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日本BS放送---3Q経常利益増、中長期的な成長の実現のため、重点施策「Value(バリュー)4」を推進
配信日時:2025/07/14 13:34
配信元:FISCO
*13:34JST 日本BS放送---3Q経常利益増、中長期的な成長の実現のため、重点施策「Value(バリュー)4」を推進
日本BS放送<9414>は10日、2025年8月期第3四半期(24年9月-25年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%減の87.47億円、営業利益が同0.8%減の15.44億円、経常利益が同0.4%増の15.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.3%減の10.62億円となった。
同社は、中長期的な成長を実現するため、重点施策「Value(バリュー)4」を掲げ、「コンテンツ価値の向上」、「稼ぐ力の再構築」、「放送周辺事業の強化・発展」、「企業価値向上のための戦略的投資」をテーマに、放送事業に加え、その他の様々な施策に取り組んだ。
放送事業収入は前年同期比3.1%減の76.02億円となった。タイム収入は、競馬中継等の公営競技が好調に推移したほか、ショッピングも堅調となったが、前期放送の大型スポーツ特番の反動減等の影響が大きく、前年同期比減収となった。スポット収入は、日中帯を中心としたドラマコンテンツの編成戦略の強化により回復の兆しは見られたものの、前年同期比減収となった。番組施策では、4月の番組改編にて、本格園芸番組「黒谷友香、お庭つくります」を新たにレギュラー番組として放送開始した。また、BS視聴者層に人気の高いドラマコンテンツの拡充・強化を行い、様々なジャンルのコンテンツを編成した。なかでも、日本初放送の中国ドラマ「テレサ・テン 歌姫を愛した人々」は、話題性の高いコンテンツとして好評となっている。このほか、「ANIME+」枠では、「Summer Pockets」「忍者と殺し屋のふたりぐらし」「日々は過ぎれど飯うまし」等、当第3四半期も、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を約40タイトル放送した。また、4月には、四国最大級のアニメの祭典「高知アニクリ祭2025」に初出展する等、「アニメのBS11」として認知を拡大すべく、放送領域に留まらない多角的な施策も積極的に展開した。
その他事業収入は同6.1%減の11.44億円となった。前年好調だったアニメ製作委員会からの出資配当収入に反動減が見られたが、配信事業では、配信コンテンツのラインアップ強化や会員プランの拡充等により、同社独自のオリジナルオンデマンドサイトBS11+やTVer等を中心とした各配信サイトにおける配信事業収入が好調に推移した。このほか、イベント事業では、今回で5回目の開催となったコンサート「貴公子たちの音楽会vol.5」や、テレサ・テン没後30年の節目に合わせて開催したメモリアルコンサート「テレサ・テン、あなたに逢いたい没後30年メモリアル・チャリティコンサート」等、一層の業容拡大に向け、様々な放送外事業の施策に取り組んだ。
費用面について、原価部門では、4月放送開始の新規レギュラー番組、ドラマコンテンツの購入、イベントや配信コンテンツの強化を図り、積極的にコスト投下を行ったものの、前年のレギュラー番組等にかかる費用の反動減や、2023年4月に実施した同社スタジオ設備更新にかかる減価償却費の負担軽減の影響もあり、費用減となった。また、販管部門では、番組認知拡大に向け、BS視聴者層に親和性の高い新聞広告への出稿を積極的に実施した一方で、宣伝施策全体におけるコスト効率を意識したことにより、広告宣伝費を中心に費用減となった。
2025年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.6%増の123.14億円、営業利益が同3.8%減の20.04億円、経常利益が同3.1%減の20.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.3%減の14.07億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
同社は、中長期的な成長を実現するため、重点施策「Value(バリュー)4」を掲げ、「コンテンツ価値の向上」、「稼ぐ力の再構築」、「放送周辺事業の強化・発展」、「企業価値向上のための戦略的投資」をテーマに、放送事業に加え、その他の様々な施策に取り組んだ。
放送事業収入は前年同期比3.1%減の76.02億円となった。タイム収入は、競馬中継等の公営競技が好調に推移したほか、ショッピングも堅調となったが、前期放送の大型スポーツ特番の反動減等の影響が大きく、前年同期比減収となった。スポット収入は、日中帯を中心としたドラマコンテンツの編成戦略の強化により回復の兆しは見られたものの、前年同期比減収となった。番組施策では、4月の番組改編にて、本格園芸番組「黒谷友香、お庭つくります」を新たにレギュラー番組として放送開始した。また、BS視聴者層に人気の高いドラマコンテンツの拡充・強化を行い、様々なジャンルのコンテンツを編成した。なかでも、日本初放送の中国ドラマ「テレサ・テン 歌姫を愛した人々」は、話題性の高いコンテンツとして好評となっている。このほか、「ANIME+」枠では、「Summer Pockets」「忍者と殺し屋のふたりぐらし」「日々は過ぎれど飯うまし」等、当第3四半期も、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を約40タイトル放送した。また、4月には、四国最大級のアニメの祭典「高知アニクリ祭2025」に初出展する等、「アニメのBS11」として認知を拡大すべく、放送領域に留まらない多角的な施策も積極的に展開した。
その他事業収入は同6.1%減の11.44億円となった。前年好調だったアニメ製作委員会からの出資配当収入に反動減が見られたが、配信事業では、配信コンテンツのラインアップ強化や会員プランの拡充等により、同社独自のオリジナルオンデマンドサイトBS11+やTVer等を中心とした各配信サイトにおける配信事業収入が好調に推移した。このほか、イベント事業では、今回で5回目の開催となったコンサート「貴公子たちの音楽会vol.5」や、テレサ・テン没後30年の節目に合わせて開催したメモリアルコンサート「テレサ・テン、あなたに逢いたい没後30年メモリアル・チャリティコンサート」等、一層の業容拡大に向け、様々な放送外事業の施策に取り組んだ。
費用面について、原価部門では、4月放送開始の新規レギュラー番組、ドラマコンテンツの購入、イベントや配信コンテンツの強化を図り、積極的にコスト投下を行ったものの、前年のレギュラー番組等にかかる費用の反動減や、2023年4月に実施した同社スタジオ設備更新にかかる減価償却費の負担軽減の影響もあり、費用減となった。また、販管部門では、番組認知拡大に向け、BS視聴者層に親和性の高い新聞広告への出稿を積極的に実施した一方で、宣伝施策全体におけるコスト効率を意識したことにより、広告宣伝費を中心に費用減となった。
2025年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.6%増の123.14億円、営業利益が同3.8%減の20.04億円、経常利益が同3.1%減の20.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.3%減の14.07億円とする期初計画を据え置いている。
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