん」にて稼働していると発表、買い先行も売りに押されている。同社が20年から提供している「Inspire」は、高度なシステム設計により柔軟性・拡張性の高さと開発効率の向上が可能で、大手損害保険会社や少額短期保険会社を含む13社の保険事業者に導入されている(25年6月末時点)。

<265A> エイチエムコム  911  +150
ストップ高。17日の取引終了後に、守山市が公募した「官民連携プロジェクトサポート事業」において、「衛星データ×FAST-D漏水検知システム」が採択されたことを発表し、好材料視されている。同実証では、守山市内における水道インフラの老朽化対策として、『衛星データ×音響AIによる非破壊・予測型漏水検知モデル』の有効性を検証する。今回の実証により得られた知見をもとに、守山市内のみならず他自治体への横展開を推進し、維持更新コスト抑制と持続可能なインフラ運営モデルの構築を図る。

<9342> スマサポ  1138  +150
ストップ高。株主優待制度の新設を発表、初回基準日を25年9月末日とし、以降は毎年9月末日及び3月末日現在の株主名簿上に記載または記録され、同社株式を3単元(300株)以上保有している株主を対象に、保有株数300株以上600株未満でQUOカード2,000円分(年間4,000円分)、同600株以上で同8,000円分(年間16,000円分)を贈呈する。株主とのエンゲージメントを強化し、投資対象としての魅力向上、出来高及び流動性の活性化につながるものと期待するとしている。

<281A> インフォメティス  1412  -91
反落。東京証券取引所が18日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて、これを嫌気した売りに押されている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。

<6597> HPCシステムズ  1769  -42
反落。理化学研究所の量子誤り訂正研究開発を支援するFPGAクラスタシステムを構築したことを発表している。今回導入したFPGAクラスタは、誤り耐性量子計算機に必要となる量子誤り訂正のハードウェア研究開発に用いられる。高性能なFPGAを多数搭載したFPGAクラスタを用いることにより、従来の限界を打ち破るような成果を達することが可能となる。最先端かつハイエンドのFPGAを導入することにより、従来よりも大きくかつ高い周波数で動作する回路を実装することができるとしている。

<6574> コンヴァノ  9240  +710
急騰。17日の取引終了後に、株式分割を実施することを発表し、好材料視されている。分割の方法は25年8月1日を基準日として、同日における最終の株主名簿に記載または記録された株主が所有する普通株式1株につき10株の割合をもって分割する。株式分割の目的は、投資家がより投資しやすい環境を整えるため、株式分割により投資単位を引き下げ、さらなる株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることとしている。 <ST>

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