注目トピックス 日本株
前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で4万円突破を見極め~
配信日時:2025/07/10 09:00
配信元:FISCO
*09:00JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で4万円突破を見極め~
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク主導で4万円突破を見極め
■ディスコ、1Q上方修正 営業利益 344億円←238億円
■前場の注目材料:理研計器、多点毒ガス検知器を海外投入、半導体工場向け
■ハイテク主導で4万円突破を見極め
10日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが217ドル高、ナスダックは192ポイント高だった。トランプ米大統領が新たに設定した相互関税の一時停止期間の期限を巡り、「延長は認めない」としていたが柔軟な姿勢も示したため安心感につながった。エヌビディアの上昇が支援材料となり、終日堅調に推移。10年債入札結果や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて長期金利が低下したことも支援材料になった。シカゴ日経225先物は大阪比125円高の39925円。円相場は1ドル=146円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアが最高値を更新するなか、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすいだろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39950円まで上昇する場面もみられたが、4万円の大台接近では上値を抑えられる形だった。
ハイテク主導の展開ながら、先物の上値の重さが意識されるようだと、大台接近では戻り待ち狙いの売りが入りやすいだろう。昨日の日経平均株価は39500円台まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しでボリンジャーバンドの+1σ(39770円)を上回って終えていた。積極的な上値追いは手控えられそうだが、+1σ水準での押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
トランプ関税を巡る報道には引き続き振らされやすいだろうが、新たな期限である8月1日までは売り方も仕掛けにくいと考えられる。来週にもベッセント米財務長官が大阪・関西万博の米国ナショナルデーに合わせて日本を訪問すると報じられており、通商交渉が行われるかを見極めたいところであろう。物色としてはハイテク株主導のなかで、AI関連などへの広がりが期待される。
■ディスコ、1Q上方修正 営業利益 344億円←238億円
ディスコ<6146>は第1四半期業績予想の修正を発表。売上高は750.00億円から899.14億円、営業利益を238.00億円から344.80億円に上方修正した。精密加工装置等の機械製品については売上計上のタイミングを検収時としているが、想定より機械製品の検収が進捗したことで前回予想より売上高、各利益が増加する見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39821.28、+132.47)
・NYダウは上昇(44458.30、+217.54)
・ナスダック総合指数は上昇(20611.34、+192.88)
・SOX指数は上昇(5665.99、+24.78)
・シカゴ日経225先物は上昇(39925、+125)
・VIX指数は低下(15.94、-0.87)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(68.38、+0.05)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・理研計器<7734>多点毒ガス検知器を海外投入、半導体工場向け
・パナソニックHD<6752>オリックスが、業務用映像2事業の買収断念
・カナデビア<7004>社長・桑原道氏、環境事業拡大で収益改善
・住友商事<8053>英にCO2パイプライン、特別目的会社に出資
・トヨタ自<7203>ラリー向け水素エンジン車をフィンランドで初公開
・洋エンジ<6330>インドでメタノール、工場のCO2・水素合成
・サトー<6287>スバルに納入、無線タグで予備品47万点管理
・ニデック<6594>中国のコンプレッサーメーカー買収
・キオクシアHD<285A>ウエハー接合技術競う、NAND型メモリー「第3の発明」
・トレックスセミ<6616>室内でも太陽光充電、日本ガイシとリチウム電池モジュール開発
・KPPGHD<9274>紙流通、M&Aで海外攻勢、製造業向け梱包/店頭広告・施設案内
・阪和興業<8078>廃タイヤ再生材を拡販、タイ社に出資
・四国化成HD<4099>四国化成工業、香川に工場、先端半導体材の生産増強
・レジル<176A>「走る蓄電池」災害時活用、集合住宅に給電
・伊藤忠エネクス<8133>道路工事にバイオ燃料、次世代型を初納入
・武田薬品<4502>取締役R&Dプレジデントのアンドリュー・プランプ氏、研究開発、提携で強化
・富士フイルムHD<4901>間質性肺疾患の診断支援、AI活用、CT画像解析
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、ベトナムで5棟新設、物流倉庫プロ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(予想:前年比+2.9%、5月:+3.2%)
<海外>
・特になし <ST>
■ハイテク主導で4万円突破を見極め
■ディスコ、1Q上方修正 営業利益 344億円←238億円
■前場の注目材料:理研計器、多点毒ガス検知器を海外投入、半導体工場向け
■ハイテク主導で4万円突破を見極め
10日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが217ドル高、ナスダックは192ポイント高だった。トランプ米大統領が新たに設定した相互関税の一時停止期間の期限を巡り、「延長は認めない」としていたが柔軟な姿勢も示したため安心感につながった。エヌビディアの上昇が支援材料となり、終日堅調に推移。10年債入札結果や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて長期金利が低下したことも支援材料になった。シカゴ日経225先物は大阪比125円高の39925円。円相場は1ドル=146円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアが最高値を更新するなか、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすいだろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39950円まで上昇する場面もみられたが、4万円の大台接近では上値を抑えられる形だった。
ハイテク主導の展開ながら、先物の上値の重さが意識されるようだと、大台接近では戻り待ち狙いの売りが入りやすいだろう。昨日の日経平均株価は39500円台まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しでボリンジャーバンドの+1σ(39770円)を上回って終えていた。積極的な上値追いは手控えられそうだが、+1σ水準での押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
トランプ関税を巡る報道には引き続き振らされやすいだろうが、新たな期限である8月1日までは売り方も仕掛けにくいと考えられる。来週にもベッセント米財務長官が大阪・関西万博の米国ナショナルデーに合わせて日本を訪問すると報じられており、通商交渉が行われるかを見極めたいところであろう。物色としてはハイテク株主導のなかで、AI関連などへの広がりが期待される。
■ディスコ、1Q上方修正 営業利益 344億円←238億円
ディスコ<6146>は第1四半期業績予想の修正を発表。売上高は750.00億円から899.14億円、営業利益を238.00億円から344.80億円に上方修正した。精密加工装置等の機械製品については売上計上のタイミングを検収時としているが、想定より機械製品の検収が進捗したことで前回予想より売上高、各利益が増加する見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39821.28、+132.47)
・NYダウは上昇(44458.30、+217.54)
・ナスダック総合指数は上昇(20611.34、+192.88)
・SOX指数は上昇(5665.99、+24.78)
・シカゴ日経225先物は上昇(39925、+125)
・VIX指数は低下(15.94、-0.87)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(68.38、+0.05)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・理研計器<7734>多点毒ガス検知器を海外投入、半導体工場向け
・パナソニックHD<6752>オリックスが、業務用映像2事業の買収断念
・カナデビア<7004>社長・桑原道氏、環境事業拡大で収益改善
・住友商事<8053>英にCO2パイプライン、特別目的会社に出資
・トヨタ自<7203>ラリー向け水素エンジン車をフィンランドで初公開
・洋エンジ<6330>インドでメタノール、工場のCO2・水素合成
・サトー<6287>スバルに納入、無線タグで予備品47万点管理
・ニデック<6594>中国のコンプレッサーメーカー買収
・キオクシアHD<285A>ウエハー接合技術競う、NAND型メモリー「第3の発明」
・トレックスセミ<6616>室内でも太陽光充電、日本ガイシとリチウム電池モジュール開発
・KPPGHD<9274>紙流通、M&Aで海外攻勢、製造業向け梱包/店頭広告・施設案内
・阪和興業<8078>廃タイヤ再生材を拡販、タイ社に出資
・四国化成HD<4099>四国化成工業、香川に工場、先端半導体材の生産増強
・レジル<176A>「走る蓄電池」災害時活用、集合住宅に給電
・伊藤忠エネクス<8133>道路工事にバイオ燃料、次世代型を初納入
・武田薬品<4502>取締役R&Dプレジデントのアンドリュー・プランプ氏、研究開発、提携で強化
・富士フイルムHD<4901>間質性肺疾患の診断支援、AI活用、CT画像解析
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、ベトナムで5棟新設、物流倉庫プロ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(予想:前年比+2.9%、5月:+3.2%)
<海外>
・特になし <ST>
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